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7455 件の新刊
評伝 野上彌生子: 迷路を抜けて森へ
岩橋 邦枝
『評伝 野上彌生子―迷路を抜けて森へ―』は、野上彌生子の生涯と作品を追う本格評伝です。夏目漱石との出会い、夫・野上豊一郎との生活、老年の恋、未完の長編『森』へ至る創作の持続を描く。
木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
増田 俊也
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』は、伝説的柔道家・木村政彦の生涯と、力道山戦をめぐる問いを追う大部のノンフィクション。柔道、プロレス、戦後社会の変化を一人の格闘家の運命に重ねる。
絆のファントムペイン (幻狼ファンタジアノベルス)
叡惟 匡見, 緒方 剛志
『絆のファントムペイン』は、人間を魔獣へ変える悪疫に魂を侵された人々を救うため、「国境なき魂の医師団」が結成されるファンタジー。病と魔獣化という危機を、治療、旅、絆の物語として描く。
消失グラデーション
長沢 樹, 青山 裕企
屋上から落ちた少女が忽然と姿を消す事件をきっかけに、バスケ部員の青年たちが監視された学園の謎へ踏み込む。青春小説の空気と、見えない場所で起きる消失トリックが絡み合うデビュー作。
歌集 鶴かへらず 角川短歌叢書
馬場 あき子
馬場あき子の第二十三歌集。過ぎ去った時代や帰らぬ人、日常の口語的な気配を受け止めながら、底流には暗い抒情と老いの時間へのまなざしが流れる。軽やかな語りと深い哀惜が同居する短歌集である。
Ghost Hero
S. J. Rozan
ニューヨークの私立探偵リディア・チンとビル・スミスが、中国現代美術をめぐる奇妙な噂を追うシリーズ長編。天安門事件の時代に亡くなった画家の新作が現れたという話から、贋作、亡命者の記憶、収集家たちの思惑が交錯する事件へ発展する。
The End of the Wasp Season (Alex Morrow, 2)
Denise Mina
グラスゴー郊外の裕福な家で若い女性が惨殺される一方、破綻した銀行家の自殺が別の家族を崩壊させていく。妊娠中のアレックス・モロー刑事は、階級、家族、金銭の暴力が絡み合う事件を追う。
歌集 エクウス 角川短歌叢書 (角川短歌叢書 かりん叢書 第 251篇)
梅内 美華子
馬を意味する題名を掲げ、生の悲喜を包み込む存在としての馬や身体感覚を軸に、豊かな調べで構成された第五歌集。伝統的な言葉遣いと新しい感覚を行き来しながら、日常の感触と身体ののびやかさを短歌に結晶させている。
機龍警察 自爆条項 (ハヤカワ・ミステリワールド)
月村 了衛
近未来の警視庁特捜部に配備された有人兵器「機龍」と、元傭兵の搭乗員たちをめぐる警察小説。テロ、国際政治、組織内の軋轢を、重厚なリアリズムとロボットSFのスケールで描くシリーズ第2作である。
秘境ブータン (岩波現代文庫)
中尾 佐助
中尾佐助がブータン調査の経験をもとに、自然、農耕、生活文化、人びとの暮らしを描いた紀行・民族植物学的著作。未知の土地への探検記であると同時に、文化と植物の関係を考える本でもある。