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黒牛と妖怪 (新人物文庫 か 1-1)
新人物往来社

黒牛と妖怪 (新人物文庫 か 1-1)

風野 真知雄

明治初期を背景に、妖怪と恐れられた鳥居耀蔵ら歴史上の人物を題材にした時代小説集。時代の転換点に取り残された者たちの意地と滑稽さを、軽快な語りで描く。

弩
小学館

下川 博

下川博の歴史小説。日本では武士が好まなかった弩という武器を手にした百姓たちを軸に、因幡の地で起こる戦いと共同体の運命を描く。名のある武将ではなく、土に生きる人びとの視点から戦乱を捉える。

梅一夜,冬ほたる
ぜんにちパブリッシング

梅一夜,冬ほたる

平野 洋子

湯河原を舞台に、旅館の女将がパニック障害とうつ病に苦しみながら、夫や周囲の支えを受けて回復へ向かう姿を描く。土地の風景と療養の日々が重なり、病を抱えて生きる人の切実さが静かに立ち上がる。

新鹿
思潮社

新鹿

河津 聖恵

紀州・熊野の土地と人との交感から生まれた詩集。痛みと生命感を重ね、風景の固有名が内面の震えと結びついていく。

水ぢから: 歌集 (コスモス叢書 第889篇)
本阿弥書店

水ぢから: 歌集 (コスモス叢書 第889篇)

米田靖子

『水ぢから』は、米田靖子の歌集です。水の手触りや流れを感覚の核に置き、日常の細部、身体感覚、時間のうつろいを短歌のかたちでとらえます。

孤闘: 立花宗茂
中央公論新社

孤闘: 立花宗茂

上田 秀人

上田秀人の歴史小説。大友家の武将として島津と戦い、豊臣政権下の朝鮮出兵、関ヶ原後の改易を経てなお名を残した立花宗茂の生涯を描く。武勇と義を貫く姿だけでなく、政治の荒波のなかで揺れる人間としての懊悩に焦点を当てる。

龍神の雨
新潮社

龍神の雨

道尾 秀介

二組のきょうだいを中心に、雨の中で起きる事件と罪の連鎖を描くミステリ。家族への思いと疑念が、悲劇へ向かって絡み合う。