日本の文学賞

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7455 件の新刊

蝶番
新潮社

蝶番

中島 桃果子

失踪した長女の輪郭を、残された姉妹たちが記憶の断片から探っていく長編小説。東京と関西、家族と夢の距離を、甘く不穏な言葉で描く。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
KADOKAWA

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

森見 登美彦

京都の夜を歩く黒髪の乙女と、彼女を追いかける先輩を中心に、酒場、古本市、学園祭が幻想的に連なる青春恋愛小説。珍妙な人物たちとの出会いが、恋と偶然の祝祭を鮮やかに広げる。

天明童女
文房夢類

天明童女

河合 泰子

タクシードライバーの亜夕子は、希望も恋人もほしくない、風のような39歳。 武州麻生のダルマ市の夜、とつぜん臨月近い妊娠に「感染」、最愛の娘を授かるが、大飢饉の天明時代にタイムスリップ、赤ちゃんと引き裂かれる。 現世の記憶を封印された亜夕子は、前世の自分、お鮎として恋に落ち、別れと死の運命のスパイラルに巻きこまれてゆく。 ベビーシッターに虐待される赤ちゃんを助けるのは誰。ダルマ市で出会った謎の婆。生まれ変わりの不思議、デジャヴュ、夢が見せる世界。幼子の持つ記憶。 偶然ではない、これは必然。虚構ではない、これは真実。 時を超えて、見失った愛と魂を探し求める感動の物語。

政治の美学: 権力と表象
東京大学出版会

政治の美学: 権力と表象

田中 純

『政治の美学:権力と表象』は、田中純による評論・研究作品。思想と知の探究を軸に、言葉と社会を重ねながら、受賞作としての個性を示している。

怪のはなし
集英社

怪のはなし

加門 七海

外界から隔てられた島を舞台に、少女と少年の運命、共同体の掟、幻想的な神話性が絡み合う長編。水と魚のイメージをまといながら、愛と暴力、自由への希求を描く。

呪眼連鎖
宝島社

呪眼連鎖

桂修司

北の刑務所で起きた連続怪死事件をきっかけに、現代と明治期の北海道開拓史が重なり合い、呪いの輪が広がっていく。伝奇ホラーとして読み応えのある作品。

はてなし山脈
編集工房ノア

はてなし山脈

竹中正

『日暮れての道』は、竹中正による小説で、関西文學新人賞の受賞作として位置づけられる。受賞時の評価を軸に、個人の感覚や時代の空気を作品の形式に引き寄せて読ませる一作である。