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幻詩狩り (創元SF文庫)
東京創元社

幻詩狩り (創元SF文庫)

川又 千秋

戦後パリのシュルレアリスムを背景に、読む者の精神を侵す謎の詩をめぐって展開する言語SF。詩と言葉の力が現実を揺さぶり、人間の意識を異界へ引き込んでいく。

遭難、
講談社

遭難、

本谷 有希子

学校を舞台に、追い詰められていく人間関係と、集団の中で生まれる攻撃性を鋭く描いた戯曲です。会話のずれと緊張が積み重なり、日常の場が不穏な状況へ変わっていきます。

ミノタウロス
講談社

ミノタウロス

佐藤 亜紀

ロシア革命期を思わせる混乱の中で、暴力と欲望に巻き込まれる青年たちを描く小説。神話的な題名の奥に、理性を失った時代の暗さが広がる。

女優二代 鈴木光枝と佐々木愛
集英社

女優二代 鈴木光枝と佐々木愛

大笹 吉雄

鈴木光枝と佐々木愛という二人の女優を通して、近現代演劇の歩みと舞台に生きる人々の時間を描く評伝です。母娘二代の仕事が、日本の演劇史の流れと重ねて語られます。

記憶する水
思潮社

記憶する水

新川 和江

「記憶する水」は、言葉の響きと余白を通して、身体感覚、記憶、時間の揺らぎを掘り下げる詩歌作品。日常の断片が、内面の深い動きへと結びつく。

ジャン=ジャックの自意識の場合
徳間書店

ジャン=ジャックの自意識の場合

樺山 三英

一九六八年の日本を舞台に、ルソーの魂が青年医師に宿るという奇想から、孤児院で理想の子どもを作ろうとする実験を描く幻想SF。思想、教育、肉体、宗教的イメージが混ざり合い、救済への願望が暴力的な支配へ変質していく。