日本の文学賞

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7455 件の新刊

最愛の
集英社

最愛の

上田 岳弘

手紙で結ばれた久島と望未の関係を軸に、愛が遠ざかるほど言葉が生まれていく過程を描く恋愛小説。

青蟬
砂子屋書房

青蟬

吉川 宏志

『青蝉』は、吉川宏志による作品。contemporary-tanka-poets-association-awardの受賞作として知られ、作者の関心や表現の特徴を示す一作である。

前川佐美雄歌集
書肆侃侃房

前川佐美雄歌集

前川佐美雄, 三枝昻之

前川佐美雄の晩年に近い歌境を示す歌集。老いの感覚を人生的な嘆きへ寄せすぎず、自然、時間、身体の変化を澄んだ調子で受け止める。

波あとが白く輝いている
講談社

波あとが白く輝いている

蒼沼 洋人

東日本大震災で母と祖母を失った小学6年生の三船七海が、母が大切にしていた海光祭を復活させようとする物語。失われた時間と家族の記憶を、学校と地域の営みのなかでつなぎ直していく。

トゥルー・クライム・ストーリー (新潮文庫 ノ 1-4)
新潮社

トゥルー・クライム・ストーリー (新潮文庫 ノ 1-4)

ジョセフ・ノックス, 池田真紀子

マンチェスター大学の学生ゾーイ・ノーランが失踪してから6年後、作家イヴリン・ミッチェルは事件関係者への取材を重ね、犯罪実録の執筆を始める。だが、拉致犯を示す証拠を得た直後に彼女も命を落とし、作家ジョセフ・ノックスが遺稿を引き継ぐ。証言、手紙、メールが交錯するなかで、被害者、関係者、そして語り手自身への疑いが深まるサスペンス・ノワール。

南海トラフ地震の真実
東京新聞

南海トラフ地震の真実

小沢慧一

『南海トラフ地震の真実』は、政府が公表する南海トラフ地震の発生確率がどのような根拠と手続きで形づくられたのかを追う調査報道である。非公開の議事録や計算の前提となった史料をたどり、地震学、行政、防災政策の間にある緊張関係を検証する。

恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ
講談社

恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ

川上 弘美

幼少期をカリフォルニアで過ごした小説家の朝見は、離婚や手術を経たアン、作詞家のカズと、半世紀ほどの時を越えて東京で再会する。三人が酒席や会話を重ねるうちに、記憶、老い、恋とも友情とも名づけきれない感情がゆるやかに交わり、人生の時間が静かに照らし返されていく。

処刑台広場の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
早川書房

処刑台広場の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

マーティン・エドワーズ, 加賀山 卓朗

1930年のロンドン。名探偵レイチェル・サヴァナクには黒い噂がつきまとっていた。彼女の秘密を暴こうとする新聞記者ジェイコブは、密室での奇妙な自殺やショー上演中の焼死など、不可解な事件に巻き込まれる。一連の事件の真犯人はレイチェルなのか。真実はすべて処刑台広場に収束していく。

Uncovered Therapy
思潮社

Uncovered Therapy

尾久守侑

記憶や喪失、距離の感覚をたどりながら、現代の不安定な心身に触れる詩集。見当識を失うような感覚の中で、治療とまなざしの関係を問い直す。

ぢべたくちべた
思潮社

ぢべたくちべた

松岡政則

松岡政則の詩集。異国の市場、食べもの、旅の風景、道ばたの祠などをめぐりながら、地べたに近い場所から人の暮らしと言葉の運動を見つめる。耳に残る口語と自在な表記で、身体感覚と社会へのまなざしを交差させる。