日本の文学賞

受賞作品新刊

受賞作品の新書情報を確認できます

クリア

7455 件の新刊

ルドルフ・カイヨワの憂鬱
徳間書店

ルドルフ・カイヨワの憂鬱

北國 浩二

遊びと神話、知の迷宮を思わせる題名のもと、現実の輪郭が揺らぐ感覚を追うSF作品。理屈と幻想が交差する場面を重ねながら、世界を理解しようとする人間の不安を浮かび上がらせる。

ルパンの消息
光文社

ルパンの消息

横山 秀夫

十五年前の女子高生転落死、時効目前の殺人予告、かつての同級生たちの記憶が絡み合う長編ミステリー。過去の出来事が現在の捜査を揺さぶる。

風味絶佳
文藝春秋

風味絶佳

山田 詠美

鳶職、ごみ収集、ガソリンスタンド、引っ越し、汚水槽清掃、火葬場など、働く人びとの恋と人生を描く短編集。甘さと苦さが混じる六つの物語が、日常の仕事と感情の機微を鮮やかに結びつける。

ぎぶそん (teens’ best selections 7)
ポプラ社

ぎぶそん (teens’ best selections 7)

伊藤 たかみ

中学生たちがロックバンドを組み、文化祭を目指してぶつかり合いながら少しずつ仲間になっていく青春小説。関西弁の会話と日常の不器用さが、音楽への憧れと成長の時間をみずみずしく描いています。

鎌鼬
青幻舎

鎌鼬

細江 英公

『鎌鼬』は、細江英公が舞踏家・土方巽を秋田の農村などで撮影した写真集である。土方の身体、東北の風土、写真家自身の記憶が交錯し、戦後写真の主観的で物語性の強い表現を代表する作品となった。

Spin
Tor Books

Spin

Robert Charles Wilson

地球が正体不明の膜に包まれ、外宇宙では数十億年が流れ始めるという壮大なSF。幼なじみたちの人生を軸に、宇宙規模の異変と人間の時間感覚、信仰、愛情を結びつける。

千々にくだけて
講談社

千々にくだけて

リービ・英雄

同時多発テロ直後、アメリカへ向かう途中でカナダに足止めされた日本語作家の体験を、小説として結晶させた作品。国境の閉鎖、砕けた世界像、複数言語の感覚が重なる。

花まんま
文藝春秋

花まんま

朱川 湊人

『花まんま』は、昭和の下町を思わせる風景を背景に、家族、記憶、少し不思議な出来事を描く短編集です。表題作を含む物語群は、懐かしさと怪しさを同居させながら、人の心に残る喪失や優しさを浮かび上がらせます。