受賞作品新刊
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7455 件の新刊
春泥,三の酉 (講談社文芸文庫 くG 1)
久保田 万太郎
『三の酉』は、久保田万太郎が劇作家としての感覚を生かし、東京下町の風趣と人々の心情を描いた小説です。移りゆく町の空気、芸能の世界に生きる人々の哀歓、日常の奥にある寂しさを、情緒をたたえた筆致で浮かび上がらせます。
綺羅の柩: 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス シI- 11)
篠田 真由美
作家アリスと火村英生がマレー半島を走る鉄道の旅で事件に出会う本格ミステリ。旅情、密室的な列車空間、論理的な推理が結びつき、異国の風景の中で謎が組み上がる。
The Mount: A Novel
Carol Emshwiller
人間が異星種族に乗用動物のように支配される未来を描くサイエンス・ファンタジー。少年チャーリーと彼を所有する若い異星人の関係を通じ、隷属、愛着、自由への欲望を問い直す。
シートン―子どもに愛されたナチュラリスト (福音館の単行本)
今泉 吉晴
動物記で知られるアーネスト・トンプソン・シートンの生涯を、博物学者としての実像から描く伝記。動物への観察眼、自然保護への関心、子どもたちに物語を届けた姿を、豊富な図版とともにたどる。
オタマジャクシのうんどうかい (どうわがいっぱい 50)
阿部 夏丸, 村上 康成
しっぽが短く速く泳げないタマと、仲間たちの思いやりを描く幼年童話。助けたい気持ちと本人の願いが交差し、相手を思うことの難しさと温かさを伝える。
北日本文学賞入賞作品集II
井上 靖, 宮本 輝
『橋の上の少年』は、菅野雪虫による作品で、北日本文学賞入賞作品集 2に収録されている。北日本文学賞の2001年回で受賞に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。
愛、ゴマフアザラ詩: 詩集
佐相 憲一
『愛、ゴマフアザラ詩』は、佐相憲一の詩集。日常の感覚や生命へのまなざしを、柔らかな題名とは対照的に切実な言葉で編み上げる作品で、小熊秀雄賞を受けた。
掌(て)の上の小さい国
木津川 昭夫
メルヘンとユーモアを帯びた想像力で、危機の時代における人間の原罪や非在の形を見つめる詩集。小さな国という比喩が、手のひらほどの親密さと世界全体への問いを結びつける。
四時抄: 句集 (花神俳人選)
山上 樹実雄
『四時抄』は、山上樹実雄の第五句集。水原秋櫻子・山口草堂の流れを受ける清冽な叙情を保ちながら、四季の移ろいと老いの時間を、軽みと陰影のある俳句として結晶させている。