受賞作品新刊
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7455 件の新刊
蟹の町 (講談社文庫 う 31-1)
内海 隆一郎
処女作「雪洞にて」は山岳カメラマンが朝の光で樹氷を撮ろうと雪の斜面に掘った穴に潜む短い時間の心理と回想を、瑞々しく綴った秀作。『蟹の町』は詩性にあふれた筆致が不思議な町を浮かび上がらせる快作。他の2篇も、いま暖かい人々の情景を描かせれば日本一と注目を集める作家の、みごとな出発点小説。
Berlin Noir: The First Three Bernie Gunther Novels
Philip Kerr
ナチス台頭期のベルリンを舞台にしたベルンハルト・グンターものの犯罪小説。政治的暴力と都市の退廃を、硬派な探偵小説の語りで描く。
田村俊子 (講談社文芸文庫 せA 1)
瀬戸内 晴美
明治から昭和にかけて自分の信念と愛を貫いた作家・田村俊子の生涯をたどる評伝。瀬戸内晴美は関係者への聞き取りと足跡の追跡を通じて、忘れられかけていた女性作家の激しい生と文学を掘り起こす。
破軍の星 (集英社文庫)
北方 謙三
『上段の突きを食らう猪獅子』は、夢枕獏の「餓狼伝」系譜に連なる格闘小説です。強さを求める男たちの肉体と執念を、勝敗だけでなく生き方そのものの問いとして描きます。
うさぎ色の季節 (心にのこる文学 12)
緒島 英二
『うさぎ色の季節』は緒島英二による児童文学の作品で、野間児童文芸新人賞の受賞作です。賞の対象領域に沿って、物語、人物、社会や歴史へのまなざしを読む作品として位置づけられます。
コヨーテは待つ (ミステリアス・プレス文庫 68)
トニイ ヒラーマン, Tony Hillerman, 大庭 忠男
『コヨーテは待つ』は、トニイ・ヒラーマンのナバホ警察小説。警官殺しの事件を起点に、ジム・チーとジョー・リープホーンが、土地の記憶、伝承、個人の罪をたどる。