日本の文学賞

受賞作品一覧

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クリア

16344 件の受賞作品

袋小路の男

絲山秋子 いとやま あきこ
カテゴリー
純文学
受賞対象
プロ
選考方式
公募

逃げ場のない関係や感情の停滞を、乾いたユーモアと鋭い観察で描く短編小説。人と人の距離が近づききらないまま続く時間が印象を残す。

主題 受賞作記憶人間関係

鉄塔家族

佐伯一麦 さえき いちむぎ
文学賞: 大佛次郎賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
公募・推薦

東北の地方都市で、鉄塔のある風景のそばに暮らす人々の日常と過去の影を細やかに描く長編小説。

主題 家族地方都市記憶
548ページ

クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国

若桑みどり わかくわ みどり
文学賞: 大佛次郎賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
公募・推薦

天正少年使節を軸に、桃山期日本とヨーロッパ世界の出会いを読み解く大部の歴史評論。

主題 天正少年使節キリシタン史世界史
504ページ

愛する源氏物語

俵万智 たわら まち
文学賞: 紫式部文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
公募

俵万智が『源氏物語』を現代の読者へ引き寄せるエッセイ。古典の恋、権力、孤独、ことばの魅力を、歌人ならではの感度で読み解き、千年前の物語を身近な感情の物語として開いていく。

主題 源氏物語古典恋愛エッセイ
285ページ

メロウ1983

田口賢司 たぐち けんじ
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

『メロウ1983』は、単行本化時に『メロウ』と改題された田口賢司の小説です。断章的な語り、ポップカルチャーの記憶、成就しない愛の感触が混ざり、甘さと残酷さを同時に響かせます。

主題 ポップ文学断章1980年代の記憶愛と喪失
170ページ

静かな大地

池澤夏樹 いけざわ なつき
文学賞: 親鸞賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ

明治期の北海道を背景に、開拓とアイヌ民族の歴史、土地に生きる人々の記憶を重ねる長編小説。個人の暮らしと大きな歴史の変化を静かな筆致で結び、近代化の陰影を描く。

主題 北海道アイヌ民族開拓記憶
688ページ

博士の愛した数式

小川洋子 おがわ ようこ
文学賞: 本屋大賞
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
公募

記憶が短時間しか保てない数学者と、家政婦、その息子が静かな絆を結んでいく物語。数式の美しさと人を思う気持ちが響き合い、喪失を抱えながらも温かな時間が描かれる。

主題 数学記憶家族やさしさ
256ページ

シンセミア

阿部和重 あべ かずしげ
文学賞: 伊藤整文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

山形の町を舞台に、戦後史、犯罪、性、宗教、地域共同体の歪みが巨大な物語として噴き上がる長編。複数の出来事が同時多発的に絡み、地方都市の闇を描き出す。

主題 現代小説地方都市戦後史共同体
400ページ

補陀落

川村湊 かわむら みなと
文学賞: 伊藤整文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

補陀落渡海と観音信仰を手がかりに、東アジアの宗教文化を旅する評論。死と救済、女性性、シャーマニズム、キリスト教との交差をたどる。

主題 評論観音信仰補陀落渡海宗教文化
222ページ

雪沼とその周辺

堀江敏幸 ほりえ としゆき
カテゴリー
純文学
受賞対象
プロ

雪沼という架空の町をめぐる連作短編集。土地に残る記憶、静かな生活、人物同士の距離を端正な文章で描く。

主題 受賞作記憶人間関係

介護入門

文学賞: 芥川龍之介賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
非公募

寝たきりの祖母を介護する若者の語りを、饒舌でリズムの強い文体で押し出した小説。介護、家族、閉塞した生活を、荒々しいユーモアと切迫感で描く。

主題 介護家族若者の閉塞饒舌な文体
169ページ

遮光

中村文則 なかむら ふみのり
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

中村文則の『遮光』は、恋人を失った男の語りを通して、喪失、虚無、自己欺瞞を描く小説。暗い心理の奥へ潜り込み、愛の記憶が執着と破滅へ変わっていく過程を鋭く見つめる。

主題 喪失虚無恋愛心理
232ページ

ぐるぐるまわるすべり台

中村航 なかむら わたる
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

中村航の『ぐるぐるまわるすべり台』は、若者たちの不器用な関係と日常の揺れを描く小説。大きな事件ではなく、会話や距離感の中にある心の動きをすくい、青春の停滞と前進を軽やかに描く。

主題 青春日常恋愛不器用さ
185ページ

おはなしの日

安達千夏 あだち ちなつ
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

少女時代の記憶と現在の介護の現場を行き来しながら、家族や家への期待と痛みを描く作品集。静かな筆致で、孤独と再生の感覚を残す。

主題 記憶家族介護
240ページ

プラネタリウムのふたご

いしいしんじ いしい しんじ
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

プラネタリウムで育つ双子をめぐる、幻想性と哀しみを帯びた長篇小説。星と見世物の世界を背景に、嘘、家族、孤独が童話のような手触りで語られる。

主題 双子プラネタリウム幻想小説
452ページ

白バラ四姉妹殺人事件

鹿島田真希 かしまだ まき
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

四姉妹をめぐる不穏な題名のもと、家族、欲望、虚構の境界を揺さぶる小説。鹿島田真希らしい観念性と物語の強度が並び立つ。

主題 家族姉妹虚構
152ページ

ロリヰタ。

嶽本野ばら たけもと のばら
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

携帯メールを取り入れた形式で、禁じられた恋と自己演出の痛みを描く小説。甘美な装いの奥に、社会からの視線と孤独が鋭く差し込む。

主題 ロリータ文化恋愛自己演出
232ページ

ららら科學の子

矢作俊彦 やはぎ としひこ
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

中国から帰国した男の眼差しを通して、戦後日本の記憶と現在のずれを描く長篇小説。乾いた文体と時間の重なりが、個人史と社会史を結びつける。

主題 戦後日本帰還個人史
480ページ

静かな雨

宮下奈都 みやした なつ
文学賞: 文學界新人賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

大学で考古学を学ぶ行助は、駅近くでたいやき店を営むこよみと出会い、少しずつ親しくなっていく。新しい記憶を留められなくなったこよみとの関係を通して、忘却のなかでなお育つ愛と、日々を引き受けることが描かれる。

主題 記憶恋愛忘却ケア日常
112ページ

介護入門

モブ・ノリオ もぶ のりお
文学賞: 文學界新人賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

無職の〈俺〉は、寝たきりの祖母を自宅で介護しながら、家族やヘルパーとの軋轢に苛立ち、自らの居場所を問い続ける。大麻と饒舌な語りを通して、道徳だけでは捉えきれない介護、家族、孤独の現実を描く。

主題 家族介護孤独自己の居場所家族関係社会への違和感
112ページ

狐寝入夢虜

十文字実香 じゅうもんじ みか
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

『狐寝入夢虜』は、十文字実香による群像新人文学賞の当選作として公式の受賞作一覧に記録されている作品です。

主題 日本語文学文学賞受賞作

変な気持

中井秀明 なかい ひであき
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

『変な気持』は、中井秀明による群像新人文学賞の優秀作として公式の受賞作一覧に記録されている作品です。

主題 日本語文学文学賞受賞作

サージウスの死神

佐藤憲胤 さとう のりたね
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

『サージウスの死神』は、佐藤憲胤による群像新人文学賞の優秀作として公式の受賞作一覧に記録されている作品です。

主題 日本語文学文学賞受賞作

汽車に乗る中野重治

和田茂俊 わだ しげとし
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

『汽車に乗る中野重治』は、和田茂俊による群像新人文学賞の受賞として公式の受賞作一覧に記録されている作品です。

主題 日本語文学文学賞受賞作

野ブタ。をプロデュース

白岩玄 しらいわ げん
文学賞: 文藝賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

高校二年生の桐谷修二は、周囲に合わせて自分を演じながら教室の人気者として暮らしている。いじめられている転校生・小谷信太を人気者に変えようとする計画を通じて、学校という場の人間関係と、演じる自分の危うさが浮かび上がる青春小説。

主題 学校生活いじめ自己演出人間関係
192ページ

人のセックスを笑うな

山崎ナオコーラ やまざき なおこーら
文学賞: 文藝賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

美術専門学校に通う19歳の〈オレ〉は、39歳の講師ユリと出会い、恋人とも言い切れない関係に引き込まれていく。年齢も生活も異なる相手を好きになる感情を、軽やかで切実な語り口で描く恋愛小説。

主題 年齢差のある恋愛若さと成熟親密さと距離ジェンダー規範
128ページ

指の音楽

志賀泉 しが いずみ
文学賞: 太宰治賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

美術大学の学生である主人公は、廃線となった故郷の鉄道を題材に課題作品を制作する。幼い日に轢死した少女の記憶、写真や茶会、そして人差し指の先を失った「らいな」との出会いが交錯するなかで、過去に隠された出来事が浮かび上がる。

主題 記憶故郷美術大学身体写真過去
208ページ

真空が流れる

佐藤弘 さとう ひろし
文学賞: 新潮新人賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

友人から頼まれ、その自殺の一部始終をデジタルビデオで撮影した主人公は、映像を編集する。自殺をめぐる報道と映像の存在が周囲へ広がるなか、主人公は亡き友人の両親へ映像を届けるべきか悩む。

主題 自殺映像記録友人関係生と死メディア

打棒日和

相川英輔 あいかわ えいすけ
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

野球をめぐる身体感覚と地方の日常を結び、勝敗だけでは測れない若者の時間を描く小説。軽やかな語りの奥に、チームや家族との距離がにじむ。

主題 野球青春地方文学

白の咆哮

朝倉祐弥 あさくら ゆうや
文学賞: すばる文学賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

北陸の「土踊り」と九州山間部の「入植者」という二つの集団の興亡を、圧倒的なスケールで描く。第28回すばる文学賞受賞作。

主題 共同体熱狂土地対立若者
160ページ