日本の文学賞

受賞作品一覧

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16344 件の受賞作品

書物について

清水徹 しみず とおる
文学賞: 読売文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ

書物の物質性と精神性をめぐり、読むこと、所有すること、文化として伝えることを考察する評論。形而下と形而上を行き来しながら、本の存在を問い直す。

主題 評論書物読書文化物質性
400ページ

幽明偶輪歌

天沢退二郎 あまさわ たいじろう
文学賞: 読売文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ

生と死、明るさと暗さが対になって回転するような詩的世界を構築する詩集。幻想性と思想性が交わり、言葉の奥に異界の気配を残す。

主題 詩生死幻想異界思想
136ページ

すばらしい新世界

池澤夏樹 いけざわ なつき
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

『すばらしい新世界』は、旅、科学、文明論を往復しながら、二十一世紀を前にした世界の変化を見つめる池澤夏樹の作品です。好奇心と批評性が同居し、未知の土地や技術を通して、人間がどのような未来を選ぶのかを問いかけます。

主題 文明論旅科学技術未来への問い
723ページ

小林秀雄のこと

二宮正之 にのみや まさゆき
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

『小林秀雄のこと』は、小林秀雄という批評家の存在を、思想史上の対象としてだけでなく、言葉と生の問題として捉え直す評論です。身近に接した記憶や作品読解を通して、批評の姿勢そのものを問い直します。

主題 小林秀雄批評記憶言葉と生
370ページ

江戸百夢

田中優子 たなか ゆうこ
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

『江戸百夢』は、江戸の暮らし、身体感覚、都市文化を百の夢のような断面から照らす田中優子の江戸論です。過去を固定した知識としてではなく、現代にも響く想像力の場として開いてみせます。

主題 江戸文化都市論生活史想像力
167ページ

風の生涯

辻井喬 つじい きょう
カテゴリー
芸術総合・メディア芸術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

『風の生涯』は、辻井喬が歴史と人物の内面を重ねながら、一人の生の軌跡を大きな時代の流れの中に描く長編です。政治、文化、個人の志が交錯し、風に押されるように変転する人生が静かな重みをもって語られます。

主題 評伝的長編時代と個人政治と文化生の軌跡
382ページ

センセイの鞄

川上弘美 かわかみ ひろみ
文学賞: 谷崎潤一郎賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

居酒屋で再会した元教師と教え子が、季節の食べ物や小さな会話を重ねながら静かに距離を縮めていく恋愛小説。淡いユーモアと孤独の感触が、成熟した親密さをやわらかく描き出す。

主題 恋愛食季節孤独日常
277ページ

蕭々館日録

久世光彦 くせ みつひこ
文学賞: 泉鏡花文学賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
プロ
選考方式
公募

芥川龍之介、菊池寛、小島政二郎を思わせる作家たちをモデルに、大正期の文壇と青春の終わりを日録の形式でたどる長篇。華やぎと翳りが同居する時代の空気を、久世光彦らしい哀惜と美意識で描く。

主題 大正文壇青春の終わり作家の肖像追憶
379ページ

幽界森娘異聞

笙野頼子 しょうの よりこ
文学賞: 泉鏡花文学賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
プロ
選考方式
公募

森茉莉を「森娘」として活字の森に呼び出し、語り手の作家がそのイメージに翻弄されながら向き合う幻想的な小説。文学上の死者との遭遇を、猫、森、言葉の迷宮を通じて変奏する。

主題 森茉莉幻想文学作家と死者猫言葉の迷宮
267ページ

武蔵丸

車谷長吉 くるまたに ちょうきち
カテゴリー
純文学
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『武蔵丸』は、車谷長吉による著作で、川端康成文学賞の受賞作として位置づけられる。受賞時の評価を軸に、個人の感覚や時代の空気を作品の形式に引き寄せて読ませる一作である。

主題 著作受賞作現代日本文学
268ページ

遠い崖 アーネスト・サトウ日記抄

萩原延壽 はぎわら のぶひさ
文学賞: 大佛次郎賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
公募・推薦

『遠い崖 アーネスト・サトウ日記抄』は、萩原 延壽による歴史ノンフィクション。英国外交官アーネスト・サトウの日記を軸に、幕末維新の政治と外交を長大な時間軸で追うシリーズ。

主題 歴史記録個人の生
277ページ

笑いオオカミ

津島佑子 つしま ゆうこ
文学賞: 大佛次郎賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
公募・推薦

『笑いオオカミ』は、津島佑子による小説。喪失と家族の記憶をたどりながら、戦後を生きる人びとの孤独と連帯を描く長編。

主題 記憶社会人間関係
388ページ

釋迢空ノート

富岡多惠子 とみおか たえこ
文学賞: 紫式部文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『釋迢空ノート』は、富岡多惠子による作品。紫式部文学賞の2001年回で受賞に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

主題 文学賞人間物語
345ページ

評伝黒澤明

堀川弘通 ほりかわ ひろみち
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

黒澤明の助監督として現場を共にした堀川弘通が、青年期から世界的監督となるまでの歩みを、映画製作の記憶と同時代の空気の中で描く評伝。作品論だけでなく、戦時下の撮影、東宝争議、スタッフとの関係を通して、巨匠の人間像に迫る。

主題 映画史評伝師弟関係戦後日本映画
353ページ

黄沙が舞う日

寺田ふさ子 てらだ ふさこ
文学賞: 蓮如賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『黄沙が舞う日』は、寺田ふさ子によるノンフィクション。満州に残された女性の半生をたどり、異国で生き続けた時間の重みを伝える。

主題 歴史記録個人の生
201ページ

汝自身のために泣け

関岡英之 せきおか ひでゆき
文学賞: 蓮如賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『汝自身のために泣け』は、関岡 英之による小説。題名が示す内省を軸に、信仰や自己との向き合い方を物語として掘り下げる。

主題 記憶社会人間関係

押し入れ

カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『押し入れ』は、小森隆司による作品。織田作之助賞 大賞・旧新人賞の2001年回で受賞に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

主題 文学賞人間物語

月夜見

増田みず子 ますだ みずこ
文学賞: 伊藤整文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

古いアパートに戻った小説家の「私」が、倒れた継母の世話と住人たちの気配に囲まれながら、家族の記憶と老いの時間を見つめる長篇。月の光のように淡く冷たい視線で、生活の細部に潜む孤独と執着をすくい上げる。

主題 家族の記憶老いと介護都市の孤独女性の内面
287ページ

フィロソフィア・ヤポニカ

中沢新一 なかざわ しんいち
文学賞: 伊藤整文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

田邊元と西田幾多郎を軸に、京都学派の思想を現代思想の視野から読み直す評論。日本哲学の成立を閉じた伝統としてではなく、構造主義やポスト構造主義とも響き合う開かれた思考の運動として描く。

主題 京都学派日本哲学田邊元西田幾多郎現代思想
400ページ

イギリス山

佐藤洋二郎 さとう ようじろう
カテゴリー
純文学
受賞対象
プロ

『イギリス山』は、佐藤洋二郎による著作で、木山捷平文学賞の受賞作として位置づけられる。受賞時の評価を軸に、個人の感覚や時代の空気を作品の形式に引き寄せて読ませる一作である。

主題 著作受賞作現代日本文学
200ページ

中陰の花

玄侑宗久 げんゆう むねひさ
文学賞: 芥川龍之介賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
非公募

生と死のあわいを、仏教的な感覚と日常の言葉で描く中編小説。亡き人への思い、弔い、残された者の揺らぎが、静かな不思議さを帯びて立ち上がる。

主題 仏教死生観弔い日常
173ページ

ベラクルス

堂垣園江 どがき そのえ
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

『ベラクルス』は、堂垣園江による作品。野間文芸新人賞の2001年回で受賞に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

主題 文学賞人間物語
202ページ

処方箋

清水博子 しみず ひろこ
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

『処方箋』は、清水博子による作品。野間文芸新人賞の2001年回で受賞に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

主題 文学賞人間物語
136ページ

ユリイカ EUREKA

青山真治 あおやま しんじ
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

『ユリイカ EUREKA』は、青山真治による作品。三島由紀夫賞の2001年回で受賞に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

主題 文学賞人間物語
289ページ

ベラクルス

堂垣園江 どうがき そのえ
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

『ベラクルス』は、堂垣園江による作品。三島由紀夫賞の2001年回で候補に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

主題 文学賞人間物語
202ページ

もどろき

黒川創 くろかわ そう
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

『もどろき』は、黒川創による作品。三島由紀夫賞の2001年回で候補に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

主題 文学賞人間物語
160ページ

あらゆる場所に花束が……

中原昌也 なかはら まさや
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

『あらゆる場所に花束が……』は、中原昌也による作品。三島由紀夫賞の2001年回で受賞に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

主題 文学賞人間物語
152ページ

緑ノ鳥

大鋸一正 おおぎり かずまさ
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

『緑ノ鳥』は、大鋸一正による作品。三島由紀夫賞の2001年回で候補に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

主題 文学賞人間物語
170ページ

生活の設計

佐川光晴 さがわ みつはる
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

『生活の設計』は、佐川光晴による作品。三島由紀夫賞の2001年回で候補に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

主題 文学賞人間物語
174ページ

サイドカーに犬

長嶋有 ながしま ある
文学賞: 文學界新人賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

母が家を出た夏、小学四年生の薫は、父の愛人である洋子と弟とともに暮らす。子どもの視点から、いつもの家庭とは異なるひと夏の時間と洋子との交流を描く短篇。

主題 家族子どもの視点夏休み成長
160ページ