日本の文学賞

受賞作品一覧

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16344 件の受賞作品

ぼくの・稲荷山伝説

たつみや章 たつみや しょう
カテゴリー
児童文学・童話・絵本
受賞対象
新人
選考方式
公募

裏山の稲荷山を守る家に生まれた少年が、不思議な下宿人と出会い、古墳と自然をめぐる開発の問題に向き合う児童文学。神話的な存在と現代の環境問題を結びつけた冒険譚。

主題 児童文学環境古墳神話成長
374ページ

パパがワニになった日

馬場真理子 ばば まりこ
カテゴリー
児童文学・童話・絵本
受賞対象
新人
選考方式
公募

ある朝、本物のワニになってしまった父親をもとに戻そうとする子どもを描く児童向けSF童話。日常の家庭に突然入り込む変身の驚きを、ユーモラスで親しみやすい冒険にしている。

主題 児童文学変身家族ユーモアSF童話
78ページ

めいたんていワープくん

武馬美恵子 たけうま みえこ
カテゴリー
児童文学・童話・絵本
受賞対象
新人
選考方式
公募

母から譲られた古いワープロが、頭のよい名探偵ワープくんとして子どもたちの前に現れる児童向けSF童話。機械と会話できる楽しさを事件解決の物語に結びつけている。

主題 児童文学ワープロ探偵想像力SF童話
79ページ

黄土の風

坂本つや子 さかもと つやこ
文学賞: 小熊秀雄賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
不問
選考方式
公募

『黄土の風』は、坂本つや子による作品。土地の色や風の感触を通して、生活史と身体感覚を描く詩集。社会の記憶と個人の声が重なり、乾いた風景の中に強い抒情が立ち上がる。

主題 受賞作文学表現記憶と関係

幽明過客抄

那珂太郎 なか たろう
文学賞: 現代詩人賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

那珂太郎の詩集。幽明の境を行き来するような視線で、出会いと別れ、死者と生者、偶然に与えられる時間を見つめる。

主題 現代詩幽明出会い死生観
97ページ

2000光年のコノテーション

稲川方人 いながわ かたひと
文学賞: 現代詩花椿賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ
選考方式
公募

稲川方人の詩集。現代詩の形式への意識、映画的なイメージ、抒情への反抗と回帰が、遠い時間と距離を思わせる題名のもとで結びつく。

主題 現代詩距離映画的イメージ言語
85ページ

脱けがら狩り

文学賞: 高見順賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ

『脱けがら狩り』は、小長谷清実の詩集。失われたもの、残された殻、身体の感覚をめぐり、日常の手触りと不穏な内面を重ねる。

主題 現代詩喪失身体感覚日常
113ページ

ヴェルレーヌの余白に

文学賞: 高見順賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ

『ヴェルレーヌの余白に』は、辻征夫の詩集。ユーモアと痛ましさを同居させる平明な語り口で、余白にしか書き込めない孤独と抒情を描く。

主題 現代詩抒情ヴェルレーヌ孤独
80ページ

星痕を巡る七つの異文

時里二郎 ときさと じろう
文学賞: 富田砕花賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『星痕を巡る七つの異文』は、時里二郎が一九九一年に書肆山田から刊行した詩集。星の痕跡をめぐる複数の声と異文を重ね、記憶、神話、言葉の断片が交錯する緊密な詩的空間を形づくる。

主題 現代詩異文記憶神話的イメージ

芒克(マンク)詩集

カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ

中国の詩人・芒克の作品を是永駿が訳した訳詩集。地下文学誌『今天』周辺の詩的想像力を背景に、暗い時代を透かす抒情と、困難な生を見つめる澄んだ視線を伝える。

主題 中国現代詩訳詩朦朧詩抒情時代の影
292ページ

小説という植民地

カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ

三浦雅士による評論集。文学、美術、舞踏、音楽を横断しながら、近代的な個性や西欧的な論理を問い直し、植民地文化のゆがんだ時間と空間から創造の可能性を読む。

主題 評論小説論身体植民地文化近代批判
248ページ

人間の生活

杉谷昭人 すぎたに あきひと
文学賞: H氏賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
新人
選考方式
公募

杉谷昭人の詩集で、副題は「続・宮崎の地名」。土地の名と暮らしの感触を結び、宮崎という場所から人間の営みを見つめる作品である。

主題 詩集宮崎地名生活土地の記憶
93ページ

愛染

広部英一 ひろべ えいいち
文学賞: 中日詩賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ
選考方式
公募

広部英一の詩集。母の死を契機に深まった死者と生者の交感、地方に根差した生活感覚、魂の抒情が中心に置かれる。

主題 現代詩死者地方抒情
774ページ

訣れまで

山中以都子 やまなか いつこ
文学賞: 中日詩賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ
選考方式
公募

山中以都子の詩集。別れへ向かう時間、記憶、親密な関係の揺れを、抑制された言葉でたどる。

主題 現代詩別れ記憶時間

Mets

中村不二夫 なかむら ふじお
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
新人

『Mets』は、中村不二夫による詩集で、スポーツ用語を思わせる題名が都市的な速度と身体感覚を呼び込む。日常の場面を詩のリズムへ変え、現代詩の若い声として注目された一冊である。

主題 現代詩都市身体感覚スポーツ
95ページ

くにざかいの歌

宗昇 むね のぼる
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
プロ

『くにざかいの歌』は、宗昇による詩集である。国境や境界を思わせる題名のもと、土地、記憶、歴史の隔たりに向き合い、個人の声を静かに立ち上げる現代詩集として読める。

主題 現代詩境界記憶土地
116ページ

余白のランナー

文学賞: 歴程新鋭賞
カテゴリー
詩・現代詩
受賞対象
新人
選考方式
公募

『余白のランナー』は、建畠晢の詩集。美術批評でも知られる著者が、余白、身体、走る感覚を通じて、言葉と空間の関係を探る。

主題 詩余白身体現代美術
80ページ

さびしい男この指とまれ

大村陽子 おおむら ようこ
文学賞: 歌壇賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

大村陽子の初期短歌連作で、鋭い比喩と屈折した感情の動きによって、家族、身体、愛への違和感を詠み込む。後の第一歌集『砂がこぼれて』へつながる、強い自己凝視を備えた作品。

主題 短歌家族身体感覚自己凝視新人賞
137ページ

春の嵐

広坂早苗 ひろさか さなえ
文学賞: 角川短歌賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

広坂早苗の角川短歌賞佳作連作。学校や日々の暮らしを見つめる後年の作風にも通じる、身近な時間の揺れを詩に変える力がうかがえる。

主題 短歌春生活詠学校角川短歌賞佳作

貝寄風

上村典子 うえむら のりこ
文学賞: 角川短歌賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

上村典子の角川短歌賞佳作連作。題名の季語が呼び込む春の風を手がかりに、移ろう感情や生活の気配を短歌の抑制されたリズムに乗せる。

主題 短歌季節生活感角川短歌賞佳作

横断歩道(ゼブラ・ゾーン)

梅内美華子 うめうち みかこ
文学賞: 角川短歌賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

梅内美華子の第一歌集へつながる代表的連作。都市の風景や身体感覚を鋭く切り取り、日常の通路である横断歩道に、若い主体の孤独と自立への緊張を重ねる。

主題 短歌都市身体感覚自立第一歌集
166ページ

アビー・ロードを夢みて

山田富士郎 やまだ ふじろう
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
非公募

山田富士郎の第一歌集。都市的な感覚、音楽や映画を思わせる文化的記号、悪意や孤独を抱えた日常を、親しみやすさと知的な緊張の両方で詠む。

主題 短歌都市音楽世紀末感覚
167ページ

営為

近藤芳美 こんどう よしみ
文学賞: 現代短歌大賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

戦後短歌を牽引した近藤芳美の歌集。歴史と個人の営みを見据えながら、戦争の記憶、社会への視線、日常の持続を端正な短歌へ結晶させる。

主題 短歌戦後歴史日常
251ページ

プラチナ・ブルース

松平盟子 まつだいら めいこ
文学賞: 河野愛子賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『プラチナ・ブルース』は、松平盟子の歌集。都市的な感覚、身体感覚、時代の空気を短歌の定型に取り込み、硬質な光を帯びた抒情を展開する。

主題 短歌都市感覚身体現代女性歌人
173ページ

黄金律

塚本邦雄 つかもと くにお
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
選考

『黄金律』は塚本邦雄による作品です。塚本邦雄の第十八歌集。緊密な言語感覚と美意識により、古典性と現代性を交差させる短歌世界を築く。

主題 短歌美意識現代短歌
233ページ

路程記

野樹かずみ のぎ かずみ
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

『路程記』は、野樹かずみの第一歌集で、短歌研究新人賞受賞後の長い時間を含む作品群を構成した一冊である。世界への違和感、旅、記憶、内面へ向かう視線が、静かな緊張をもって積み重ねられる。

主題 短歌旅違和感内省
121ページ

微熱海域

尾崎まゆみ おざき まゆみ
カテゴリー
短歌
受賞対象
新人
選考方式
公募

『微熱海域』は、尾崎まゆみの第一歌集で、短歌研究新人賞受賞作「微熱海域」を含む初期作品を収める。水、光、身体感覚、古典や詩歌への応答が、揺れを含む韻律で結びつく歌集である。

主題 短歌身体感覚水と光本歌取り
134ページ

冬麗

安永蕗子 あんえい ふうこ
文学賞: 迢空賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

安永蕗子の第十歌集。水辺や旅、書の感覚と結びついた漢語の響きを生かし、晩年へ向かう歌境の透明な緊張を示す。

主題 短歌水辺漢語孤独
230ページ

素心蘭

倉地与年子 くらち よねこ
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『素心蘭』は、倉地与年子による歌集である。蘭の名を冠した題名が示す清らかな心象を軸に、日々の感情や季節の移ろいを端正な短歌のかたちに結ぶ。

主題 短歌季節心象自然
198ページ

冬山

白石昂 しらいし あきら
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『冬山』は、白石昂による歌集である。冬の山という厳しい季節感を軸に、沈黙、孤独、自然の気配を短歌の凝縮した言葉で表す作品として受け止められる。

主題 短歌冬山孤独