日本の文学賞

受賞作品一覧

受賞作品の書籍情報を提供します

クリア

16344 件の受賞作品

貝に続く場所にて

石沢麻依 いしざわ まい
文学賞: 芥川龍之介賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
非公募

ドイツで暮らす「私」のもとに、震災で失われたはずの友人の気配が届き、記憶と喪失の輪がゆっくりと広がっていく。遠い土地と震災後の時間をつなぐ、静かな余韻の長編。

主題 記憶喪失ドイツ震災

彼岸花が咲く島

李琴峰 り きんほう
文学賞: 芥川龍之介賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
非公募

記憶を失った少女がたどり着いた島で、異なる言葉と秩序に出会い、自分の立ち位置を探っていく。言語、共同体、身体感覚をめぐる想像力が強い長編。

主題 言語記憶アイデンティティ
192ページ

ここはとても速い川

井戸川射子 いどがわ いこ
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

児童養護施設に暮らす小学5年生の集と年下の親友ひじりの日々を、繊細な言葉で描く小説集。詩人・井戸川射子の初の小説集として、表題作と「膨張」を収録する。

主題 児童養護施設子ども視点日常言葉
178ページ

旅する練習

乗代雄介 のりしろ ゆうすけ
文学賞: 三島由紀夫賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
選考

中学入学を前にした少女と小説家の叔父が、利根川沿いを歩きながら、旅すること、書くこと、蹴ることを重ねていく。コロナ禍の春休みを背景に、移動のなかで関係が少しずつほどけていく物語。

主題 少女叔父と姪サッカー創作成長
178ページ

穀雨のころ

青野暦 あおの れき
文学賞: 文學界新人賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

青野暦の文學界新人賞受賞作。高校生4人の関係を軸に、サッカー、美術、詩といった表現の入口を行き来しながら、まだ輪郭の定まらない自意識と友情の揺れを描く。季節が春から初夏へ移る手触りと、若い感情の不確かさが重なり合う短編だ。

主題 青春自意識友情芸術季節のうつろい
32ページ

悪い音楽

九段理江 くだん りえ
文学賞: 文學界新人賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

九段理江のデビュー作で、第126回文學界新人賞受賞作。単行本『Schoolgirl』に収録された一編として、母娘のずれた距離感と、音楽や言葉が人の内面を揺さぶる感覚を鋭く描く。自意識の高まりと息苦しさが同時に迫ってくる、緊張の濃い作品だ。

主題 母娘音楽自意識反発孤独言葉
176ページ

貝に続く場所にて

石沢麻依 いしざわ まい
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

ドイツの大学都市ゲッティンゲンで暮らす語り手のもとに、東日本大震災で行方不明になった友人が現れる。コロナ禍の閉塞感と震災の記憶が重なり、言葉で埋めきれない距離や時間を見つめながら、現実と記憶のあわいを静かな筆致でたどる鎮魂の小説。

主題 東日本大震災記憶喪失異国の街鎮魂時間距離
162ページ

カメオ

カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

『カメオ』は、松永K三蔵による群像新人文学賞の佳作として公式の受賞作一覧に記録されている作品です。

主題 日本語文学文学賞受賞作

鳥がぼくらは祈り、

島口大樹 しまぐち だいき
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

『鳥がぼくらは祈り、』は、島口大樹による群像新人文学賞の受賞として公式の受賞作一覧に記録されている作品です。

主題 日本語文学文学賞受賞作

眼球達磨式

澤大知 さわ だいち
文学賞: 文藝賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

第58回文藝賞受賞作。移動式の小型監視カメラを手に入れた「彼」が、機械の目で街を走り抜けるうち、日常の風景を異物のように見つめ直していく。極端に小さな視点から世界を組み替える発想が、軽さと不穏さを同時に生む。

主題 SF監視ロードノベル孤独機械の知覚
108ページ

birth

山家望 やまが のぞみ
文学賞: 太宰治賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

第37回太宰治賞受賞作。施設で育ち、母とのつながりを母子手帳だけに頼ってきたひかるが、同じ名前を持つ母親の痕跡に触れながら、自分の存在を確かめていく。孤独の深さと、誰かとつながり直すことの切実さを静かに掘り下げる作品だ。

主題 母子孤独施設再生存在証明家族
224ページ

彫刻の感想

久栖博季 くす ひろき
文学賞: 新潮新人賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

現代の北海道に暮らす杏子を主人公に、曾祖母を含む三世代から四世代にわたる一族の記憶を多元的にたどる。熊の木彫りを手がかりに、人間と動物、血縁と養縁、そして北の土地に刻まれた時間が交錯する。

主題 北海道家族史世代間の記憶木彫り人間と動物養縁
208ページ

明治通りに打ち上げられたクラゲ

カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

「明治通りに打ち上げられたクラゲ」は九州芸術祭文学賞 2021-1 の佳作作。題材の個性や作品の空気感が印象に残る一編として整理できる。

主題 九州芸術祭文学賞佳作
第52回(2021年) 最優秀作

足の間

白石昇 しらいし のぼる
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

女性二人の共同生活などを描いた短編集。九州芸術祭文学賞最優秀作受賞作を含む。

主題 共同生活女性人間関係地域

我が友、スミス

石田夏穂 いしだ かほ
文学賞: すばる文学賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

筋トレに励む会社員U野が、ボディビル大会と「女らしさ」の規範のあいだで揺れる。第45回すばる文学賞佳作を経て単行本化した作品。

主題 身体筋トレジェンダー規範労働
144ページ

ミシンと金魚

永井みみ ながい みみ
文学賞: すばる文学賞
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

認知症を患うカケイが、介護の場で自分の生きてきた道を語り始める。生と死、暴力と愛情を刻む第45回すばる文学賞受賞作。

主題 認知症介護記憶暴力女性の一生
144ページ

母を迎える

松尾晴 まつお はる
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

織田作之助青春賞の受賞作として『三田文学』2022年冬季号 No.148 に収録された短編。単行本化は確認できない。

主題 家族再会記憶

1000年後の大和人

松井十四季 まつい じゅうしき
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
公募

三田文学新人賞受賞作として掲載された作品。単行本化は確認できなかった。

主題 三田文学新人賞雑誌掲載

あたう

坂崎かおる さかざき かおる
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
公募

三田文学新人賞の佳作として掲載された短編。単行本化は確認できなかった。

主題 三田文学新人賞雑誌掲載

烏の櫛

猪村勢司 いのむら せいじ
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
不問
選考方式
選考

江戸時代の城下町を舞台に、くし職人の男が仕事や夫婦関係の行き詰まりを抱えながら、行きつけの店の女性との関係をきっかけに自分の生き方を見直していく時代小説。日常の鬱屈から人生の組み替えへ向かう過程を、櫛という道具に重ねて描く。

主題 時代小説江戸職人夫婦関係再生

転がるバレル

村雲菜月 むらくも なつき
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
不問
選考方式
選考

金沢のバーを舞台に、そこで働く女子学生が客との出会いを通じて成長していく物語。

主題 バー成長人間関係ウイスキー金沢

虚海の船

文学賞: 北日本文学賞
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

娘の視点から、認知症になった父と漁師として生きた日々をたどり、海と家族の記憶を結び直す作品。

主題 家族父娘認知症漁師

心待ち(16編)

文学賞: 南日本文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
不問
選考方式
公募

鹿児島への移住時に抱いた思いを中心に据えた16編の詩連作。土地の変化に身を置いたときの不安や期待が、静かな言葉で立ち上がる。

主題 移住鹿児島記憶日常

花と鋏

文学賞: 南日本文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
不問
選考方式
公募

小説・文芸評論部門の受賞作として選ばれた『花と鋏』。単行本化は確認できなかった。

主題 文学賞短編小説未単行本

ゾロアスターの子宮

大沼恵太 おおぬま けいた
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

「ゾロアスターの子宮」はことばと新人賞 2021-1 の受賞作。題材の個性や作品の空気感が印象に残る一編として整理できる。

主題 ことばと新人賞受賞

体操させ、られ。してやられ

山縣太一 やまがた たいち
カテゴリー
純文学
受賞対象
新人
選考方式
公募

「体操させ、られ。してやられ」はことばと新人賞 2021-1 の受賞作。題材の個性や作品の空気感が印象に残る一編として整理できる。

主題 ことばと新人賞受賞

執筆用資料・メモ

山本貫太 やまもと かんた
文学賞: 江古田文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
不問
選考方式
公募

第20回江古田文学賞の正賞作。『江古田文学』108号に掲載される作品で、単行本としての刊行は確認できなかった。

主題 江古田文学賞文芸誌掲載短編小説

沈黙と広がり

湯沢拓海 ゆざわ たくみ
文学賞: 江古田文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
不問
選考方式
公募

第20回江古田文学賞で選ばれた湯沢拓海の小説。日本大学芸術学部文芸学科の選考結果で作品名を確認できるが、単行本や短編集としての刊行情報は見つからない。

主題 文芸誌掲載作新人賞現代小説

誰もこの涙に気づかない

杉山成子 すぎやま なるこ
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
公募

夫の暴力から逃れ、愛息との別離の悲しみを抱えながら、人間として女性として自立しようとする主人公を描く連作短編集。受賞作と続編を収め、DVをめぐる緊迫した状況と回復への意志を描出する。

主題 DV女性の自立母子回復
160ページ

テスカトリポカ

佐藤究 さとう きわむ
文学賞: 直木三十五賞
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
プロ
選考方式
公募

「テスカトリポカ」は、麻薬カルテル、臓器売買、家族の断絶が交錯する大きな犯罪小説。暴力の連鎖と救済不能な世界観が強く残る。

主題 犯罪小説カルテル臓器売買家族直木賞山本周五郎賞
560ページ