日本の文学賞

受賞作品一覧

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クリア

16344 件の受賞作品

子どもたちの階級闘争:ブロークン・ブリテンの無料託児所から

ブレイディみかこ ぶれいでぃ みかこ
カテゴリー
ノンフィクション・記録文学
受賞対象
プロ
選考方式
選考

英国の無料託児所での経験を通じ、子どもたちの貧困、階級、分断を描くノンフィクション。現場の目線から社会の亀裂を見る。

主題 英国階級保育貧困ノンフィクション
296ページ

中動態の世界:意志と責任の考古学

國分功一郎 こくぶん こういちろう
文学賞: 小林秀雄賞
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
プロ

能動か受動かという二分法の手前にある「中動態」を、言語学・哲学・依存症をめぐる問いから掘り起こす思想書。意志と責任をめぐる近代的な前提を問い直し、スピノザの自由論へ接続していく。

主題 中動態意志責任自由スピノザ言語と哲学
330ページ

不幸と共存――シモーヌ・ヴェイユ試論

川口好美 かわぐち よしみ
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
新人
選考方式
公募

川口好美の評論「不幸と共存――シモーヌ・ヴェイユ試論」は、ヴェイユの不幸論を手がかりに、暴力、差別、文学的思考の倫理を問い直す批評。のちに第一評論集『不幸と共存 魂的文芸批評』に収録された。

主題 文芸批評シモーヌ・ヴェイユ不幸暴力批判倫理
318ページ

新たな「方法序説」へ――大江健三郎をめぐって

宮澤隆義 みやざわ たかよし
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
新人
選考方式
公募

宮澤隆義の評論「新たな『方法序説』へ――大江健三郎をめぐって」は、大江健三郎をめぐる読みの方法そのものを問い直した群像新人評論賞優秀作。初出は『群像』二〇一六年十二月号で、単行本化は確認できない。

主題 文芸批評大江健三郎方法論戦後文学読解

一首のものがたり 短歌が生まれるとき

加古陽治 かこ ようじ
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

新聞記者で歌人でもある加古陽治が、短歌一首の背後にある人物、時代、事件を追うルポルタージュ風の歌書。短い定型詩の奥に広がる物語を読み解く。

主題 短歌評論ルポルタージュ近現代短歌新聞連載歌の背景
200ページ

黒衣の憂鬱 -編集者・中井英夫論

カテゴリー
評論・批評
受賞対象
不問
選考方式
公募

雲嶋聆による中井英夫論で、編集者としての中井英夫に焦点を当て、短歌と文芸編集の交差点からその仕事を読み解く評論。CiNii Research と NDL では『短歌研究』2017年10月号掲載の受賞作加筆訂正版として確認でき、単独書籍化は確認できない。

主題 中井英夫編集者論短歌評論文芸編集
9ページ

極光

水原紫苑 みずはら しおん
文学賞: 短歌研究賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

『極光』は、水原紫苑による受賞作です。単独の単行本、文庫、短編集として刊行された確実な書誌は確認できず、受賞時点の掲載作または応募作として扱うのが妥当です。

主題 受賞作未単行本化文学賞

分裂と統合の日本政治-統治機構改革と政党システムの変容

砂原庸介 すなはら ようすけ
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
プロ

砂原庸介による受賞作。『分裂と統合の日本政治-統治機構改革と政党システムの変容』は、受賞時の対象作品として確認されている。

主題 受賞作現代文学

ポピュリズムとは何か:民主主義の敵か、改革の希望か

水島治郎 みずしま じろう
文学賞: 石橋湛山賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

『ポピュリズムとは何か 民主主義の敵か、改革の希望か』は、欧米やラテンアメリカ、日本に広がるポピュリズムを比較政治の視点から読み解く中公新書である。反エリート、排外主義、既成政党への批判といった現象を一面的に断罪せず、民主主義との緊張関係と改革を促す側面の両方から考察する。

主題 ポピュリズム民主主義比較政治反エリート主義欧米政治
244ページ

現代日本語の使役文

早津恵美子 はやつ えみこ
文学賞: 新村出賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ

現代日本語の使役文を体系的に検討する言語学研究書。使役表現の意味、構文、受身文との関係を整理し、日本語文法研究の基礎を厚くする。

主題 日本語文法使役文言語学構文意味論
480ページ

平安後期私家集の研究

文学賞: 窪田空穂賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

平安後期の私家集を対象に、歌人の自己表現や編纂意識を読み解く研究。小林賢太の後続論文や研究課題にもつながる、院政期・中古中世和歌研究の基盤となるテーマを扱う。

主題 平安後期私家集和歌編纂意識中古中世文学

流布本『保元物語』『平治物語』の研究

文学賞: 窪田空穂賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

流布本『保元物語』『平治物語』を、室町末・戦国期の文学と社会の連動という視点から読み直す研究書。成立過程、相互影響、改作の方法をたどり、軍記物語が後代にどのように読まれ、意味づけられていったかを検討する。

主題 軍記物語流布本室町末・戦国期物語の改作文学と社会
552ページ

堺本枕草子の研究

山中悠希 やまなか ゆうき
文学賞: 関根賞
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
プロ
選考方式
選考

『枕草子』堺本を再検討し、その本文の生成、編集、享受を分析する研究書。従来の分類を問い直す視点を提示する。

主題 枕草子本文研究王朝文学写本受容
480ページ

『源氏物語』帚木巻試論:光源氏は「なよ竹」を折ったか

岡田貴憲 おかだ たかのり
文学賞: 中古文学会賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
新人
選考方式
推薦

『源氏物語』帚木巻の解釈をめぐる論考。光源氏と「なよ竹」の比喩に注目し、本文の読みと人物像の理解を再検討する学術的な受賞作。

主題 源氏物語帚木巻古典研究本文解釈光源氏

「佐倉惣五郎物」実録本の系譜―『佐倉花実物語』の位置づけをめぐって―

荻原大地 おぎはら だいち
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
選考

江戸前期の義民伝説である佐倉惣五郎物を、実録本の系統から整理する研究論文。『佐倉花実物語』を騒動記系の重要な一作として位置づけ、惣五郎像の人間的処理が後続の読本に与えた影響を論じる。

主題 近世文学実録佐倉惣五郎読本伝説の受容
12ページ

賀茂真淵の研究

カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
新人
選考方式
推薦

国学者・賀茂真淵の学問と和歌研究を扱う研究書。近世の古典注釈や万葉学の文脈から真淵の方法を検討し、後続の国学研究へつながる知の形成をたどる。

主題 賀茂真淵国学万葉学古典注釈近世文学
278ページ

室町の知的基盤と言説形成:仮名本『曽我物語』とその周辺

カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
新人
選考方式
推薦

仮名本『曾我物語』を中心に、室町期の文学を支えた知的基盤と言説の形成を論じる研究書。和歌・漢詩文の古典的教養、軍語り、御伽草子、外来思想の受容が交差する場として、室町文学を読み直す。

主題 室町文学曾我物語知的基盤言説形成御伽草子
400ページ

鳥肌が

穂村弘 ほむら ひろし
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
受賞対象
プロ
選考方式
公募

日常のなかに潜む違和感や不意の不安を、穂村弘らしい観察眼とユーモアで掬い上げるエッセイ集。子ども、犬、家族、よその家のルールなど、ありふれた場面がふと奇妙に見える瞬間を重ねていく。

主題 日常の違和感不安とユーモア私的観察現代短歌的感性
248ページ

黄色いマンション 黒い猫

小泉今日子 こいずみ きょうこ
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
受賞対象
プロ
選考方式
公募

小泉今日子が原宿の街と自身の記憶を行き来しながら、家族、恋、猫、出会った人びと、生と死を綴るエッセイ集。アイドルとしての時間だけでなく、変わり続ける街に重ねた個人の生活史が静かに浮かび上がる。

主題 原宿記憶家族芸能生活エッセイ
168ページ

裁判の非情と人情

原田國男 はらだ くにお
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
受賞対象
新人
選考方式
推薦

刑事裁判に長く携わった元裁判官が、裁判員制度、冤罪、死刑、量刑などをめぐる現場の緊張を語る新書。制度の冷徹さと、人間を裁く場に避けがたく入り込む情とのあいだを、実務経験から考える。

主題 刑事裁判裁判員制度冤罪死刑量刑
208ページ

文字を作る仕事

鳥海修 とりうみ おさむ
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
受賞対象
新人
選考方式
推薦

ヒラギノや游書体を手がけた書体設計士が、文字を作る仕事の現場と思想を語る半自伝的エッセイ。読みやすさ、美しさ、媒体との相性をめぐり、目立たないからこそ大切な文字の働きを平明に伝える。

主題 書体設計フォントデザイン職人論自伝
235ページ

アレグリアとは仕事はできない

津村記久子 つむら きくこ
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
選考方式
選考

職場の大型コピー機を相手にするような奇妙な対立を通じ、労働の日常に潜む理不尽さをユーモラスに描く小説。

主題 仕事職場ユーモア
207ページ

ロボット・イン・ザ・ガーデン

デボラ・インストール でぼら・いんすとーる
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

妻に去られたベンは、庭で古びた小型ロボットのタングを見つける。壊れかけたタングの作り主を探す旅は、停滞していたベン自身の人生を少しずつ動かしていく。

主題 ロボット友情再生家族
456ページ

沖縄を変えた男 栽弘義 高校野球に捧げた生涯

松永多佳倫 まつなが たかりん
文学賞: 沖縄書店大賞
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

沖縄水産高校を率いた栽弘義の生涯を、甲子園準優勝の栄光だけでなく、重圧と孤独まで掘り下げる評伝ノンフィクション。

主題 高校野球沖縄指導者
352ページ

コンビニ人間

村田沙耶香 むらた さやか
文学賞: 沖縄書店大賞
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

コンビニ店員として規格化された日常に安住する女性を通じ、社会が求める普通さの不気味さを軽妙に照らす小説。

主題 普通労働疎外
160ページ

えんとつ町のプペル

西野亮廣 にしの あきひろ
文学賞: 沖縄書店大賞
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

煙に覆われ空を知らない町で、少年とごみ人間の出会いから外の世界への憧れが動き出す絵本。

主題 絵本友情
10ページ
第2回(2017年) 文芸書部門大賞

北海タイムス物語

増田俊也 ますだ としや
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
公募

かつて北海道を代表した新聞社を舞台に、新聞作りに携わる人びとの熱気と時代の移り変わりを描く長編小説。地方紙の現場、報道への情熱、組織の栄枯盛衰を通じて、北海道の戦後史を物語として浮かび上がらせる。

主題 北海道新聞社地方紙報道戦後史
429ページ
第2回(2017年) コミック部門大賞

ゴールデンカムイ

野田サトル のだ さとる
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
公募

明治末期の北海道を舞台に、元兵士の杉元佐一とアイヌの少女アシリパが埋蔵金を追う冒険漫画。サバイバル、アイヌ文化、歴史、料理、アクションを重ね、北海道を濃密な物語空間として描く。

主題 北海道アイヌ文化冒険明治時代サバイバル
188ページ

11歳

沼尾草介 ぬまお そうすけ
文学賞: 12歳の文学賞
カテゴリー
児童文学・童話・絵本
受賞対象
新人
選考方式
公募

沼尾草介の「11歳」は、第12回12歳の文学賞ハガキ小説部門の大賞作品。短い形式の応募作として受賞が確認できるが、単独書籍化やISBN付きの紙書籍への収録は確認できなかった。

主題 12歳の文学賞ハガキ小説小学生の創作未単行本化

パピ

山岸十和 やまぎし とわ
文学賞: 12歳の文学賞
カテゴリー
児童文学・童話・絵本
受賞対象
新人
選考方式
公募

山岸十和の「パピ」は、第12回12歳の文学賞の大賞作品。パリを舞台に、ヴァイオリニストの祖父との思い出を小学生の視点から描いた作品で、受賞作品集の電子版に収録されたことは確認できるが、紙の単独書籍やISBN付きの単行本は確認できなかった。

主題 12歳の文学賞祖父と孫パリ未単行本化