作品情報
しろいろの街の、その骨の体温のは、村田沙耶香の受賞・選出作として書誌確認を行った作品。
『しろいろの街の、その骨の体温の』は、村田沙耶香による作品で、2013年の受賞・選出作として記録されている。朝日新聞出版の書誌情報で刊行が確認でき、作品単体の書籍として扱える。
レビュー要約
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書誌情報と受賞記録から、賞の文脈で評価された作品として確認できる。読者向けには、作品のジャンル性と受賞歴を手がかりに選びやすい一冊である。
書籍情報
- 出版社
- 朝日新聞出版
- 発売日
- 2012-09-20
- ページ数
- 272ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784022510112
- ISBN-10
- 4022510110
- 価格
- 1224 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
クラスでは目立たない存在である小4の結佳。女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、次第に伊吹を「おもちゃ」にしたいという気持ちが強まり、ある日、結佳は伊吹にキスをする。恋愛とも支配ともつかない関係を続けながら彼らは中学生へと進級するが――野間文芸新人賞受賞、少女の「性」や「欲望」を描くことで評価の高い作家が描く、女の子が少女に変化する時間を切り取り丹念に描いた、静かな衝撃作。
レビュー
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綺麗にまとまってた
よくできたストーリー 思春期時代にジャンプできる鮮明な心理描写 読む価値ありです
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途中から夢中に
スクールカーストの描写が本当に秀逸。 よく描けてるなぁと思う。 ラストが難しかったんだなぁと思う。
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読んだのは2回目
小学生の時に読んで衝撃的だった。 大人になって改めて読んで、学生時代を振り返りながら、主人公を美しいと思い、また自分が醜いと思った。 自己肯定感が低い人に読んで欲しい。
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作品はいい
結末に少し力みがあるが、それを除けば『コンビニ人間』の著者らしい素晴らしい感性の作品だ。ただどうしてこんな外連味の強いタイトルを付ける必要があるのか、理解できない。それが無ければ星4にしたいところ。
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とてもとても、綺麗。
ダサい、キモい、嫌いな自分を鏡で見ているようで、主人公の感情から目が離せない。 読了後は晴れやかな気持ちになる。なんだか過去の自分に承認を贈れたようで。 とてもとても、綺麗。
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素晴らしい小説だった
素晴らしい小説だった。小学生から中学生の間での女子の身体・精神的な成長を、思春期を通してきわめて内省的に描いている成長物語。彼女は、彼女が住む街の発展に並行して成長し、その内容は彼女の個性的な視点のみで描いていて、体内と外の環境の変化に対する敏感さを豊かな比喩で表現している。こうして、読み手は彼女のことを少しずつ知りつつ物語がゆっくり進んでいく。 主人公の女の子の思春期に伴う違和感や悩みには、習字教室が一緒の伊吹くんと仲良くなってからは、歪んだ「愛」の気持ちが加わる。村田さんの圧倒的な筆力に驚いて、2人の色んなシーンはほとんどシュールに感じた。 スクールカーストの描写もあり、登場人物たちの心情を生々しく描いていて、それを読むのが時々辛かったものの、パワフルに描いたに違いない。現代でも同じようなことに苦しみを抱いている子たちがたくさんいることを思い出させた作品。 私たち人間が作った「社会的価値観」と、それらに従っている私たちのこと(知らないうちに従っているときもある)についても、本書では触れる。この小説の場合は、それを「教室内のヒエラルキー」という舞台で描写している。同じ作家による「コンビニ人間」でも似たような話題には触れたが、「しろいろの街」の方が登場人物たちが持つそれぞれの価値観や心情を上手に描写していると思う。なぜなら「しろいろの街」は、ビビッドに描いた登場人物たちの過去や友情関係をベースに描いているし、主人公の女の子の心理も丹念に描いているからだと思う。 逆に本の好きじゃなかったところと言えば、主人公はもう少しだけ前向きになったらいいな、と思った。
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内容紹介通り
とても丁寧に丁寧に文章が書かれている。 読んだ後の余韻が楽しめたのも良かった。 是非、何度も読み返したくなる。
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すっきり浄化される読後感
かつて大嫌いな場所で、ありのままの自分でいられない10代の日々を過ごしたことがある人なら、主人公の姿に自分を重ねて、その頃の自分を記憶の墓場から掘り出して、熱く抱き寄せたり平手打ちしたりしたあと、もう一度受け止めることができるようになれる、そんなきっかけをくれる本だと思います。すっきり浄化される読後感でした。
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