作品情報
黄色い髪は、干刈あがたによる文学作品。
黄色い髪は、干刈あがたによる文学作品。人物の選択と時代の空気を丁寧に追い、静かな余韻を残す物語として読まれてきた。
書籍情報
- 出版社
- 朝日新聞出版
- 発売日
- 1987-12-01
- ページ数
- 351ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784022557698
- ISBN-10
- 4022557699
- 価格
- 1324 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 黄色い髪 : 干刈 あがた: 本
レビュー
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なかなか便利だなあ、と
Amazonで古本が買えるとは思いませんでした。好きな作家の 欲しい古い作品が安価で入手でき、嬉しい限りです。読むには充分ですし、状態も違いはありますが、ほぼ満足できる物と思います。
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「何でも〈嘘よ〉って言うんだね。口癖?」
この小説の初出は朝日新聞の連載。多くの人が読んでたはずなのにレビュー少ないな~。 自分はだいぶ後追いで読んだ。 この小説は「学校」「登校拒否」「非行」「親子(片親家庭)のこと」「男女のこと」 多くのテーマ(?)が散りばめられているのだけど、そんなのは些末なこと。 教訓を読みたいなら小説を読まない。 小説ってなんだろう? それは登場人物が生き生きと動いているか、これに尽きると思っている。 主役・夏実(中学生)、準主役・おかあさん史子 カマイタチ先生、美容室の保子さん、暴走族の女の子、嘘つきのユキコ、夏実の弟・おじいさん その他 脇役もちょい役もみんな魅力的。 夏実「今知りたい。今、苦しんでるんだもの」 夏実「ムーミン?幼稚。あんた小学生?」ジンゴロー「何でも〈嘘よ〉って言うんだね。口癖?」 スミコちゃん「どっか、原宿らしいとこ連れてって。今日一ん日でええ。楽しいところへ。おねがいや。(後略)」 この辺、ぜんぶ覚えているのに読み返すたびに泣く。 夏実とその母史子はいろいろな人と語らうことで考えて行動に移す。 「社会の問題点を抉ったから評価する」それだけだったら小説である必要はどこにもない。 そしてこの小説はおもしろい。
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随分前の世界でも現在と似ている
いつの時代でも不登校や非行をこの本から感じさせます。 主人公は中学二年生の女の子とその母親。 その女の子はイジメがきっかけで学校に行かなくなり、『都会の夜』に出るようになる。 母親は、どうして娘がそうなったのか、その答えを知るために、『都会の夜』へ向かい、そこにいる少年少女たちとふれあう。 やがて、娘を理解していく。 今も「不登校なんて、不良なんて」と非難の声をあげている人が多い。 学校が悪いとか先生が悪いとか。 でも、母親から娘へあてた手紙を見たらその考えは間違いだと気づくはずです。 気づかされた、大切な一冊。
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