作品情報
静かな家の奥で、人生の妖しい気配がふと顔を出す。
朝日新人文学賞受賞作を含む作品集。奇術師という題材を入口に、日常の中にある不思議な陰影を描く。
レビュー要約
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題材の独自性と描写の密度が評価される一方、時代背景や文体の癖に読み手を選ぶ面もある。
書籍情報
- 出版社
- 朝日新聞出版
- 発売日
- 1990-03-01
- ページ数
- 203ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784022561169
- ISBN-10
- 4022561165
- 価格
- 1406 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
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レビュー
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読む絵画のような物語
1つめの「奇術師の家」と、最後の「秋の棺」が圧巻です。 音のない世界に音楽を聴くような、 文字の世界に色鮮やかな絵を見るような、 奥深い煌めきの物語です。 文学的、というのかも。 コミックを読むほどにはかんたんではないかもしれません。 初めて読んだ時は20代だったような気がするのですが、 何度かくり返して読んでみて、 意味を考えた文章がありました。 醜さも哀しみも淋しさも寒さも、春を待っている冬のようなところがあるお話です。 この著者の他の物語も読みたいのですが、 なかなか手に入りません。 いつか読む日が楽しみです。
関連する文学賞
- 朝日新人文学賞 第1回(1990年) ・受賞