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僕の知らないラブコメ (MF文庫J)

MF文庫Jライトノベル新人賞

僕の知らないラブコメ (MF文庫J)

くそたわけ

『僕の知らないラブコメ』は、ラブコメの定番を意識しながら、主人公の知らないところで進んでいく恋愛模様を描く学園ライトノベルです。恋愛イベントの裏側にある勘違い、駆け引き、友人関係を軽快なテンポで展開します。

学園ラブコメ勘違い青春友人関係ライトノベル

作品情報

本人だけが気づかない恋の仕掛けが、学園ラブコメを軽快に動かしていきます。

第13回 MF 文庫 J ライトノベル新人賞の最優秀賞受賞作で、KADOKAWA 公式ページでは MF 文庫 J の文庫判として刊行が確認できる。Amazon JP、NDL、公式商品ページを確認し、単行本化ではなく文庫化された受賞作として ISBN を採用した。

レビュー要約

  • ラブコメのお約束を使いながら、視点のずれを笑いに変える構成が読みやすい。軽い会話劇とテンポを重視する読者に向いた作品である。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2017-11-25
ページ数
296ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.5 x 15 cm
ISBN-13
9784040695549
ISBN-10
4040695542
価格
638 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

僕だけが知らない、君との“好き"。 みんなは近いうちに逃げ出したくなるような嫌なことってある? あるよね、きっと。明日になっちゃえばいいのにって思うようなそんな時。僕、芦屋優太はそんな時間を早送りできる能力を手に入れたんだ。これでもう勉強や揉め事、全ての嫌な時間から逃げることができる。やったね! そうして早送りしながら日々を過ごしてたら知らないうちに彼女が出来ていた! しかも相手はあのクラスの問題児、柳戸希美だって? 僕は怯えながらも付き合い始めたんだけど、意外にも柳戸はとても優しくて、そしてとても可愛くて……。どうして柳戸はこんな僕のことを好きになってくれたんだ……? え、このラブコメ、僕だけ知らないの? 第13回MF文庫J新人賞最優秀賞受賞作!

レビュー

  • 痛々しい青春を描いた怪作

    とても印象深い作品でした 設定や展開は使い古されたものばかりなのに、強く心に訴えかけるパワーがあります 主人公は昔のトラウマから努力する事を放棄して、なあなあな高校生活を送っていました ある時、偶然タイムリープ能力を手に入れ、これで嫌な時間(補習授業など)を飛ばして楽に暮らせると喜びます この心情は少しでも通学を苦痛に感じた事のある人なら共感できるのではないでしょうか? 主人公の昔のトラウマも、ありがちなエピソードだからこそ、怠惰になってしまった心情に対する説得力を帯びています 能力獲得に浮かれているのも束の間、某奇妙な冒険の第五部ラスボスのごとく、結果だけを求めて過程を軽んじたツケが回ってきます 飛ばした時間に起こった出来事を記憶できないため、知らぬ内にヒロインのヤンキー娘と付き合い始めたという事態に見舞われてしまいます 主人公は当然、戸惑います。その後も安きに流されて時間を飛ばし続けた挙げ句、記憶がないせいでヤンキー娘とすれ違い、彼女をひどく傷付けてしまいます 主人公の無様さは、某猫型ロボットの未来道具を得て調子に乗り、最終的に報いを受けるの⚫️太くんを彷彿とさせます(それより遥かにひどいけど) とにかく主人公のヘタレぶりが情感たっぷりに描かれており、とても痛々しい ヤンキー娘がいい子だからなおさら。学校で悪い噂を立てられ孤立していますが、実は家族想いで純情かつ誠実――テンプレなキャラでしたが、この作品にこれ以上ないほどマッチしていました 痴話喧嘩は男女どちらにも原因があるとよく言われますが、この作品では10:0で主人公が悪いので、情けなく陰鬱な気分にさせられます(そこが魅力。主人公の弱さに共感しやすいから) なので甘甘なラブコメを期待していると肩透かしを食らうかと そんなクズ主人公ですが、終盤では己が行状を反省します。ヤンキー娘がどれだけ自分の事を想ってくれているかを知り、昔のトラウマから癒され、時間とまともに向き合う事を決意し、ヤンキー娘に許しを乞います ヤンキー娘が謝罪を受け入れ、二人の関係がリスタートしたところで物語は幕を閉じます ヤンキー娘の懐の広さに魅力を感じました(僕が彼女の立場なら絶対に関係修復を拒絶すると思うので、ややご都合主義的にも感じましたが) 読んでいて辛い気分にさせられるのに、それでもページをめくらずにいられない熱量に満ちた作品でした ただ、あとがきによると二巻が出るそうですが、綺麗に完結しているので蛇足にならないか心配です(細かな謎が残されているとはいえ)

  • 意味不明という言葉が似合います

    過程をすっ飛ばして結果しか書かれていない、読者と主人公はなにが起きたのかわからない 過去のトラウマをキッカケに多重人格になった少年が【記憶の共有はされない】真面目なほうの人格に嫌なことを全て押し付けて、かわいい彼女が出来ました。 でも記憶がないので、何でつきあっているのかわかりません。 少年はまためんどくさくなり、人格を入れ替えます。今度気がついたらかわいい彼女が怒っています。理由は誕生日を一緒に過ごす約束をすっぽかして二股相手の家に泊まっていたからでした。 少年は状況はよくわからないけど、かわいい彼女と別れたくないのでとりあえず謝ります→仲直り→めでたしめでたし。 は? ↓以下本文引用 人は、過去には戻れない。未来に進むことしか。けれど、いつか僕たちがいがみ合うようなことがあったとき、想いがすれ違うようなことがあったとき、僕は今日のこの時間に遡ってこようと思った。 そうすれば、何度だってやり直せる。 彼女のことを好きでいられる。 今、胸に満ちるこの想いを、一生忘れないでいようと思った。 ←キリッ☆ は? おめー何した?寝てただけだろ すれ違いしかねぇわ かわいい彼女が好きなのは主人公ではありません。別人格です。 思考がクズそのもので最後まで不愉快でした。

  • 斬新なラブコメではあるが作者のメッセージがお説教的で娯楽としてはタイミングを選ぶ

    作中で主人公は記憶喪失を度々起こしますが。主人公はそれを時間をスキップする特殊能力を得たと喜びます。 普通はここで記憶障害を心配して病院に行くんじゃないかと。かなり豪胆な主人公で嫌な思いをしなくて済んだと記憶がない事に何ら頓着しません。 作者の意図とは離れますが、現実的に解釈をするとストレスからくる解離性健忘症を意図的に起こせるようになってしまった病人に見えます。 スキップ中の行動に一切の方向づけや条件設定してができないのに、えいやと記憶を消すのは相当なリスクに対してリターンがありません。 スキップ能力を喜んで使うのは何らかのバイアスがかかっているようにしか見えず「世にも奇妙なもの語り」なら気がついたら刑務所に入っているエンディングになりそうなお話。ただし記憶を失っている間に彼女ができているところがミソです。 ラブコメ的には斬新さを感じましたが結局、肝心のラブコメパートが描写されず記憶喪失→彼女ができているの繰り返しで途中からムカついてムカついてしゃーないです。 主人公は「スキップ中の自分のせいで不幸な未来が起こった」と解釈するんですが、主人公はおそらく主人公らしく生きてその結果、失敗してヒロインに振られていたりするとしか私には受け止められなかったです。 「とにかく病院行け、周囲の大人に相談しろ、障害者手帳を早く取らないと人生詰むぞ」とハラハラして辛いです。 「逃げ癖は碌なことにならないと」いう作者からの痛烈なメッセージだと思うのですが、癒しを求めて読み出したらお説教されたみたいなことになってクソ!っと叫びたくなりました 。

  • いい教訓を教えてくれる

    (僕がこの作品を読んで感じたことをまとめます。ネタバレありです) ―――「結果さえよければ、過程なんてどうでもいい。宝くじで当てた三億と、頑張って貯めた三億に何ら違いはない」 主人公の考えです。 僕が何度も考えてきたことでした。 過程がどれだけ悪くとも結果さえよければ何も悪いことはない。すべては結果だとそう思っていました。 しかし、この作品を読んでいくにつれ、その考えが間違ったものであると思い始めました。 時間を飛ばすことができるが、その間の記憶がない。 そのような能力を突然手にした主人公は、過程なんてどうでもよいと考えて、それを多用してしまいます。 そこで生まれていく人間関係の変化や、状況の変化に周囲から取り残されていく主人公。そして、大切な人との擦れ違い。 過程を経なかったことにより主人公は自分のことを苦しめてしまい、大切な人も傷つけてしまいます。 そこで主人公は気付くのです。 「過程を積み重ねるから結果が輝く。何も努力しないで手に入れた結果は輝かない」と。 そして主人公は大切な人のもとへ向かうのです―――。 僕も今年受験なので投げ出してしまいたくなることも多くあります。 でも、その『過程』があるからこそ『結果』が輝くという大切なことをこの作品を通して知ることができた気がします。 よって僕は☆5とさせていただきます。とても良い作品でした。頑張りたくなります。 ・・・さて、勉強しますかっ!

  • タイトル詐欺w

    あらすじでも触れられていますが、ラブコメとは名ばかりの青春小説です。 主人公の心情描写の中には私自身の胸にグサリとくるものもありました… こんな作品に出会えて良かったです。

  • 読んでいてストレス

    スキップの描写のお陰でストーリーが非常にわかりづらく、読んでいてストレスだった。 記憶の断絶や性格の激変で迷惑をかけた相手への説明を果たしておらず、許してくれたからハッピーエンドだと私には思えない。 スキップ中頑張ってくれた人格(?)は感謝されることも誰から知られることもなくこの世から存在を消されたことになる。

  • 文章の構成さえ飛ばしている。駄作

    内容としては、ある日「時間をスキップする能力を手に入れた」ことから、知らない間に彼女が出来てしまっていた、という内容。 そこから始まる、いつの間にか出来てしまった彼女と、その周囲との関係を描いた青春群像劇……なのだが、 題にあるように「小説本文の内容さえ、スキップ」している為、はっきり言って、内容がわからない。 主人公は、授業中は寝てばかりいる上に、見た目も言動も行動もパッとしない。 挙句、都合が悪くなると全て面倒臭くなり、スキップ機能を「やったらマズイよなー」と思いながらも使おうとするクズです。 そんな主人公に、いきなり「体を触ってくれ。直接見て確かめくれ」と胸を触らせてくるヒロイン。 正直、痴女にしか思えない(その時点では、ただのクラスメイト+【思い出してもいない】)。 そしてゲームセンターに行けば、年下の少女にいきなり好感を持たれる始末。 その上、裸で迫ってきます。サービスシーンなんでしょうが、痴女ばかり出てくる印象です。 作者は、ストーリーラインは考えているのだろうけど、それを無視するかのように、 スキップ機能を「考えなし」に乱発する上、「スキップ中になぜか携帯を変えていた。登録していた番号はなくなった。彼女の番号は入れてないが、ゲーセンで知り合った少女の番号は入れていた。彼女の誕生日前日に別の女友達の家に泊まり、共通の友人である少女も自分も彼女の誕生日について忘れていた」という、無理矢理な展開に呆れてくる。 挙句は最後のシーン。 あれで感動して納得するなんて、できませんでした。 どう考えても、広げた風呂敷を無理矢理に畳んだ結果としか思えないような、情けないラストシーン。 80、90年代の学園ドラマのような展開でしたが、それにしてもひどすぎる。 アニメで言えば、12話構成の話から「1、5、6、10、11、12」の話数だけを抜粋したような内容。 これでMF文庫の新人賞受賞作なんて、 とてもじゃありませんが、信じられず、返してもらえるなら返金して貰いたいレベルの出来栄えでした。

  • 面白い!

    とても素晴らしい作品でした! 感情の展開の仕方とても良く物語が生き生きとしていました!

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