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あまのじゃくな氷室さん 好感度100%から始める毒舌女子の落としかた (MF文庫J)

MF文庫Jライトノベル新人賞

あまのじゃくな氷室さん 好感度100%から始める毒舌女子の落としかた (MF文庫J)

零国祥人

『好感度100から始まる毒舌美少女攻略ライフ』は、刊行時に『あまのじゃくな氷室さん』として書籍化された学園ラブコメです。好感度が高いはずなのに素直になれない少女との関係を、毒舌と照れ隠しのやり取りを軸に描きます。

学園ラブコメ毒舌ヒロイン好感度照れ隠しライトノベル

作品情報

好感度は高いのに素直になれない少女との距離を、毒舌交じりに縮めていくラブコメです。

第13回 MF 文庫 J ライトノベル新人賞の審査員特別賞受賞作。応募時タイトル『好感度100から始まる毒舌美少女攻略ライフ』は、刊行時に『あまのじゃくな氷室さん』へ改題されたものとして扱い、KADOKAWA 公式ページで文庫判 264 ページ、ISBN 9784040696157 を確認した。

レビュー要約

  • 毒舌と好意が同居するヒロインの反応を楽しむ作品として読まれている。軽い掛け合いと、距離が少しずつ縮まる過程を重視する読者に向く。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2017-12-25
ページ数
264ページ
言語
日本語
サイズ
10.5 x 1.4 x 14.9 cm
ISBN-13
9784040696157
ISBN-10
4040696158
価格
340 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

心は両想い。なのに――本音が隠れすぎてて結ばれない!? 完全無欠な優等生だが、高圧的で性格はキツく毒舌ばかりの生徒会長・氷室涼葉。そんな彼女に想いを寄せる副会長・田島愛斗は、ある日彼女の言葉の裏に隠された“本当の気持ち”が聞こえるようになっていた! そんな涼葉の本音――それはなんと、あの辛辣でキツい態度や毒舌の何もかもが建前で、本当の彼女は愛斗にべた惚れだったのだ! お互い両想いとわかって喜ぶ愛斗。解答付きの恋愛ならハッピーエンドなんて楽勝だよね! ということでさっそく告白をしたものの……断られちゃった!? MF文庫Jが贈る、答えがわかっているのにすれ違っちゃう捻れ系青春ラブコメ開幕!

レビュー

  • 刺さる人には刺さる、ヒロインのかわいさ

    厳しい態度の裏に甘々な本音。 両想いだと分かっているのに、一歩踏み込もうとすると表のガードが固くなってしまう。 そんなめんどくさい性格の氷室さんですが、だからこそ、このもどかしさが刺さる人には刺さると思います。 こういった女の子が好きな人は、買って損はないでしょう。 また、最初から好感度が100%な氷室さんとの対比として、作品開始時点ではただの友人である砂城さんが登場します。 彼女には氷室さんの本音は聞こえないので、氷室さんの建前の態度をそのまま受け取り、善意から主人公と氷室さんの関係をややこしくしてしまいます。 そんな話をかき回す役目の彼女ですが、主人公と一緒に過ごすうちに少しずつ、と、もう1人のヒロインとしての頭角を表していきます。 距離感の近い悪友のような友人から、少しずつ仲良くなっていく純情なヒロインが好みの方も、楽しめる作品となっています。

  • 振り返ってみれば王道ラブコメ

    砂城が好みだったのでレビューします。 話の展開としてはラブコメでヒロインは完璧美少女にみえてドがつくほどのポンコツ。 主人公のことは死ぬほど好きだが、あまのじゃくに加え、縁結びの神社に5万円賽銭にぶち込むような人とはズレた感覚のために告白を全く素直に受け取れない困ったチャン。 主人公は頭は良いが鈍い系のよくあるタイプ。述べることはあんまりない。 砂城という設定上ギャルの女友達がいる。 あらすじの通り主人公は神様の力でヒロインの心の声が聞こえるようになって両思いが発覚したがヒロインの度が過ぎたあまのじゃくのためにフラれる。 でも両思いなので主人公はそのあまのじゃくを素直にさせようと色々頑張る話。 とはいえはたから見ると主人公がヒロインにただフラれているようにしかみえない。 ラブコメのおかしさはすれ違いにあると思うのである意味王道といえば王道。 という中で、砂城という女友達がいい仕事してるんですわ。 最初はあまのじゃくで玉砕していく主人公をからかっていただけなのに、徐々に主人公への恋心を自覚していき、最後にはその恋路は応援しないとある意味告白宣言。 いくら好きな気持ちから出たとはいえ、はたから見れば身勝手な行動を取るヒロインに主人公を想ってキレるのはグッときた。とてもいいキャラクター。 ただ主人公が鈍すぎて全く好意に気付かれてない。 たとえ続編が出たとしてもこんないいキャラを負けヒロイン枠に収めるのは許せないね…。いやほんとに。 そんな感じで楽しませてもらったけど、終わりかたとしては正直雑だったかもしれない。 言われていることだけど、ストーリー的には神様に動かされて動いている感じなので展開にあまりカタルシスのようなものがない。 せめて、これだけすれ違ってるんだから、ヒロインの内面の問題はヒロイン自身の力で気づくぐらいほしかった。 ラブコメが好きなら買ってもいいけどそうでない人が楽しめる要素はあんまりない。 という評価で星4。

  • 読み手がニマニマできる気持ちの良いラブコメ!

    MF文庫の新人賞、審査員特別賞を受賞した本作。 特筆すべきは、やはりヒロインが可愛い事。 他のレビューでも仰っている方がいますが、素直になれないヒロインの 新しい可能性をたっぷりと見せてくれています。 本作はこのヒロインの新しい魅力を生み出せた事が最大の功績で、 それが受賞に繋がったのではないでしょうか。 2巻も既に出ているので、今から読むのが楽しみです。

  • メインヒロインが可愛かったです。

    前半は良かったと思います。 後半は微妙でした。 メインヒロインが可愛かったです。

  • ありきたりだが、そこがいい!

    ありきたりな設定だったのですが、私はそこが長所だと思いました。 ヒロインの氷室さんは、タイトル通りあまのじゃくです。ツンデレではないです、あまのじゃくです。ここ大事ですよ。 そしてそして何よりイラストがかわいい! うなさかさんのイラストは頭一つ抜けています。 とりあえず、mf文庫j新人賞の中では個人的に一番好きです。 王道ラブコメが好きならハマるはずですよ。

  • これは2017年最高の出会いの一冊!

    13回MF文庫J新人賞のライトノベルをこの本と合わせて3冊読みました、ジャンルは全てラブコメです。 前に読んだ2作品は正直好みに合わず、3冊目もあまり期待はしていませんでした。 実際に読んでみて、始めの数ページは平凡というかテンプレで読みながら「またか」と思ったものですが 最初の挿絵のページ辺りから「お?」と思い、読み進めていくうちにどんどん引き込まれました。 これは凄い。2017年に読んだデビュー作の中で一番面白かった! ヒロインの氷室さんは、普通に登場すればヘイトばかり集めるタイプのヒロインかもしれませんが、この作品の作者様はそれを 敢えて強調し、文章の工夫でどストレートに可愛さが伝わります。読み進めなが何度氷室さんの可愛さに悶絶したか分かりませんw そして主人公なのですが、ここ数ヶ月で読んだラブコメの主人公は近頃のニーズなのかどうのも卑屈なキャラクターが多いのですが。 この作品の主人公の田島くんは魅力的でした、変にひねた訳ではない背筋の延びた主人公と言った印象で、彼の恋を応援したく成ります。 作品全体としてもしっかりまとまっていて、テンポよく読み進めることが出来ます。 是非、早く続きが読みたい。星5でも良かったのですが、デビュー作と言うことで時間への期待を込めて敢えて星は4つにしました。

  • 単巻物だとしたらとても良いラスト

    ※このレビューはネタバレを含みます。 この作品の良いところの一つは、主人公の少年がラノベにありがちな記号的非リア充ではないことです。 しかも成績が学年トップの優等生。ギャルの砂城さんからはオタ島呼ばわりされていますが、その砂城さんからも好感を持たれている、頭の良い奴です。性格も良く、挫けず捻くれず氷室さんにアタックするメンタルの強さがテンプレラノベチックではなくて気に入りました。 で、その氷室さんですが、彼女はツンデレというより、文字通りあまのじゃくなのです。わかりやすいツンデレヒロインが蔓延る中で、この強烈なあまのじゃくっぷりは新鮮です。1巻完結だとしたら、デレずに(落ちずに)終わったのはとても良い結末だったと思いました。もしかしたら続くのかもしれませんが、彼女があまのじゃくではなくなり、素直に主人公と向き合うようになったらそこでこの物語は終わるんだと思います。

  • ラノベ作品としても完成度が異様に高いのではないか

    ツンデレ系ヒロインのツンがデレの過剰防衛として栄えて久しい今日に「うる星やつら」や「らんま1/2」(どちらも高橋留美子先生の作品)の流れを汲むかのような、一見ギャグに振れたのようなポンコツ派キャラの復権を予期させるかのような新鮮さを感じた。 どうも、少女系ラノベではヒロインに謙遜や自虐させることで共感を呼ぶような手法等は幾つかあるようだけど、俺ツエーがもてはやされる男子系ラノベのレーベルで今これを読むと新鮮さが半端ない。ラノベ全般に妹モノの次はこのポンコツ系ヒロインの時代でも来るんじゃないかと思わされた。 ストーリー構成的にも、表裏の相反する心情が知れる状況で何かアクシデントが起こってどうこうという発展ではなく、そもそも表裏の相反する心情を持つヒロインのポンコツ振りがアクシデントそのものであり、この閉鎖環境で必然的に苦悩する主人公に同情する。コンパクトに構成されたシンプルな状況でラノベ作品としても完成度が異様に高いのではないかと思う。 ラブコメが本当にコメディしている作品

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