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心理学者こころ女史の分析 卒業論文と4つの事件 (富士見L文庫)

富士見ラノベ文芸大賞

心理学者こころ女史の分析 卒業論文と4つの事件 (富士見L文庫)

七菜なな

心理学研究室助手の天童こころは、わずかな手がかりから人の行動や隠し事を読み解く観察力を持つ。ゼミを仕切る柊正宗の前に、卒業論文がらみの奇妙な事件が次々と持ち込まれる。

心理学大学日常の謎連作ミステリ

作品情報

心理学者こころ女史の分析が、学生たちの小さな事件を照らし出す。

受賞時タイトル『A×M--ジェリー・フィッシュと五つのイニシャル--』を改題した富士見L文庫作品。心理学の観察眼を軸に、論文と人間関係から生まれる事件を解く。

レビュー要約

  • 設定と人物配置の明快さが評価され、物語の推進力を楽しむ読者に向く。一方でジャンル色が強いため、題材への好みで受け止め方が分かれやすい。

書籍情報

出版社
KADOKAWA/富士見書房
発売日
2014-11-13
ページ数
288ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.2 x 15 cm
ISBN-13
9784040704012
ISBN-10
4040704010
価格
350 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

柊正宗が卒業論文保管庫で出会ったのは、見た目は高校生、行動は不可思議、その真意を読むことは不可能な、心理学研究室助手の天童こころだった。ある論文を巡る事件を端緒に、ふたりのフィールドワークが始まる――

レビュー

  • まずまず

    浮世離れした大学院生と、彼女のサポートを教授から命じられた お人よしの大学生によるミステリー作品です。 タイトル通り、4つの事件が描かれていますが、 どれもなかなか面白かったです。 続編もありかなと思いましたが、初版からの経過年数を考えると、 難しいかもしれません。

  • 良い意味で期待を裏切られた

    普段仕事で忙しい私は、本屋だと新聞・週刊誌中心に買うのだが、今回久々に文庫本を手に取った。読んでみて、先ず時間を取らずにサラッと読める文体がとても有難いし、何よりキャラクターの立ち回りが非常に良い。ヒロインのこころ女史の描写は特に上手く枠を組んで活き活きと動いているように思える。また、表紙のタイトルにある心理学者の部分は理解しやすい形で読者に提示してあり、猿でも分かる仕様になっているのは非常に素晴らしい(専門的な知識をひけらかして賢こぶりたいのは三流、分かりやすく説明するのは二流、猿でも分かるように説明できてこそ一流、だと私は思います)。恐らく文体そのものが女子向けということもあって、中には私自身には「うん?」と思う描写があったのも事実ですが、キャラクターが活き活きしている分、大学時代を思い出せて面白かった。ただ、卒論の流れは「心理学部だとやっぱ違うのかな?」と思うところがありました。もっと、こころ女史が見たいので、2巻目が早く読みたいな、と思います。

  • 面白かったです。

    最近本を読む時間がめっきり減ってしまった私でもさくさく読めました。 とっても読みやすい文体です。 心理学って聞くと複雑そうに捉えがちですが、大学生の身近なお話といった感じで、終始楽しく読ませていただきました。 ツンデレこころちゃんが可愛すぎます。 政宗くんのあの夜に一体何があったのかも気になるところです(笑) 続きを所望します!

  • 【主人公(柊正宗)が強気すぎる】

    主人公(学部生)が助手を会って早々タメ口&”おまえ”呼ばわり&怒鳴りつけ。 強気を通り過ぎて、現実味がない。仕切りたがりの"疎まれゼミ長"なのか? 主人公・柊は、他にも、あって間もない女装男(顔は綺麗だが、体はイカツイ)を、"おまえ"呼ばわり. 違和感がありすぎる。 ツンデレこころちゃんはかわいいと思いました。

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