風見夜子の死体見聞 (富士見L文庫)
これから死ぬ人の姿が見える少女と、彼女に巻き込まれる少年を描く青春ミステリー。未来の悲劇を避けようとする行動が、学園の日常に不穏な緊張を持ち込む。
作品情報
死を見通す少女の過激な人助けが、少年の平穏を揺さぶる。
KADOKAWA 公式オンラインショップで、富士見L文庫としての刊行、ISBN、判型、ページ数を確認した。Amazon JP での紙書籍 ASIN は ISBN-10 と同一とみなし補完した。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA/富士見書房
- 発売日
- 2016-06-11
- ページ数
- 256ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.7 x 1.1 x 14.9 cm
- ISBN-13
- 9784040709864
- ISBN-10
- 4040709861
- 価格
- 50 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
死神とあだ名されるクラスメイト風見夜子に、凪野陽太は声をかけられた。「あなた死ぬわよ」“これから死ぬ人の姿が見える"という夜子の、悲劇を回避するための過激な人助け――死体見聞に陽太は巻き込まれ……!?
●半田 畔:2015年、第3回富士見ラノベ文芸大賞にて応募作『風見夜子の死体見聞』が金賞を受賞。応募作を改稿した本作にて、富士見L文庫より作家デビュー。
レビュー
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悪くない。死が見える少女が死を回避させようとする物語
死が見える少女・夜子の幼なじみの男子高校生が語り手で主人公ですが、キャラとしてワトソン役なので、物語上の主役は夜子です。 半田さんのデビュー作。いま私がアマゾン感想の一人目ですから、注目が弱かったのでしょう。 内容は悪くないので、続き読みたいのですが、厳しいでしょうね。 物語としては「死神くん」にたまにあったような、死を回避させるタイプのもので、珍しくはないです。 ちょっとしたミステリー要素はありますが、ヒューマンドラマ風味に重点がおかれている作品。 子供の頃から死をみてきてそれを止めることもできずうけいれ、まわりから変人として孤立していた少女が、幼なじみの死を回避させることに成功したことで、その協力で回避に積極的になり、親しい相手ができていくという形です。 短いエピソードの連なりで、地味よりな話ですが、雰囲気やキャラは悪くないので、私はわりと好みでした。
関連する文学賞
- 富士見ラノベ文芸大賞 第3回(2015年) ・金賞