罪の余白
第3回〈小説 野性時代 新人賞〉の受賞作「罪の余白」。娘の転落死の真相を追う父を描く心理サスペンス。
作品情報
第3回〈小説 野性時代 新人賞〉受賞作。
第3回〈小説 野性時代 新人賞〉の受賞作。娘の転落死の真相を追う父を描く心理サスペンス。KADOKAWAから単行本として刊行された。
書籍情報
- 出版社
- 角川書店
- 発売日
- 2012-09-01
- ページ数
- 255ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784041102756
- ISBN-10
- 4041102758
- 価格
- 9800 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
高校のベランダから転落した加奈の死を、父親の安藤は受け止められずにいた。加奈のクラスメイトだった少女の協力で娘の悩みを知った時、償いを求める戦いが始まった――。第3回野性時代フロンティア文学賞受賞作。
1984年2月13日生まれ。2006年千葉大学文学部史学科卒業。出版社勤務を経て、2012年、本作で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。
レビュー
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ドキドキしながら読めます
もうやめて!と思いながら、最悪の結末を期待してしまう。そんな感じでした、めっちゃオモロ
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面白い。
奇抜なストーリー展開、意外な結末。一気に読み終えました。
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晴れることのない
このような目にあった子の親の気持ちとして、鬱屈とした気持ちが晴れることのない物語。現実には、この物語よりも、遥かに凄惨で残酷な虐めが横行していることと思うが、その全てが白日の元に晒され、正しく裁かれることを切に願う。
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よくできた作品
デビュー作ですが、うまいです。 話の持っていき方もそうですが、読者の気持ちをうまくリードしています。 納得のいく結末で、よかったです。
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映画よりいい。
小説後に映画を観たが、やはり小説がいい
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芦沢作品,この読み応えに中毒性あり
とにかく,心理描写は登場人物をとことんえぐる。邪悪なものを潜ませながら日々をこなす人物像(しかも女子高生)に,ここまで極端ではないが,少し思い当たる節もあって・・・加害者:咲の異常な自己中心愛は現実にないとも言い切れない恐ろしい匙加減で描かれているところがゾッとする。 この作品の妻を亡くし,一粒種で亡き妻の形見のような娘をいじめでなくす主人公:安藤の重すぎる境遇に,コミュ障:の早苗とのやりとりが若干,この物語の息継ぎゾーンを確保してくれていたし,完読した時に気持ちが軽くなる余白を作ってくれている。
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【ネタバレあり】
楽しめました。 この作品に限らず、別人のふりをして敵と接触するシチュエーションは鉄板ですね。 間違いなくハラハラします。 最終的には早苗さんがいじめっ子の正体を暴くのかなと期待していましたが、 そういう流れではありませんでしたね。 何気ない一言で同級生を嫌いになり、最後は死に至らしめてしまうという... 恐ろしい。 当然ながら当作品はフィクションですが、そうとは割り切れない読後の余韻があります。
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早苗さんのこれからが気になります。
なんかのアンソロジーで短編を一つだけ読んだ作家さん。その短編が面白かったので、この小説を初読みです。率直な感想は、今回私にとっては読みずらかったです。単に頭が悪いからだと思うのですが、どうもそれぞれの登場人物の目線でランダムに描かれているのが苦手みたいです。でも中身は良かったし、胸に残る痛いシーンもありました。特に「早苗」さんの存在がインパクト大です。早苗さんのこれからが気になります。