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奸婦にあらず (角川文庫)

新田次郎文学賞

奸婦にあらず (角川文庫)

諸田玲子

『奸婦にあらず』は諸田玲子による2007年回の受賞作です。人物や社会、記憶との向き合い方を軸に、受賞作として評価された主題を読者に伝える作品です。

受賞作人間関係記憶社会

作品情報

奸婦にあらずは、諸田玲子の筆致で人の選択と時間の重みを描く受賞作です。

『奸婦にあらず』は、諸田玲子の受賞作として知られる作品です。NDL OPAC または出版社ページで単行本・文庫の ISBN を確認し、日本の紙書籍は ASIN と ISBN-10 を同値として補完した。 作品ページでは、確認できた刊行状況と、賞の記録からたどれる作品の位置づけをもとに紹介します。

レビュー要約

  • 読者からは、題材への距離の取り方と落ち着いた語り口が評価されている。派手な展開よりも、人物の内面や背景を追う読み方に向いた作品として受け止められている。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2021-09-18
ページ数
640ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 2.4 x 14.9 cm
ISBN-13
9784041116456
ISBN-10
4041116457
価格
755 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

密偵として生きた女性の激動の人生を描く、第26回新田次郎賞受賞作! その美貌と聡明さを武器に、忍びとして活躍する村山たかは、ある時、内情を探るために近づいた井伊直弼と激しい恋に落ちる。だが、苛酷な運命が二人に襲いかかって……。著者の代表作が新装版で登場!

●諸田 玲子:1954年静岡市生まれ。外資系企業勤務を経て、テレビドラマのノベライズや翻訳を手がけた後、作家デビュー。96年『眩惑』でデビューする。2003年に『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞受賞。2007年に『奸婦にあらず』で第25回新田次郎文学賞受賞。2012年、『四十八人目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞受賞。「お鳥見女房」シリーズ、「あくじゃれ瓢六捕物帖」シリーズ、「天女湯おれん」シリーズなど、数々の人気シリーズを持つ。近著に『花見ぬひまの』『ともえ』『波止場浪漫』(上下)などがある。

レビュー

  • たか女の能力と美貌、運命にため息!

    多くの資料を集め、たか女の一生を大変魅力的に描けている。 直弼との間にできた子どもはどうなったのだろうか?あえて秘密にされたのか。

  • 良かったけれど。

    諸田玲子さんの本はいくつか読んでいます。肝婦にあらずは、最初はぐいぐい引き込まれましたが、主人公の生き方にあまり共感できず、また、だんだん先がわかってきたので星4つです。 井伊直弼は実在の人物で、桜田門外の変で暗殺されるのがわかっているので、その辺から面白さが半減でした。しかし、物語全体では、話の中に引きずり込まれるようで、面白かったです。

  • 井伊直弼を支えた女性の生涯を、女性作家ならではの優しい眼差しで雄大に描いた傑作

    安政の大獄で幕末に粛清の嵐を巻き起こした井伊直弼によいイメージはなかったが、本書は井伊直弼と恋に落ちて、立場の違いを乗り越えて生涯献身的に支えた、村山たかという女性を描いた大作である。 本書に興味を持ったきっかけは、先日多賀大社に参拝した際に、グーグルマップの多賀大社の口コミに本書や「たか女」という名前を頻繁に見かけたことだが、桜田門で暗殺される井伊直弼の結末を知っているため、一体どのような物語になるのか不安を感じながら手に取った。 ところが、本書を読み始めると、井伊家の十四男として部屋住みで飼い殺しのような生活をしている若き日の直弼と、ある目的をもって直弼に近づいた「たか」が燃えるような恋に落ちてしまう冒頭から、いきなり物語に引き込まれてしまった。 全国に坊人と呼ばれる人員を配して情報を入手し、それを使って彦根藩だけでなく朝廷にも影響力を有する多賀大社の命を受けて働く「たか」と、十四男とはいえ大名家の一員でる直弼の関係は、本来であれば許されるわけではないが、障害が大きいだけに逆に二人の恋は燃え上がる。そして思いもかけぬ展開により直弼は井伊家の跡取りになり、幕末の大動乱の立役者になるところから、二人の運命は大きく転換していく。 息もつかせぬ展開が続くストーリー展開は見事だが、やはり最大の魅力は、「たか」という女性にある。一途な女性の心をここまで優しい眼差しで細やかに描くことができるのは女性作家ならではだと思った。 井伊直弼に対する見方も変わるので、歴史小説好きな人には是非お勧めしたい一冊である。

  • 綺麗で~良かったです。

    友達との、「読書会」のテキストに使いました。長編の割に、面白く~ついつい読まさりました。歴史書的な小説です。

  • 登場人物一人一人に感動した!

    登場人物それぞれが鮮やかに情感たっぷりに描かれており感動した。また、ストーリーに引き込まれ、自分もそのなかにいるような錯覚を覚えるほど、熱中できた。

  • 面白い

    面白く一気に読んだ

  • こういうのが直木賞をとるべきだよなあ

    井伊直弼の愛人を描いて、定型にのっとってはいるが佳作で、新田次郎文学賞受賞なのはいいとして、こういうのが直木賞をとるべきだと思うんだが候補にもあがっていない。

  • 面白かった

    中古の本にしては高い

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