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末代まで! LAP1 うらめしやガールズ (角川スニーカー文庫 218-1)

角川学園小説大賞

末代まで! LAP1 うらめしやガールズ (角川スニーカー文庫 218-1)

猫砂一平

『末代まで!』は、猫砂一平による角川学園小説大賞の受賞作。

子どもと成長

作品情報

『末代まで!』は、猫砂一平による角川学園小説大賞の受賞作。

『末代まで!』は、猫砂一平による角川学園小説大賞の受賞作。

書籍情報

出版社
角川書店
発売日
2009-11-02
ページ数
285ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784044748012
ISBN-10
4044748012
価格
306 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

入ったばかりの高校で、本当の《幽霊部員》が見えてしまった俺は、その幽霊に末代まで祟られるハメに――。超スピードの《老婆走》、パートナーは幽霊少女、気持ちが合わなくてはレースには勝てない!?

レビュー

  • 受賞には頷けるが・・・

    幽霊と共にババアに乗ってレース ほとんどこの言葉に集約されていると思う 萌え要素なども散りばめつつ、少し強引だったりもするがずずいと設定を飲み込ませる勢いもあり なるほど大賞受賞作なのだなと感じられる出来 個人的にはレース中入り込みすぎるとパートナーの幽霊の過去を見るというあたりが面白かった 絵も元々はサンデー漫画カレッジとやらで佳作を取っているということで ツボを外しすぎているということはないと思われる ほぼ無難にまとまっているので内容的にはそこまで大きな欠点はない 1作目にしては佳境の部分が少し物足りないかなというくらいだ が細かい点として、作中保険医が関西弁と思われる話し方をするのだが、これがひどい おそらく普通に関西弁を話す人ならば読んでいてかなりの違和感に襲われるのではないだろうか 関西人が他人に喝を入れるのに「バカやろう」はない・・・ 作者が関西人で、その住んでいる地域ではこうだというのなら仕方ないが 大賞受賞作として売り出すなら担当側が見逃すべきではなかったと思う LAP1ということで続刊が出ると予想されるが、絵と文を両立させるにあたり 「両立させてるんだからこんなものだろう」と言われることのないよう頑張って欲しい作品だ

  • びっくりするくらいつまんねえ……

    いや本当つまらないという言葉しか思い浮かばない 「マッハババアでレース」というこの時点で嫌な予感がしたんだ。 寒いんじゃね? と。 大正解。思いっ切り上滑り起こしてます。 これがバカで突き抜けてくれるならともかく中途半端もいいとこ。 延々と馬鹿馬鹿しい展開が続きます。 ギャグコメディーっていうのは基本的に二種類。 「真面目な事をバカっぽくやる」、あるいは 「バカな事を真面目にやる」。 大抵は前者。 しかしこの場合は「バカな事をバカっぽくやる」。 一番ダメなパターンです。 それじゃバカバカしいだけなんだって。

  • 自分の趣向には合わなかった。

    設定は良いです。それは認めます。 ストーリーの構成も、これが駄目だと断言できるものはないです。 しかし会話の半分くらいを、設定の説明やら術の説明やらルールの説明やらで潰されている様な気がして、話にのめり込む事が出来ず、一貫して読破することが出来なかった。 ていうか、何だろ。個性的というか極端に独創的に仕上がってぶっちゃけよく分からんヒロインが、よく分からんテンションでよく分からん言動をしているのが目立った。というか、そこだけしか印象がない。 主人公が地味過ぎる。 途中で存在を忘れた。

  • 読まないとたたるわよ

    『末代まで! LAP1 うらめしやガールズ』です。 作者はマンガでも受賞経験があるということで、イラストも担当しています。カバー折り返しに『山号寺号』というタイトルの四コマ漫画があり、本文の章タイトルもそれになぞらえて○○さん○○じ、という形になっています。 内容は、男主人公の一人称で、変な部活に入ってしまって女性キャラ四人くらいに振り回される、というもの。みんな大好き長門系キャラもいますし。 設定は確かに良いと思います。ババアレースとかフラクタルとか。発想もいいし、詳細もしっかり詰められています。ただそれが、本文中で延々と説明されるのは読むのきついです。 そのきつさを緩和するのが、随所に出てくるギャグということになると思うのですが、こればかりは読者の好みによって大きく左右されてしまうもので、私は全く面白いと思えませんでした。 ギャグが面白くないと、この作品はつらいです。説明も延々だし、ギャグを発言しているキャラだって魅力が無くなりますし。 メインヒロインはお岩さんですが、そこに行くまでの過程があまりしっくり納得できず、最後○○せの儀式をするようになるのは唐突に思いました。 また、レースものかと思ったら、ババアレースをするのは中盤でちょっとと、ラストだけ。それ以外は、いわゆる日常ネタみたいなもので、ギャグが面白く感じなければキャラ同士のかけあいで成り立っている日常部分が退屈になってしまいます。 すみません。まさしく霊能力の有無で幽霊が見えるかどうかが決まるように、ギャグの波長が合うかどうかで面白く感じるかどうかも決まってしまうみたいです。 というわけで大賞作ではあるけど主観的には残念ながら面白くなかったです。 ただ、設定のすごさと自らイラストを描いているところと四コマ漫画が面白かったことを客観的に評価して★3とします。

  • 末代まで……売れて欲しいタイトル!

    シンプルな構成が光る良作。 ★長所 ・都市伝説として語られている「ターボババァ」の設定をそのまま取り込むだけではなく、競馬の要素を盛り込みゲーム性を強く全面に出すことに成功している。 ・キーとなるヒロイン二人はどちらも「トイレの花子さん」「お岩さん」をモチーフにした簡単な設定だが、本編の中では更にそういった妖怪や幽霊といったキャラクターに「由来にまつわる記憶を先祖代々記憶している」という追加要素を加えることによって、個々のキャラクターとしての人格と出自にまつわる記憶の間で揺らぐ人間性の強いドラマ作りが見られる。またこれはキャラクターの性格設定にきちんとした裏付けを与えていることにもなり、広く知られている幽霊や妖怪といった設定をそのまま取り込むことによるオリジナリティの薄さを補正して余りある効果が期待できる。 ・主人公が霊能力者として結界術を教わるシーンでは、訓練の方法を具体的に抜粋して箇条書きにしてある。人魂を使う、という非現実的な前提がありながら、ゲームブックのような楽しさが感じられる。また結界術に数学を用いるという設定も同様にリアリティを強く感じさせている。 ☆短所 著者が漫画家志望者ということで挿絵も担当されているが、キャラクターデザインに難点アリ、と言わざるを得ない。例えば一巻でメインに登場する妖怪・幽霊キャラは「花子さん」「お岩さん」「九尾のキツネ」の三人だが、「九尾のキツネ」が九本の尻尾をリボンや髪のくせ毛で表現している半面、花子さんが特徴のないセーラー服姿であったり、お岩さんがただの和服である点など、デザイナーとしての不満はかなり大きいと言わざるを得ない。本編の構成が堅実で読ませる内容であるだけに残念である。特にお岩さんの着物が左前にすらなっていない点は気になる。これはお岩さんの性格設定から、後の展開にその理由付けを期待できるという見方もできるが……どうであるにせよ、やはりプロのデザイナーに頼むという選択肢もあったのではないかと悔やまれる。個人的に。 しかし総評としては非常に良作であったと言える。著者がこのまま周知の妖怪や幽霊をどのように料理して登場させて行くのか楽しみな作品だ。

  • 次巻は出るのでしょうか?

    主人公とヒロイン事お岩さんとの絡みは少なめで、前半は花子さんとのババーレース特訓がメインで進行しています。 前半主人公がお岩さんを怒らせてしまうのですが、何となくそこまで激怒している理由に説得力が多少欠けています。 ストーリーの流で言うと、次を出す事を考えていなかったのだと思いますが 主人公とヒロインの関係を強引に終結させちゃったかな〜感がありますが、全体的にさくさく読めてしまいます。 文書にも魅力を感じますので時間を忘れて読める一冊だと思います。 次巻への期待も持てますので買って損は無いかと思います。 ただ、次巻が出ればの話ですけど・・・その辺は不明です。

  • 設定は良いのだけれど…

    ババアに乗ってレースを設定はするという設定は斬新で非常に面白い上にババァレースのルールもしっかりと作られている所はとてもよかったし、キャラクターも個性的な幽霊や人物が多くて楽しかった。 しかし中盤のあたりでメインヒロインであるお岩さんの出番があまりにも少なすぎたように思える。そのせいなのか、最後のほうで主人公とお岩さんが何故あのようになったのかが理解できなかった。 またお岩さんのギャグが痛々しいという所も非常に勿体無いように感じた。わざとギャグを滑らせるにしても、もう少しやり方があったのではないかと思う。 次に主人公のネーミングはちょっと…本名を出さないのは良いがもう少しひねりがほしかった。 最後に気になったのが表紙などのイラストに使っている色が少なすぎるのではないかと思う。特に表紙に書かれているお岩さん髪の色があまりにも単調すぎるのではないかと思う。良く言えばシンプルで分かりやすいイラストと言えるが悪く言えば単純でどこか物足りないイラストで残念だった。

  • お化けでレース

    六年ぶりの大賞作品ということで手に取ってみました。ハルヒ的なダラダラした一人称で、幽霊が見えるためにトラブルに巻きこまれて〜というどこにでもある内容。ただ文章や設定が個性的で、巧さもあり、期待できる作家だと思いました。 長所と短所がどちらも目立つ作風で、特に「大賞」という看板を背負っているので「ラストが展開早すぎ」とかの欠点に目が行っちゃうのが勿体ない印象。無理に婆走とかいれないで幽霊の女の子たちと楽しい掛けあいだけしてればよかったような気もしますが、それだと大賞はとれなかっただろうし。

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