日本の文学賞

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クラッカー (カドカワ・エンタテインメント)

横溝正史ミステリ&ホラー大賞

クラッカー (カドカワ・エンタテインメント)

建倉圭介

平凡なサラリーマンとして生きてきた男が、失った誇りを取り戻すため、コンピュータを利用する犯罪者「クラッカー」となって会社の横領を企てる。復讐と金を目的とした計画は、予想を超える金が動いたことで、過去から続く犯罪ともうひとつの復讐へつながっていく。

コンピュータ犯罪横領復讐企業社会過去の犯罪

作品情報

会社から奪うはずだった金額を超えた横領が、過去の犯罪と復讐を呼び覚ます。

建倉圭介のデビュー作となるクライムミステリー。職場で追い詰められた男の横領計画を起点に、コンピュータ犯罪の技術と個人的な怨恨が交わり、隠されていた犯罪の連鎖があらわになっていく。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
1997-08-01
ページ数
289ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784047881013
ISBN-10
4047881015
価格
241 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: クラッカー (カドカワ・エンタテインメント) : 建倉 圭介: 本

レビュー

  • 10年先を行っていたんだなぁ

    個人情報保護法が出来てから一般の企業の人も個人情報の価値というものを本気で考え始め、また悪い人たちも個人情報の価値というものを本気で考え始めた。97年のこの本には企業が持つ「個人情報」を闇に流し、それを知った社員が殺されるというモチーフが出てくる。10年前には、多くの人が「何でそんなものが殺人を犯すまでの動機になるのか」ぐらいに考えていたと思う。今、考えてみると作者は10年先を行っていたんだなぁ、と思う。作者はエンジニアの人らしく、パケットスニッフィングなどのテクニックが正しく(?)描写されていて、ほぉ、と思った記憶がある。

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