いつか、虹の向こうへ
元刑事の尾木と三人の居候、そして家出少女の同居生活が、事件と再生へとつながっていく人情ミステリ。
作品情報
居候たちの静かな日常に、ひとりの家出少女が波紋を広げる。
第25回横溝正史ミステリ大賞・テレビ東京賞のW受賞作として2005年に刊行。2008年に文庫化され、元刑事と居候たちの奇妙な共同生活が事件へつながる物語として読まれている。
書籍情報
- 出版社
- 角川書店
- 発売日
- 2005-05-24
- ページ数
- 323ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784048736121
- ISBN-10
- 4048736124
- 価格
- 1 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
奇妙な同居生活を送っている元刑事の尾木と3人の居候。家出少女が彼らの家に転がり込んできたことをきっかけに、殺人事件に巻き込まれてしまうが……。第25回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞ダブル受賞作。
レビュー
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タイトルが絶妙
タイトルが後半の箇所になり納得した。久保殺しの犯人が意外でミステリーとして読みごたえがあった。
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商品も配送も問題なく良かったです
商品も配送も問題なく良かったです
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ちょっと重めの気分になります。
希望を見出せるストーリーなんですが、終始重い気分になります。 明るく爽やかなワクワクを楽しみたい方には不向きだと思います。 著者のデビュー作と言う事で、現在との違いを味わうには良かったです。
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悲しみが多いほど大きな虹をつくるタネがある。
中年のくたびれて、どうでもいいやと思っているオトコが、 ハードボイルドに変身していく物語。 でも、いつもボコボコにされている。 文章が じつに 自虐的なのが おもしろい。 刑事 尾木で、いきつけのノミヤで 女に誘われて、 いそいそとついていった女の部屋に 女の彼氏が現れて, ナイフを振りかざしたら、あっという間に 彼氏の腹に刺さった。 そのまま、彼氏は 死んでしまう。 ノミヤの女に、はめられて、正当防衛で死なす。 それで、刑事は失職し、刑務所に4年服務して、 シャバにもどったのだが、なぜか 投げやりだった。 妻からは 離婚届がだされ、慰藉料請求があり、 親から受け継いだ 家を 売らざるを得ない状況。 いつのまにか 居候が 3人も住むことに。 翻訳家でゲイの 石渡、学生でお腹をすかせたジュンペイ、 万引きをくり返す 恭子の3人と住んでいた。 尾木は 酔っぱらって、ふらふら歩いていたら またしても 女を拾うことに。 結局 居候が 4人となるが、その女 早希が 美人局だった。 早希をめぐって、事件が 巻き起こっていく。 早希の美人局をやっているオトコ 久保が 家に踏み込み 尾木をボコボコにする。そのあとに 久保が 殺されていることが、分かる。 その殺したのが 早希ではないかと言われ、警察に拘置される。 その久保は ヤクザの檜山の妹の子供だった。 尾木は 檜山から 久保の初七日までに、久保の犯人を捜せといわれる。 そこからの 尾木は 結構 がんばるのであるが、 いつも、ボコボコにされる。それでも、たどりながら、 その真相を 明らかにする。 尾木の過去や4人の同居人の過去が明らかになっていく。 虹のタネの話が 秀逸。これがないと しまらなかったかもしれない。 悲しみが多いほど大きな虹をつくるタネがあるというのが、いいね。
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男の話
後半に向かってテンポ上がります。 ハード過ぎないハードボイルド、でしょうか。 とても読後感良いです。
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良かったです。
元刑事が四人の居候を抱えながらも殺人事件に挑む内容がとても楽しかったです。
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運が悪い人生
影のある人達の共同生活の中で生きている刹那さがなんとも、人生の不公平感を感じながら興味深く読むことができました。
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うーん?そうなる?
いろいろあって警察を追われた元刑事 擬似家族と何故一緒に暮らすことになったのか その事情や美人局… 理不尽な事、不可抗力、現代社会に生きる人々に思いがけず起こりそうな不運を寄せ集めた話の様な気がした。 ラスト、元刑事の心は救われたのか?
関連する文学賞
- 横溝正史ミステリ&ホラー大賞 第25回(2005年) ・大賞・テレビ東京賞