日本の文学賞

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ロスト・チャイルド

横溝正史ミステリ&ホラー大賞

ロスト・チャイルド

桂美人

監察医務院を襲う武装グループと、遺伝子医療をめぐる陰謀に巻き込まれた神ヒカルの戦いを描くアクションミステリ。

医療遺伝子襲撃事件陰謀アクションミステリ

作品情報

生命の根源をめぐる、壮大で危険な争奪戦。

第27回横溝正史ミステリ大賞受賞作として2007年に刊行、2009年に文庫化。

書籍情報

出版社
角川書店
発売日
2007-07-01
ページ数
396ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784048737838
ISBN-10
404873783X
価格
2308 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

第27回(2007年) 横溝正史ミステリ大賞受賞

レビュー

  • 続編が読みたい、ヒカルに生き続けて欲しい

    主人公ヒカルは日本人離れした美貌を誇る検死医。この設定に先ずどぎもを抜かれる。しかし彼女には血の繋がった双子の男のまでいる。彼らはなぜヒカルと暮らしているのか、普通の医者と違った能力を持つと思われる血の秘密は。。。久々に「続編」が読みたいと思うミステリーに出会った。

  • けっこうおもしろかった

    冒頭の監察医務院が襲撃される場面では、なんだこのドタバタは! 女性主人公のがさつさには、なんだこのネエチャンは! と思いましたが、速過ぎる展開も、ストーリーが進むうちに描写が落ち着いてきて、幼い双子を世話するあたりからしっとりとした情感も出てきます。図式的にしか描かれない登場人物がいる一方で、病気の子を抱えた警視庁外事1課の捜査官の苦悩などは比較的ていねいに描かれており、共感できる場面もありました。遺伝子治療についての専門的な知識や技術も紹介されています。 しかし、風呂敷を広げすぎて謎が錯綜し、その結末を最後に無理やりつけようとして強引な説明に陥り、少し興をそがれます。 でも、最初と最後に少し目をつむれば、楽しめるエンターテインメント小説だと思います。

  • 混乱する

    話の筋はそこそこ面白いのですが、 それ以上に感じたのは読みにくさですね。 登場人物が多くてそれぞれの関係が複雑で カナ表記が多くて同じ人物でも複数の名前があったりと 頭の中で相関図を整理しながら読まないと混乱必至です。 そんなに厚い本ではないのですが 読み進むのに苦労しました。

  • てんこ盛りな面白さ

    次から次へと起こる事件、狙われる恐怖感、追い詰められる緊迫感。 やや強引さはあるものの、次が気になってやめられない、とまらない、という面白さ。 加えて、遺伝子やキメラなど医学的な知識もてんこ盛りで飽きさせない。 少々、読みにくさ等はあるものの、全体的には面白い小説だった。

  • 疲れた・・・

    横溝賞ってなんか説明的な本が多い気がする。 医学的な知識がどっぷり満載なんだけど、そんなの読んでもわからないし。 主人公のキャラは面白かった。でも、サイコメトラーと貞子を混ぜたみたいで なんだかなあ。最後は何がなんだかわけわからんかったけど、とににかく最後まで読めたから良い作品だったと思う。

  • 乱雑だけど最後まで読ませる

    第27回横溝正史ミステリー大賞大賞受賞作。 読み始めたら展開は速いんだけど、徐々に読みにくくなる。 視点が統一されてないのと、けっこう説明が多いのだ。 この乱雑な感じは、ラジオのチューナーが合わなくて雑音が混入する感覚に似ている。 それでも最後まで読めるのは、主人公神ヒカルが抱える遺伝病の結末が気になるからだ。 作品が乱雑になっても読み進めることが出来るもう1つの理由は、登場人物が皆マンガみたいな美しい外見なのも大きい。現実的でない登場人物たちが動き回るからこそ多少の乱雑さも受け入れてしまうのだ。しかしながら読み終わった後、充足感は無い。納得があるだけだ。

  • 強引なまでの疾走感

    多少強引過ぎる感じはありましたが それでも登場人物のキャラ立ちもよく 疾走感のある文章で楽しく読めました。 遺伝子についてもとてもよく調べられており 興味深かったです。 今年の横溝ミステリ大賞は2作同時受賞でしたが 個人的にはこちらに軍配をあげます。

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