日本の文学賞

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歌集 鳥影 (塔21世紀叢書 第 353篇)

迢空賞

歌集 鳥影 (塔21世紀叢書 第 353篇)

花山多佳子

鳥の影に託して、季節と記憶の移ろいを見つめる歌集。

歌集季節記憶

作品情報

影は軽くても、その先にある時間は深い。

日常の細部をとらえながら、花や鳥の像を通して感情の変化を立ち上げる。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2019-08-01
ページ数
288ページ
言語
日本語
サイズ
13.5 x 2.2 x 19.5 cm
ISBN-13
9784048842877
ISBN-10
4048842870
価格
2860 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

会合の人らのなかに幼子が判別したるヒトなりわれは 孫が生まれた2012年から2015年までの歌をまとめた第11歌集。急速に変化する時間の中で、ほのぼのとした孫とのやり取りが楽しい。孫の新鮮な見方に影響され、再構築されてゆく世界。

●花山 多佳子:はなやまたかこ。昭和23年東京生まれ。「塔」所属。歌集に『木香薔薇』『胡瓜草』『晴れ・風あり』など。

レビュー

  • 選考委員の歌集が読みたくて

    地方で短歌を詠んでいます。新聞の地方版に投稿しているのですが、花山先生は今年で三度目の選考委員。その先生がどんな歌を詠んでいるのか、恥ずかしながら知りませんでした。 意外に破調の歌もあるのですね。はるかに遠い存在の先生が、少しだけ身近に感じられました。 生まれたては乳のむことの不思議さよ草食獣も肉食獣も お孫さんとの時間にも、新たな発見があるのですね。 フランスパンつよく噛みをり暑にこもる日の唯一の運動として そんな日が今年の夏もありました。 夜を戻り坐らぬままに焼く干物ゆでる菜花に夕餉ととのふ この歌に刺激されて詠んだ歌を市民芸術祭に出品しました。奨励賞をいただけました。 永田和宏さんの著書『あの胸が岬のように遠かった』に、花山先生の旧姓のお名前が登場して、やはり、若い頃から力がお有りになったのだと再確認。 先生の歌を読んだからと言って、自分の歌がそう簡単に上達はしませんが、手元にずっと置いておきます。

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