日本の文学賞

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句集 澤 (澤俳句叢書 8編)

蛇笏賞

句集 澤 (澤俳句叢書 8編)

小澤實

晩年の視線と静謐な観察を重ね、季語や風景の奥にひそむ感情を掬い上げる俳句集。簡潔で強い推進力をもつ。

俳句自然晩年静謐

作品情報

淡々とした句の連なりのなかに、感情の深度がにじむ。

KADOKAWAの書籍として確認できる俳句集。ISBN と出版社ページを突合した。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2023-10-27
ページ数
188ページ
言語
日本語
サイズ
13.5 x 1.7 x 19.5 cm
ISBN-13
9784048845595
ISBN-10
4048845594
価格
2970 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/詩歌/詩集

〈祝〉重版出来!第58回蛇笏賞&第23回俳句四季大賞のW受賞! 表題「澤」は、小澤が主宰する俳句誌の名に拠る。 本句集には、結社「澤」の20周年への祝意と感謝が込められている。 平成12年(2000年)から平成24年(2012年)に詠んだ作品を収載。 この時期、芭蕉にゆかりのある地を中心に日本のさまざまな場所を訪れ、豊かな自然と奥深い歴史に分け入った。 その体験が本句集に色濃く反映されている。 『瞬間』(第57回読売文学賞詩歌俳句賞)に続く、18年ぶりの第4句集。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― 島すべて熊蝉領や朝より ひとすぢの光は最上鳥渡る 等伯をにくむ永徳草の花 風邪心地ノートパソコン点滅す さざなみにさざなみあらた花待てる 青嵐われら富士への斜面にあり 御柱八十五度やなほ立てむ ふかく眠りぬ秋草の生けあれば たかだかと鳥帰るなり岳の上 蟻地獄雨一滴のひびきけり 水取の火の粉にいのち我に来ぬ 百年後全員消エテヰテ涼シ 熊が肉猿が肉と一包み 翁に問ふプルトニウムは花なるやと 月光の閻浮檀金を浴びにけり ――――――――――――――――――――――――――――――――― 装丁・本文レイアウト 山口信博 DTP 玉井一平 装丁写真撮影 大友洋祐 装画 「垂迹曼荼羅残欠」

●小澤 實:昭和31年(1956年)長野市生まれ。昭和52年「鷹」入会。平成12年「澤」創刊主宰。 句集に『砧』、『立像』(俳人協会新人賞)、『瞬間』(讀賣文学賞詩歌俳句賞)『瓦礫抄 俳句日記2012』。 著書に『万太郎の一句』、『俳句のはじまる場所』(俳人協会評論賞)、『名句の所以』、『芭蕉の風景 上・下』(讀賣文学賞随筆・紀行賞)など。 共著に『池澤夏樹編日本文学全集 近現代詩歌』、人類学者中沢新一との対談集『俳句の海に潜る』。 俳人協会常務理事。讀賣新聞・東京新聞俳壇選者。

レビュー

  • いまの時代の「蛇笏賞」受賞の句集

    時代の移り変わりとともに新しい俳句が味わえる句集のうちの一冊。

  • 驚嘆!

    選評に「野心的」とあったとおり、題材も読み方も強烈に迫ってきます。リズムも自由律とは違うが、五七五にこだわらない強さを感じる句がたくさん収められています。

  • ありがとうございました。

    早速、巻を開いて小澤實さんの俳句を堪能しております。ありがとうございました!

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