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ちどり亭にようこそ ~京都の小さなお弁当屋さん~ (メディアワークス文庫)

エキナカ書店大賞

ちどり亭にようこそ ~京都の小さなお弁当屋さん~ (メディアワークス文庫)

十三湊

京都・姉小路通沿いの小さな仕出し弁当屋「ちどり亭」を舞台にした人情ドラマ。料理を通して、店を訪れる人々の迷いや寂しさが少しずつほどけていく。

京都弁当人情料理癒やし

作品情報

京都の小さなお弁当屋で、食べる人の心をほどく物語が始まる。

『ちどり亭にようこそ 京都の小さなお弁当屋さん』はメディアワークス文庫から刊行された十三湊の小説。昔ながらの家屋が残る京都の姉小路通で、こぢんまりと営業する仕出しと弁当の店を舞台に、食事が人の気持ちに触れる瞬間を描く。穏やかな日常の中に、孤独や迷いを抱えた人々が立ち寄る場所としての店の温かさがある。

レビュー要約

  • 作品紹介では、京都の弁当屋を舞台にした美味しく心温まる人情ドラマとして、料理と人のつながりが前面に出されている。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2016-07-23
ページ数
322ページ
言語
日本語
サイズ
10.8 x 1.5 x 15.1 cm
ISBN-13
9784048922746
ISBN-10
4048922742
価格
715 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

京都のお弁当屋を舞台に繰り広げられる美味しくて心温まる人情ドラマ! ここは、昔ながらの家屋が残る姉小路通沿いに、こぢんまりと建っている仕出し&弁当屋「ちどり亭」。 店主の花柚さんは二十代半ばの美しい人で、なぜか毎週お見合いをしている。いつも残念な結果に終わるらしいんだけど、どうしてなんだ? 「結婚したいんですか?」と尋ねると「お見合いがライフワークなの」と答える彼女。 うーん、お茶目な人だ。 そんな花柚さんが作る最高に美味しいお弁当は、とても人気で、花柚さんもバイトのぼくも毎日、朝から仕出しや弁当販売で大忙し。 あ、いらっしゃいませ! どのお弁当にしますか?

愛知県在住。生まれは「名古屋の植民地」と言われた岐阜。『C.S.T. 情報通信保安庁警備部』にて第20回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞して、デビュー。

レビュー

  • 良き

    日本の四季の移ろいを料理と暦で追いながら進む話は、深くもあり、爽やかでもあり、読後感が非常に良かったです。

  • 心がほっこりと満腹になる1冊

    キャラクター文庫だと思ってあなどることなかれ。小説としての面白さ、料理に役立つ知識はもちろん、誰かを思って料理をすることの大切さや優しさが現れていて心がほっこりした。もちろんこんなに丁寧な台所仕事は毎日難しいけど今度やってみよう、いつかやってみようがたくさを詰まっている。読んだあと心がほっこりした。

  • 面白くて、泣ける話でした。

    自分は京都が好きで、たまに京都に行き、寺社巡りや街の散策好きな還暦過ぎの人間です。それで京都に行けてない時は、京都が舞台の作品を読んで、京都気分を味わっています。そして出会った本作、最初は登場人物も若い人が多いし、食べ物といっても弁当メニューなので、あまり期待していなかったのですが、ごめんなさい。とても面白かったです。また京都の奥深さの一端も垣間見え、目頭を熱くもしながら、一気に読んでしまいました。京都好きの人だけでなく、ちょっといい話好きな人にもおすすめの作品だと感じています。

  • ほっこり、はんなり

    京都の小さなお弁当屋さんを舞台にした、人情料理人生物語の読後にはは、誰かのためにお弁当を作りたくなるような、ほっこり温かな気持ちにみたされました。

  • 楽しく読ませてもらいました

    度々出てくる料理の小技って本当ですか? ご飯を炊くときハチミツを少し入れる、オムライスの卵焼きに酢を入れる 試してみたいと思います。

  • 料理がより愛おしくなる。

    日々大切な人にのために料理をしている時間を、より愛おしく感じさせてくれる物語。朝食やお弁当を作る時間は時短メニューになりがちだけれど、花柚さんのようにもっと季節感を意識して、手間暇もかけて、食べてくれる人の目も心も身体も喜ばせる料理を作りたい。

  • 参考になります❗

    昔ながらの伝統ある家は何とも歯がゆい限り、6歳迄京都で育った私はえー❗そうなんだと、驚くばかりでしたが楽しく読ませて頂きました。

  • ネタバレ注意。内容に踏み込んだレビューです。

    食生活の基礎を身につけていない大学生主人公が、京都の弁当屋店主とその周辺の人々を通して学んでいく物語。 食生活のオーガナイズは家庭のしつけの範疇にとどまらず、義務教育で男女ともに家庭科で調理の基礎とともに学ぶものです。 しかし、この小説では、家庭で親がすべて料理してあげてしまって子に料理を学ばせなかったことを、親の愛情なのだとごまかしてしまっていますね。子をスポイルしただけだと思うのですが。 細かいところでは、お弁当屋さんの店主が若い大学生に料理の基本を教える場面で、ほうれんそうのお浸しの作り方を >『醬油洗い』をします。ほうれんそうにだし醬油をかけて、また絞る。これは余計な水分を抜いて、下味をつけるためね。その後でまた醬油をかけるとおひたしが水っぽくならないの と説明しています。醤油洗いはいいとして、そのあとで醤油をかけるのは簡便化した形。お浸しなら、食材をだし汁に浸すのが基本です。

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