日本の文学賞

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豚のレバーは加熱しろ (電撃文庫)

電撃小説大賞

豚のレバーは加熱しろ (電撃文庫)

逆井卓馬

生の豚レバーを食べて気を失った理系オタクの青年は、異世界で豚に転生する。人の心を読める少女ジェスに世話をされながら、彼女を狙う過酷な運命の謎へ立ち向かう、純愛と謎解きを織り交ぜたファンタジー。

異世界転生純愛謎解き自己犠牲冒険

作品情報

魔法も特別な力もない豚が、知恵と機転、そして嗅覚で少女を救い出す。

豚として異世界に転生した主人公と、心を読める少女ジェスの旅を描く電撃文庫作品。軽妙な掛け合いの奥に、少女の命を脅かす事情と世界の秘密があり、豚の主人公は自分にできる方法で彼女を守ろうとする。第26回電撃小説大賞金賞受賞作。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2020-03-10
ページ数
296ページ
言語
日本語
サイズ
10.8 x 1.4 x 15 cm
ISBN-13
9784049130133
ISBN-10
4049130130
価格
693 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

転生したら豚だった!美少女にお世話されるなら、こんな冒険も悪くない? 豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクの俺。異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた! 豚小屋で転がる俺を助けてくれたのは、人の心を読み取れるという少女ジェス。 ブヒッ! かわいい! 豚の目線なら、スカートの裾からチラリと純白の……。 「あの、心の声が聞こえていますが……」 まずい! 欲望がだだ漏れだ! 「もしお望みでしたら、ちょっとだけなら」 え、ちょっ……!? まるで獣のような俺の欲望も(ちょっぴり引き気味ながら)受け入れてくれる、純真な少女にお世話される生活。う~ん、豚でいるのも悪くないな? これはそんな俺たちのブヒブヒな大冒険……のはずだったんだが、なあジェス、なんでお前、命を狙われているんだ? さあ魔法もスキルも持たぬブタよ、過酷な運命に囚われた少女を、知恵と機転と嗅覚で救い出せ! 第26回電撃小説大賞《金賞》受賞作、豚転生ファンタジー!

レビュー

  • 量産型なろう系と異なり、ヒロインの設定が秀逸

    転生したら豚だった主人公が知恵と魔法でヒロインを助ける話です。 ここまでなら私は星1-2しか付けませんが、ヒロインのイェスマという種族の謎、設定には満点を付けたい。 また、文章やストーリーもしっかりしていて楽しく読めます。 1巻で終わっててもおかしくない話から凄く気になる引きで終わるので、2巻も楽しみです。

  • 真面目にファンタジーでした。

    性癖振り切り系かと思いましたが、きっちりとしたファンタジー小説でした。 僕は振り切ってる物語を何も考えずに笑いながら読みたいと思って読み出したので、途中から姿勢を正して読みました。 面白かったです。綺麗にまとまっています。それでも読み手を選ぶ癖はあります。 1巻を読んでこの先を決めることがおすすめかなと思いました。 僕は大人買い済みです。

  • 面白かったです。

    文章がとても良く読み応えがありました。物語の内容自体は微妙な感じでしたが、そんな事を感じさせない小気味いいテンポで書かれていました。 物語はあっけないような、短編で考えれば区切り良く終わりました。このまま終わりかと思いきや、次巻に続くように衝撃展開で終わりました。 次巻も続けて読もうと思います。

  • イェスマの正体

    この物語のイェスマの由来に感動しました。 あとがきにここまで心をくすぐられたのは初めてです。 もし、この本を読んだり、アニメを見た人なら絶対このあとがきを読んで欲しいです。

  • 50代主婦もキュンとしました

    こういう切り口の純愛小説家が生まれたことに驚きました。 最後の急展開、それはもう次巻も読まなきゃ、です! 豚さん、頑張れ!!

  • タイトルで損してる・・・でもそこがイイ!

    上質なハイファンタジーを読んだ、そんな読後感。 タイトルと読後感が合わなさすぎる・・・でも、それが良い。 作者は、この作品をちょっとえっちな異世界イチャラブファンタジーと呼ぶけれど、なんか全然、そんな感じがしないんだ。美しいものを見たとしか感じないのだ。 あとがきの作者のおばあちゃんの話もよかったよ。 作者さんのおばあちゃんへの想いが、この美しいヒロインを産んだんだなと思います。 2巻も続けて読もうと思います。 ちょっとワガママになった(であろう)ジェスたんに会えるのを楽しみにしています。

  • 感動。感涙。

    おもしろかった! のめり込みました! 素晴らしいストーリーでした。ファンタジー。ラブコメ。王道。正統。悲恋。ちょっち作者の夢想が濃く感じるところはあり。 いやしかし、どうにも2巻あるっぽいんです。次行けるぜ! て締め方してます。が、続かないでほしいです。もうヒーロー、ヒロインの恋愛は無いはずだから。 事後のヒロインの確約された未来。原因、結果、約束、ふたりの決心。経過した時間。2巻開いて、どんな状況にせよヒロインがピンでいたら、まだヒーローへの恋心を濃く強く抱いたままだったら、本を閉じます。ヒロイン変わらずのちょいエロだったら、それも絶対笑えない。無理無茶強引な展開、ご都合主義が無かったというのも、ハマれた理由だと思います。正直読みたくありません。 この結末だからこその物語。重みも感動も涙も、雲散霧消することでしょう。汚された気分になりそうです。このタイトルが光るのもここだけでしょう。完結ならば星5でした。もう若干冷めてます。

  • メルヘンに迷い込んだ萌え豚。色物ながら骨太の王道ファンタジー

    転生先が動物なタイプの異世界もの。献身的で可憐なヒロインと、萌え「豚」な主人公とのコミカルな旅がメイン。 地の文ではオタク的な(自虐)ネタが繰り広げられ、それがヒロインにしっかり伝わるところでさらに笑いを誘う。 主人公の強みは若干の豚の能力と、それから理系的なロジカルな思考だけで、チートは無いが結構活躍する。 序盤は上記のように緩い感じで進むのだが、だんだんと深い世界設定やヒロインの秘密が明らかになってくる。 中盤を過ぎる頃には、この小説が王道の、もっと言えば古典ファンタジーを現代風に語った作品であることに気づくだろう。 伏線は必要十分に散りばめられ、オチも素晴らしく、文句の付けようがない。読後感は非常に良い。 欠点は、読みやすさ重視なのか魅力的な設定語りに乏しいこと、主人公の武器がロジックだけなので勝利の納得感が少し薄いこと。 この二点が気にならないなら、手に取って損はない。

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