作品情報
古いマンションの吹き抜けに見える青空が、追いつめられた住人たちの小さな希望を照らす。
第十四回小川未明文学賞大賞受賞作。古い賃貸マンションを舞台に、立ち退き問題をめぐる大人たちの事情と、そこに暮らす子どもの目線を重ねる。生活の場が失われる不安を描きつつ、人と人が関わることで生まれる支えを温かく描いた一冊。
レビュー要約
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住人それぞれの孤独や不安を、子どもの視点から無理なく見せる点が読まれている。地味な題材ながら、住まいと人間関係の切実さが静かに残る。
書籍情報
- 出版社
- 学研プラス
- 発売日
- 2006-06-01
- ページ数
- 155ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784052026010
- ISBN-10
- 4052026012
- 価格
- 207 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
第14回小川未明文学賞大賞受賞作品。主人公の5年生の真を中心に、老朽マンションに住む4家族が、管理人から嫌みとも思える行為で立ち退きを迫られながらも、それぞれの立場、考えをぶつけ合い心の交流を描く読み物。
1955年、東京生まれ。文芸同人誌「婦人文芸」会員。
レビュー
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小3息子が賞賛
小学校中学年向けの本を読みあさっている息子がこの本が一番面白かったと賞賛していまいした。
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爽やかな読後感
特別読書好きでもない小4男児が2日かけて読みました。「うわ!」「嘘やろ?」「えーーー!」となかなかの独り言を発しながらの読後の感想は「めっちゃ面白かったわ!」 子供用小説に対して割と評価は厳し目に付ける子なので、どのような内容なのか母親である私も気になり、読んでみました。 とても良かったです…!ハッピーエンドで読後感もよく、さわやかな清々しくもほっこりとした幸せな気持ちで満たされました。おすすめです!
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一人暮らしのおじいさんとの交流
第14回小川未明文学賞大賞受賞作品 受賞時の作品名『春への坂道』 小学5年生の真は、憂鬱な夏休みを迎えていた。年末にマンションが取り壊されるために、次々と友人達は引っ越してしまい、残っているのは5軒ほどだという。 天敵のように感じていた一人暮らしのおじいさんとマンションのエレベーターに閉じ込められたのをきっかけに、真と残っている人達と交流が始まり――。
関連する文学賞
- 小川未明文学賞 第14回(2005年) ・大賞