1ダースの未来: SF合作ゲーム傑作展 (講談社文庫 外 98-1)
『ヨットクラブ』は、デイヴィッド・イーリィの短編 "The Sailing Club" の日本語題です。1960年代前半のエドガー賞短編部門受賞作で、のちに受賞短編アンソロジーにも収録されました。
作品情報
端正な不穏さをもつ、エドガー賞受賞の短編ミステリ。
原題は "The Sailing Club"。エドガー賞短編部門の受賞作として複数の受賞一覧に記録され、日本語ではハヤカワ・ミステリ文庫『エドガー賞全集』に「ヨット・クラブ」として収録されたことが確認できる。
レビュー要約
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受賞短編を集めたアンソロジーの中でも、初期の心理的サスペンスを示す一編として読まれている。作者の後年の不条理感や奇妙な運命への関心を予告する作品である。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1983-05-01
- ページ数
- 376ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784061830318
- ISBN-10
- 4061830317
- 価格
- 298 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/英米文学
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レビュー
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つまらない作品が多かった。
きょうから寝るまえに読む本は、SF合作ゲーム傑作展『1ダースの未来』にする。SFだ。 1作目は、ジェイムズ・ブリッシュ&デーモン・ナイトの「虎に乗る」地球から遥かに離れたところにいる調査隊の研究員のひとりが死んだが、ベルトと呼ばれる機械がその死んだ研究員になり替わっていた。ベルトの正体がばれると、他の研究員によって破壊されようとした。しかし、その星系で大爆発が起こったが、ベルトは他の研究員になり替わって地球に向かった。 2作目は、マック・レナルズ&フレドリック・ブラウンの「暗い間奏曲」タイムマシンで過去に行った男がその時代の娘と結婚した。兄は未来人が黒人だったので撃ち殺した。 3作目は、L・スプレイグ・ディ・キャンプ&フレッチャープラットの「酒は涙か幻か」酒を飲むと、頭に思い浮かんだ幻の動物が出てくるっていう話。 4作目は、ランドル・ギャレット&ロバート・シルヴァーバーグの「決断」火星から地球に戻る宇宙船が事故にあう、ただそれだけの話。 5作目は、R・ブレットナー&クリス・ネヴィルの「感謝、保証つき」機械に愛された夫に、妻は愛想をつかして出て行った。 6作目は、ミリアム・アレン・ディフォード&アンソニイ・バウチャーの「宇宙のマリー・セレスト号」植民惑星に最適なものを発見したのだが、そこには一組の夫婦しかいなかった。しかも、その夫は悪霊のようなものとコンタクトできるのであった。調査員は、その惑星を植民地惑星にふさわしくないと判断した。 7作目は、フレデリック・ポール&C・М・コーンブルースの「模擬砲」ぜんぜんおもしろくないので、飛ばし読みした。 8作目は、ロレンス・М・ジャニファー&マイクル・カーランドの「初歩」作家たちがエージェントを殺すことにしたが、エージェントに説得されて、作家たちにアンソロジストになるように言った。作家たちは自分たちもエージェントになることにした。 9作目は、ルース・アリスン&ジェイン・ライスの「ここにルーリーが」ルーリーという名前の小鬼がバスルームに出現するという話。 10作目は、ポール・アンダースン&カレン・アンダースンの「マーフィーの広間」宇宙に出ていく人類の困難さを描いている。 11作目は、ジャック・ダン&ジョージ・ゼブロウスキーの「うしろをふりむくな」散文詩のようなもの。主題は不明。 さいごの12作目は、ビル・ブロンジーニ&バリー・マルツバーグの「ブローズ・ボウル」ニュー・スポーツとして、作家が速く作品を仕上げるというのができた時代の話。語数が問題になっている。10000語がキリだった。主人公は作家で決勝戦で勝つというもの。しかし、試合後に、年配の負けたほうの作家に、頂点で引退したほうがよいと言われ、引退することを決意する。
関連する文学賞
- エドガー賞 第18回(1963年) ・受賞
- エドガー賞 第20回(1965年) ・受賞