作品情報
自虐と観察眼を武器に、同時代の女性の本音と社会の古い物差しをあぶり出す。
三十代以上、未婚、子どもなしの女性をめぐる社会の視線を、著者自身の立場からユーモアと皮肉を交えて論じたエッセイ。流行語にもなった表題を通じて、平成期の結婚観、仕事、消費文化の変化を鮮やかに映し出す。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2003-10-01
- ページ数
- 277ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 19.6 x 13.5 x 2.3 cm
- ISBN-13
- 9784062121187
- ISBN-10
- 4062121182
- 価格
- 2604 JPY
- カテゴリ
- 本/社会・政治/社会学/家族問題
連載時から大反響の問題エッセイついに刊行どんなに美人で仕事ができても、「30代以上・未婚・子ナシ」女の負け犬!「負け犬にならないための10箇条・なってしまってからの10箇条」等全女性必読の書
レビュー
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負け犬は、過渡期の命名かしら?
負け犬という題名が、センセイショーナルでしたね。読んでいなかったので、覗いてみました。女子大生がおしゃべりをあれこれしてるような文章ですが、過不足なく30代後半の未婚女性の現状を描いています。今はおひとり様やソロ活が当たり前になってますから、レビューの年月日も今のものは少ないです。私は高齢者なので、女子の職業の幅が広がり、経済的自立ができるようになったことが、素晴らしいことだと思います。まず第一にそれが大事なことです。それがあって、次に結婚が視野に入るというのが健全なあり方と思います。これが書かれた時は過渡期だったと受け取りましょう。
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痛快でした。
15年も前の作品なのでどうかなと思いましたが、全く古く感じませんでした。 文筆家である以上、この文章力はいかがなものかなというところはありましたが。 私自身は既婚の子なしなので、負けにも勝ちにも入らないタイプですが、どちらかといえば勝ちよりも負け犬の気持ちの方がわかったし、「負け」と言いながらもこれは負けを肯定する応援歌だと思います。 文庫版付録の「オス負け犬との対談」も、笑える内容で良かった。
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なるほど
勉強になりました。
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しみじみ面白い。
酒井順子さんの出世作です。負け犬をちゃんと定義して、その出現要因や生態について、極めて納得のいく、鋭い視点で解説してくれています。 負け犬というのは30代半ばを過ぎても独身でいる女性のこと。 確かに、なんで結婚しないの?と聴きたくなってしまうような対象ですが、どうやらたくさん理由があるみたいです。なるほど、とうなずきながらその理由を知りたい人に是非読んでいただきたい本です。
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理想の結婚を求める
人生の多様性は認めなくてはならない。しかし人生百年時代ですが長いようで短い。いわゆる婚期にBESTな相手と出会うのは砂浜でダイヤをみつけるようなもの。どこかで妥協するか70%の相手と時を得て相思相愛の状況をそだてる以外に完全なる結婚はない。結婚して子孫を残すことが神から与えられた人間の努めと思うことも重要だと思って居る。分相応に生きることが求められる.嫉妬したり優越感にひったたりすることを求めると不幸になるようである。人間は一人では生きていくことができないことを知るべきである。
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呪いの本
ずいぶん前の価値観で書かれているからでしょうか。 それにしても、全方位を傷つけまくってる。 ナイフを持って暴れてる感じがします。 なんかもう途中でしんどくなって、読んではやめ、読んではやめをしました。 めっちゃ話題になったらしいから、と興味本位で読んで後悔しました。 それぞれの生き方が尊重される、この時代にかまけてのほほんとやってるからかな。 どのカテゴリーに属しててもなんか嫌な気分になるので、読まなくていいと思います。
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女って・・・・
ここ2~3年、小説やエッセイを読むようになって、人間、とくに女性が、こんなことを考えて感じて生きているのか学んだように思う。 この本では、35歳以降の独身女性が、どんなふうに生きてるのかが、リアルに書かれてます。 毒があると感じる読者もいると思います。 ですが私としては、興味津々、楽しく読ませていただきました。 女性・男性関係なく、お勧めです。
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決め付けた表現
勝手にいろいろ決め付けた表現が多いように思います。 既婚女性の発言は、子供の食事や排泄の世話にあけくれている ため思いやりにかけているとか、むしろ普通にいえば 子供の言葉にならない要求を感じ取って生活しなければ ならない母親になった人間には思いやりが育っていると 思います。もちろん例外はあるが。むしろ40歳を過ぎて負け犬を やっている人の方がその意味では人を傷つける発言の 割合は高いように思います。それから年齢にこだわりたいと いうのも解るが少し著者はこだわりすぎたと感じるところも あります。「○歳になれば女は生殖能力がなく、もてなく、しわが・・・」 とか考えている暇に女を磨く努力をしたほうが、よっぽど それなりの充実感や効果というものは現れるのになと 思ったりします。
関連する文学賞
- 婦人公論文芸賞 第4回(2004年) ・受賞