日本の文学賞

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わたしの空と五・七・五 (講談社・文学の扉)

児童文芸新人賞

わたしの空と五・七・五 (講談社・文学の扉)

森埜こみち

中学校に入ったばかりの空良が、文芸部で俳句と出会い、言葉にしにくい気持ちや友人関係の揺れを十七音に託していく児童文学。吟行や句会を通じて、話すことが苦手な少女が少しずつ自分の声を見つけていく。

児童文学俳句中学生文芸部友情

作品情報

俳句との出会いが、空良の学校生活と胸の内を少しずつ動かしていく。

講談社「文学の扉」から刊行された児童向け単行本。第19回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞作をもとに、俳句を題材にした青春小説として刊行され、第48回児童文芸新人賞を受賞した。空良が文芸部に入り、俳句を通して人との関わり方を学んでいく過程を描く。

レビュー要約

  • 俳句を知らない読者にも入りやすく、学校生活の戸惑いや友人との距離感を丁寧に描く点が好意的に受け止められている。創作の楽しさと主人公の成長が自然に結びついているという反応が目立つ。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
2018-02-03
ページ数
186ページ
言語
日本語
サイズ
13.4 x 1.6 x 19.4 cm
ISBN-13
9784062832502
ISBN-10
406283250X
価格
1419 JPY
カテゴリ
本/絵本・児童書/読み物

第48回児童文芸新人賞受賞! 「第19回ちゅうでん児童文学賞」大賞受賞作(選考委員:斉藤洋、富安陽子、鷲田清一の各氏) 中学校に入ったばかりの空良(そら)は、どの部活にも入る決心がつかない。 そんなとき、下駄箱に入っていたあやしげなチラシが気になり、文芸部の部室をのぞきに行った流れで、入部することに。 見よう見まねで俳句を作るようになった空良が、吟行(ぎんこう)のために学校の敷地内を歩いていると、同じクラスの颯太(そうた)が、部活の先輩とトラブルになっているのを見てしまい……。 「俳句」を題材にしながら、友達関係や、ほのかな恋の予感を描く青春小説です。小学校高学年から、楽しく読める作品です。

埼玉県在住。本作で第19回ちゅうでん児童文学賞を受賞してデビュー。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会会員。 1961年京都市生まれ。絵本作家・イラストレーター。 絵本作品に『カノンとタクト』『あかいふうせん』(出版ワークス)など。『あかいふうせん』の原作である『My Red Balloon』(minedition)は、ドイツにおいてルークス賞・トロイスドルフ絵本賞を受賞、イタリアにおいてボローニャ国際絵本原画展入選、7ヶ国以上で出版されるなど、国際的評価も高い。日本児童文芸家協会会員。

レビュー

  • 元気が出ました!

    中学生と俳句という組み合わせがとても新鮮。(#^.^#) 文芸部で行われる新入生歓迎句会がとっても面白いんですよ。 句会ってこんなにワクワクするゲームなんだ、と嬉しい驚きでした。 私も中学時代にこんな部活があったら入りたかったなぁ。 主人公の空良ちゃんは、ちょっとめんどくさい(汗)ところもある女の子だけど、 あ、私に似てる!って思う中学生や大人も多いんじゃないかなぁ。 森埜こみちさんは、この作品がデビュー作なんでしょうか。 次作が出たら、それもぜひぜひ読みたいです!

  • 主人公の心の機微の表現が素晴らしい

    主人公の通学路で声を掛けられる男子同級生とのやり取りの機微の表現が素晴らしいと思いました。最近は大人になって久しいのに発達障害と言われる私はこれまで主人公ほど他人とのやり取りに敏感でなかったなあと思い知らされました。俳句クラブの女性の先輩…どこかの会社のお局様のようで こんな学生がいるのかと思うような強烈なキャラ。俳句初心者に楽しめる内容でした。

  • 俳句ってホントに面白いね!

    高校の文芸部や俳句をテーマにしたものは数多見られますが、中学校の文芸部や俳句に取り組む青春像を描いたものは初めてでしたので非常に新鮮な感じを抱きました。是非、新入歓迎句会以降の生き方や群像を続編として書いていただきたいと思いました。子ども俳句の参考にも、また俳句ビギナーにも参考になる図書でした。

  • 一気に読みました

    児童文学賞を受賞した作品だけど、大人の私が読んでも引き込まれました。 こんな時代があったなぁ~、こんな先輩や友達がいたらいいなぁ~…と。 なじみの無い俳句への導入もわかりやすくて、高校の授業では全然面白くなかったのに、初めてその奥行きの深さに興味をそそられました。

  • 著者の本を読んでみたことについて

    非常に読んでいて気分がスカッと晴れ渡る空を感じます。さわやかな内容の本で大切に読んでいます。これからどのような著者の本が刊行されるのか楽しみです。

  • 詩のように心が見える

    少ない文字量で、とぎすまされた文章がすばらしい。1行1行に、主人公の心があらわれています。一緒に悩んで、感動して、一緒に俳句を作りたくなる本です。心の底から大切に書かれたとわかります。

  • さらりと読めるが深い!

    読後感がいい作品。楽しくてページを繰る手がとまらなくなるが、内容は深い。子どもにも、おとなにも、オススメ。

  • おもしろかった!

    一気読み。この気持ち、わかる。谷崎さんがいい。冬馬さんもいい。こんな先輩がほしい。

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