サカサマホウショウジョ (サカサマホウショウジョシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
『サカサマホウショウジョ』は大沢 誠による作品で、2011-1 の受賞・候補記録に残る一冊です。書籍として刊行されたレコードを確認でき、作品単位の書誌情報として扱えます。
作品情報
大沢 誠の『サカサマホウショウジョ』は、受賞記録に残る作品として作品単位で整理した。
『サカサマホウショウジョ』について、NDL Search の書籍レコードで ISBN とページ数を確認した。採用した識別子は単行本・文庫など書籍形態のレコードに限定し、雑誌号や記事、音源などの識別子は使用していない。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2011-11-25
- ページ数
- 344ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784086306492
- ISBN-10
- 4086306492
- 価格
- 628 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
突然、この世界に現れた魔法国家。親善大使として日本の学園に派遣された魔法少女・ゆうまは国民の安全のため、世界征服を企んでいた! しかし、彼女が目にした学園は、想像を絶するもので…!? 第10回スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞受賞作!!
レビュー
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面白いけど、癖がある
魔法少女たちが住む魔法国家がこの世界にやってきた。 それだけでも非現実的なのに、舞台である学校もかなりおかしい。 剣豪、忍者、怪力女などまるで漫画の世界を集合させたような環境です。 そんな環境のおかげで魔法少女『ゆうま』がメインっぽくない仕上がりになっています。 曖昧な設定が目立つものの、キャラが立っており、テンポも良い。 バトルあり、友情あり、そして意外と多かった伏線の回収と、個人的には面白かったです。 でも少々癖があるので読み手を選びそう。 まず、選考委員の方々も言っている神視点の地の文。 神視点の小説はほとんど経験無しですが、少なくともこれは読みづらい。 ころころ視点が移動するので誰をベースに書いているのかわかりづらく、神様の解説よりも『○○から聞いた』の方がしっくり来るんじゃないの?と思う場面がありました。 たまに出てくる語り口調も、上から目線に感じられるかも知れない。 あと、エロ大好きの変態科学者『山田』(ゆうまに続く主人公的存在)の性格。 変態については他のラノベにも結構いるせいで、あまり驚きはありませんでした。 しかし、己の道を貫く彼は他者の気持ちを顧みずに突っ走ります。 献身的な幼なじみに対して、屈折的な感情故に、冷たい態度ばかりです。 そんな彼を受け入れられるかで面白さが別れそうなところ……。 以上の点を考慮すると安易に高い評価を付けられませんでした。 買った人は読み始めから辛いと感じても、できれば最後まで読んで欲しい。読み終わる頃には印象が変わるかも知れないので。
関連する文学賞
- スーパーダッシュ小説新人賞 第10回(2011年) ・優秀賞