作品情報
老いの界隈に立つ詩人が、過ぎた時間の光と影を拾い上げる。
集英社から刊行された伊藤信吉の詩集。詩人の晩年の感覚を通して、老い、記憶、土地の気配が重なり、二十世紀の終わりを個人の身体感覚として描く。
レビュー要約
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晩年の詩人ならではの簡潔さと、時間の厚みを感じさせる語りが味わいになる。大きな出来事よりも、老いの周辺に漂う気配を読む作品である。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2001-11-05
- ページ数
- 128ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784087745634
- ISBN-10
- 4087745635
- 価格
- 560 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
94歳で現役であり続けた詩人の若々しく鋭敏な時代感覚が張りめぐらされた詩集。世相や歴史への生き生きとした批評と諧謔とユウモアにあふれ、波瀾の時代を生きた詩人の思想と気骨が、重い手応えをのこす。第17回詩歌文学館賞(現代詩部門)受賞作。
関連する文学賞
- 詩歌文学館賞 第17回(2002年) ・受賞