日本の文学賞

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エンジェルフライト 国際霊柩送還士

開高健ノンフィクション賞

エンジェルフライト 国際霊柩送還士

佐々涼子

海外で亡くなった人の遺体や遺骨を故国へ送り届ける「国際霊柩送還士」の仕事を追ったノンフィクション。専門会社で働く人々と遺族への取材を通じて、死者を弔い、残された人が別れを受け止める時間を描く。

死と弔い国際霊柩送還遺族職業ノンフィクション

作品情報

国境を越えて死者を家族のもとへ帰す仕事から、弔いの意味を見つめる。

日本初の国際霊柩送還専門会社を取材し、手続き、搬送、遺族対応の現場を丹念に追う。事故や事件、病によって異国で亡くなった人を祖国へ戻す営みを通じて、死者の尊厳と残された人の再出発を考える作品。

レビュー要約

  • 特殊な仕事の現場を描くだけでなく、死者を家へ帰したいという遺族の切実な思いに寄り添う点が強く評価されている。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2012-11-26
ページ数
288ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784087815139
ISBN-10
4087815137
価格
1340 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

ママが遺体にキスできるように。それが彼らの仕事。 国境を越えて遺体を家族のもとへ送り届けるのが国際霊柩送還士の仕事。日本初の専門会社で働く人々と遺族の取材を通して、筆者は人が人を弔うことの意味、日本人としての「死」の捉え方を知る。

レビュー

  • テレビで共感されたら読むべし

    テレビを観て、原作本を読みたくなり購入しました。 テレビはフィクションですが、こちらの本はドキュメンタリーでした。 実際にこう言う仕事が存在していて、そこで働く方の思いが伝わってくる内容でした… エンジェルフライトに共感されたら、読んだほうがいいと思います。

  • 命を見送る者たちの静かな情熱

    国際霊柩送還士としての現場を描いた感動的な作品です。著者の佐々涼子は、異国の地で亡くなった日本人の遺体を故郷に送り届けるという、特殊でありながら重要な仕事を繊細な筆致で綴っています。物語を通して、国境を越えて命を見送る人々の深い思いや、遺族の心情が丁寧に描かれ、読者はそれぞれのエピソードに引き込まれるでしょう。死という重いテーマを扱いながらも、そこに込められた温かい人間ドラマが心に響きます。普段はあまり意識しない職業の裏側にある努力と献身が垣間見える、考えさせられる一冊です。

  • 故人様のために

    このような仕事があることを知らなくて、読みながら感動してしまいました。素晴らしいお仕事です。

  • この本に出合えてよかった。ありがとうNHK

    たまたま見たNHKのドラマの原作本です。以前、震災にあった製紙会社が工場を再建してゆくルポを書かれていた方です。ドラマのエンドロールを見て、同じ方だったので、迷わず購入しました。製紙会社のルポ同様、思いっきり引き込まれる本でした。読みやすい文章を書かれる方で、一気に読んでしまいます。作者の方は、若くしてお亡くなりになられたと聞いています。とても残念です。

  • 亡き人を送る荘厳な儀式。

    人間の生と死をこれまでにない角度から掘り下げた作品。国際霊柩送還士という仕事に新鮮な驚きを覚えるとともに、彼らの個人に対する敬意と愛情が感じられて、どのエピソードにも涙が止められなかった。

  • 死者への尊厳を保つことは、残された遺族の心を救う

    残された者が、死を受け入れてると言う事は、死者を成仏させることが出来たと感じた時なのかも知れないと漠然と感じていました。 私は6才の時に父を 22才の時に母と死別しました。父の記憶は、ほとんど無い中で父の死を理解することは、長い時間が必要でした。父のいない生活が常態化していたので残された者の悲しみにずっと蓋をしていたように思います。 命が果てた後も死体ではなく、死者として丁寧に取り扱っていただける事にとても感銘しました。

  • 感動しました

    ノンフィクション物のこの本にはとても感動しました。

  • このお仕事の大変さを知る貴重さは理解

    文書構成 執筆力 説得力 今ひとつ 物足りなく 途中で挫折しました。読者を引き込む力が不足してると感じました。臨場感も いまいち …私的な個人的見解です。

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