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獄門撫子此処ニ在リ (ガガガ文庫 ガふ 6-1)

小学館ライトノベル大賞 ガガガ文庫部門

獄門撫子此処ニ在リ (ガガガ文庫 ガふ 6-1)

伏見七尾

鬼の身体に人の心を宿した少女・獄門撫子と、胡乱で美しい無花果アマナが京都の怪異に立ち向かいながら、互いの傷と因縁に向き合う物語。

ライトノベル怪異京都バディ伝奇

作品情報

その乙女、化物を喰らうさだめ――

第17回小学館ライトノベル大賞大賞受賞作。怪異と呪術が渦巻く古都・京都を舞台に、獄門家の血を引く撫子と無花果アマナの因縁と共闘を描く。

レビュー要約

  • 武内崇の講評では、美しく個性豊かな登場人物と妖しい世界設定が高く評価され、作者の美意識が作品全体を一本筋で貫いていると評されている。

  • 京都の空気感をよく出した文章で、見た目ほど読みづらくなく、撫子とアマナの関係が少しずつ深まる点が印象的だと受け止められている。

書籍情報

出版社
小学館
発売日
2023-08-18
ページ数
392ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784094531428
ISBN-10
4094531424
価格
891 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

その乙女、化物を喰らうさだめ―― これが応募総数1469作品の頂点。 第17回小学館ライトノベル大賞《大賞》受賞作! 獄門家――地獄より現れた血族。怪異ひしめく古都・京都を根城とする彼らは、呪術を操る胡乱な者どもはもとより、化物にすら畏怖されていた。 そんな凶家の末裔たる乙女――獄門撫子は、化物を喰らうさだめの娘。 荼毘の炎から取りあげられた、このうえなくうつくしく――このうえなく、忌まわしい娘。 しかし…… 「撫子か。なるほど、その名の通り可憐だな。」 このうえなく奇妙で、胡乱で、美しい女――無花果アマナ。 自らを恐れもせずに笑う彼女との出逢いが、撫子を変えていく。 花天井に潜むもの。箱詰される人身御供。学園にあざなえる呪い。人を幻惑するけもの。かたちなき化物。 次々と怪異に挑むうち、二人はやがて目を背けていた己そのものと対峙する。 「あなたさえいなければ、わたしは鬼でいられたのに。」 鬼の身体にヒトの心を宿す少女と、ヒトの身に異形の魂を抱える女。 二人のつむぐ縁が、血の物語の封を切る。 TYPE-MOON武内崇氏も認めた、おそろしくもうつくしき、少女鬼譚。 【編集担当からのおすすめ情報】 第17回小学館ライトノベル大賞で「大賞」に輝いたのは、TYPE-MOON武内崇氏も認める、超王道の現代伝奇! 独特の「理」のある世界観に引き込まれる伝奇アクションはもとより、強くてややこしい美少女と胡散臭くていい女の主人公コンビが交わす、絶妙に「刺さる」やりとりに要!注目です。

レビュー

  • 出会えて良かった作品

    読み始めたら止められなくなって一気に読んじゃいました! キャラも魅力的だし、怪異も一筋縄ではいかないのばっかで決して飽きさせない これから2巻読みます、長く続いて欲しいと心の底から思います!

  • 良い!

    久々に面白いラノベに出会えました!!! 有難うございます!

  • 迫力が違う

    最近のライトノベルに足りなかったものがことごとく詰められていた。 満足。

  • 退魔物として面白かった

    90年代に流行った退魔物という感じで面白かった。 今風のラノベにはなっていますが、「孔雀王」とか「地獄先生ぬ~べ~」あたりの影響も感じられました。 鬼の血を引くヒロインが、もう1人自分の出自に悩むヒロインと友人になり、怪異と戦う話です。 1巻は連作短編集みたいな構成で、小さな事件を解決していったら繋がっていくというもので、読みやすかったです。 ただし、それは退魔物読みなれている人間限定かもしれません。 ある種の怪奇性や空気感を大事にするために、あまり説明無しに進めている所もあります。 まあそこは今ならネットですぐ調べられるでしょう。 サブキャラ色々登場するので、短編集というか外伝も作りやすい王道作品です。

  • 多義的に綺麗

    普段どんなラノベを読みますか? 私はなろう作品を読むことが多い若造です。ファストフード的に気軽に妄想を詰め込んだ世界に浸れるのがたまりません。 一方で冗長な表現や物語の本筋には関係のないところで足を留めるプロットなど、やはり本物の物書きと比べると無駄に感じてしまう点も多く、さっと飛ばし読みしてしまうこともしばしば。 そんな中出会ったのがこの作品。よく分からないけど小学館のラノベ大賞受賞? ものは試しに読んでみるか。 ……あっという間に完走。まずプロット力が凄まじい。各章で小さな物語をしっかりと締めながらも大筋としては一冊丸々使って完結。しかも次巻に繋がる伏線を散りばめながら。 ただし全ての話が大切なので流し読みできるラノベらしさは良かれ悪しかれ感じません。その点、ラノベにファストフード性のみを求める方には向かない作品でしょう。逆説的に、しっかり物語を楽しみたい方にはぶっ刺さること間違いなし。多彩で魅力的なキャラクターたちと作者さまの文才が物語を彩ります。 あ、すみません。物語なのですから物語を評価して然るべきですよね。 なろう作品の冗長性を批判しておきながら私自身のレビューも冗長になってしまったので、物語のレビューは他の方にお譲りして二言だけ。 ビバ、ガールミーツガール! そして桐比等、好きだ。

  • さすが大賞作品、素晴らしい文章力。

    ラノベは敬遠気味だったのですが、大賞作品ということで読んでみました。 結論から言えば読んでよかった、素晴らしかったです。 キャラ同士の軽妙な掛け合い、怪異の不気味さ、迫力のあるバトルシーン、どのシーンも情景が目に浮かぶようで、スルスルと一気に最後まで読んでしまいました。 読む前は女の子同士のバディものというのもどうかなと思ったのですが、これがむしろすごく良い......。 胡散臭いお姉さんのアマナと、面倒臭い訳あり少女の撫子、不思議とフィットしています。 この2人、紆余曲折あった末のあのラスト、帯に書かれたセリフ部分は思わずうるっとするほどでした...... このコンビの今後が気になって仕方ありません。 続刊も執筆中とのことですので、楽しみにしています。 とっつきにくいジャンルと思って購入を迷っている方は是非。

  • 世界観と文章力のマッチング!

    主人公とそれを取り巻く怪異。現代が舞台でありながら和風ファンタジーな雰囲気が出ているのは文章の語彙のチョイスゆえだと思う。そのマッチがレベルの高いものに感じ上質な物語としてまとまっている。

  • 同人乗りが

    設定や文章力自体は悪くない。 面白いことは面白いのだが、同人ノリが強すぎてちょっときつかった。 キャラクターの名前、サブキャラの性格や主人公とヒロインの関係性など。 あと胡乱という言葉使いすぎ。 大手出版社のラノベ大賞、選考はこれで良いのか?

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