日本の文学賞

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蝶番

新潮エンターテインメント大賞

蝶番

中島桃果子

失踪した長女の輪郭を、残された姉妹たちが記憶の断片から探っていく長編小説。東京と関西、家族と夢の距離を、甘く不穏な言葉で描く。

姉妹失踪記憶都市

作品情報

失踪した長女の輪郭を、残された姉妹たちが記憶の断片から探っていく長編小説。

失踪した長女の輪郭を、残された姉妹たちが記憶の断片から探っていく長編小説。東京と関西、家族と夢の距離を、甘く不穏な言葉で描く。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2009-01-01
ページ数
186ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784103135319
ISBN-10
410313531X
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

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レビュー

  • 素敵な小説

    文章が上手いかどうかは分かりませんが、言葉は非常に優しさがあって、巧みで、力強さを感じました。 言葉の選び方が非常に琴線に触れました。新人なのに、だからか新人だからかは分かりませんが、素敵な言葉遣いでした。 どういう人生を歩んだか皆目分かりませんが、きっと日々言葉を大事に大事に過ごされてきた方なのかなと。 四人が入れ替わり立ち代りになって進む展開は、それぞれに個性があるので最初の方では多少戸惑いを感じるかもしれませんが、あぁこんなこと言うのは虹やな、こんなことで悩むのは菓子やな、となり、読み手それぞれの四人姉妹が浮かび上がってくるのではないでしょうか。 女の子が女性になる瞬間や、女性が少女になっていく感じが、なんともゆったりとした時間の中で浮かび上がってきます。 過激な性描写があるわけでもないし、誰かが死ぬわけでもない。 ただ時間が過ぎていって、それで終わる。 それがただただ愛おしく感じます。 四人やったら虹が一番可愛いなぁ。 願わくばこの小説が著者にとってのベストではなく、ベターであることを。 物語を紡ぎ出し続けていただければと思います。

  • 文章下手過ぎです。

    一言で言えば、文章が下手すぎる。 読みにくいしわかりにくい。仮にわざとだとするならば完全に失敗。 意味もなく長い文章が多い。 いくつもの文を点(、)で繋いでいて読みにくいし、書きたいことがまるで 伝わらない。 しかもところどころ、話し言葉まで挟んでくるから更にわかりにくい。 そのくせ登場人物まで多いので、余計に混乱する。 読み手を無視した書き方は作者の独りよがりに見えて仕方がない。 結局、最後まで読むことができませんでした。 これが受賞作?と思わず首をひねってしまいました。

  • ヒット!

    4姉妹の人間模様が絶妙に表現されていて、 その頃の自分を思い出しました。 買ってよかった1冊です!

  • 本当に受賞作?

    新潮エンターテインメントの受賞作ということで期待して読みましたが、あまりに文章がメチャクチャでストーリーもなく、登場人物が入れ替わり立ち替わりするので読みづらかったです。 なぜこれが受賞したのでしょうか? 疑問です。

  • 素敵な作品

    おそらく、作者の私小説なのだろうと思う。 それでも、独善的ではないし、自意識が見え隠れするような作品でもない。 文章云々よりも、伝わってくるものがある。家族、兄妹、人と人とのつながり、その難しさ、美しさ、切なさを、物語にして読者に運んでくれる。 ここ二、三年で読んだ中で、一番心に残っている素敵な作品です。

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