日本の文学賞

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女子芸人

新潮エンターテインメント大賞

女子芸人

神田茜

人前で話すことが苦手な琴音が、なぜか漫談家コトリとして舞台に立つことになる。芸と恋の不器用なつまずきを重ねながら、師匠の言葉をきっかけに自分の笑いと生き方をつかみ直していく成長小説。

女性芸人舞台師弟関係恋と挫折自己回復

作品情報

しゃべるのが苦手な女性が、舞台の上で自分の声を取り戻していく。

『女子芸人』は、講談師としても活動する著者が、笑いの世界に飛び込んだ女性の葛藤を描くエンターテインメント小説。琴音は苦手意識を抱えたまま漫談家コトリとなり、芸の壁、恋の痛み、師匠との関係に揺さぶられながら、自分の言葉で人を笑わせる意味を探っていく。

レビュー要約

  • 芸人の世界の空気や女性が舞台に立つ苦さを、笑いと切なさの両方で描いた点が好まれている。主人公の不器用さに共感しつつ、終盤の前向きな転機を楽しむ声が多い。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2011-01-01
ページ数
251ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784103289814
ISBN-10
4103289813
価格
4924 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: 女子芸人 : 神田 茜: 本

レビュー

  • 梅は咲いたか、桜はまだかいな

    柳家喬太郎の落語が聞きたくて出版記念公演に行きました。 その後のサイン会にも並ばず、何日かたってから読み始めたのだけど… スタートはゆっくり、あってないような男性遍歴を経て妹弟子とコンビを組むあたりからストーリーが締まってくる。 「ハイヒールの中で小刻みに震えているのは足だろうか。三味線のバチを握りしめているのは手だろうか。」 …ほろりときたけどな。 漫談も続けてほしいので、☆4つ。

  • 文は長いが、さらっと読める

    芸人さんの世界の話なので、知識のない私は初めの方はよく理解できませんでしたが、中盤になって分かるようになってきました。特に葬式のシーンは笑ってしまいました。通常なら大顰蹙を買いそうな場面ですが。 文は長いですが、さらっと読める一冊です。

  • うまくいかない話、でも元気はもらえます

    芸人さんって、いろいろ辛いことも多いんだろうなーと思います。 本書を読み進めていっても、芸事も、男との付き合いも、 うまくいかない事ばかり。 読んでてモヤモヤするのも、また確か。 でも、わずかだけどキラリと閃く瞬間が確かにあって、 心から「良かったね」と思えます。 そんな、不幸せと幸せのバランスが絶妙で、泣きそうになります。 良い小説でした。おすすめです。

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