作品情報
人の生を超える時間の流れを見据える五つの物語。
山口、奈良、長崎、北海道、徳島を舞台に、地域固有の継承を描く短編集。第172回直木三十五賞受賞作。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2024-09-26
- ページ数
- 272ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 19.1 x 13.2 x 2 cm
- ISBN-13
- 9784103362142
- ISBN-10
- 4103362146
- 価格
- 1760 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
第172回直木賞受賞! 数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に―ー。 徳島の海辺の小さな町で、なんとかウミガメの卵を孵化させ、自分ひとりの力で育てようとする、祖父と二人暮らしの中学生の女の子。年老いた父親のために隕石を拾った場所を偽ろうとする北海道の身重の女性。山口の見島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男。長崎の空き家で、膨大な量の謎の岩石やガラス製品を発見した若手公務員。都会から逃れ移住した奈良の山奥で、ニホンオオカミに「出会った」ウェブデザイナーの女性ーー。 人間の生をはるかに超える時の流れを見据えた、科学だけが気づかせてくれる大切な未来。『宙わたる教室』『月まで三キロ』『八月の銀の雪』の著者による、心揺さぶられる全五篇。
レビュー
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理科が苦手でも大丈夫です。面白いです。
この本を読まなかったら知らなかった事がいろいろあって面白かった(勉強になった)です。歴史に工芸、理科(地質、地理、生物、宇宙などなど)。『歴史?工芸?理科?、私にはちょっと。。』って思ってる人にもお勧めです。直木賞受賞おめでとうございます。
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トーチの灯りの如く、人々の思いが受け渡されてゆく描写に、胸がふるえました。
五つの短篇を収めています。 作品の舞台はそれぞれ違っていますが、その土地で暮らす人たちの姿が風景としっくり解け合っていて、それぞれの話にすっと入っていくことができました。五篇の舞台になっている場所は、次のとおりです。 ◆「夢化(ゆめば)けの島」‥‥‥山口県萩(はぎ)市の北西に位置する見島(みしま)。 ◆「狼犬(おおかみけん)ダイアリー」‥‥‥奈良県東吉野(ひがしよしの)村。 ◆「祈りの破片」‥‥‥長崎県彼杵(そのぎ)地方にある長与(ながよ)町。 ◆「星隕(ほしお)つ駅逓(えきてい)」‥‥ ‥北海道遠軽(えんがる)町。 ◆「藍(あい)を継(つ)ぐ海」‥‥‥徳島県阿須(あす)町姫ケ浦(ひめがうら)海岸。 それぞれに良かったですが、なかでも、松本清張風・謎解きの妙味のある「祈りの破片」と、浜辺から始まった話が悠久の循環風景へと行き着く「藍を継ぐ海」の二篇に、格別の読みごたえを感じました。
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良い本です
綺麗な状態で届きました!安価で購入出来て良かったてす!
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理科系センスのある小説
単におもしろいだけでなく、随所に理科系ならではの記述がある。
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都合良すぎな物語
面白味がなく途中で読むのをやめてしまいました。
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買ってよかった
受賞作家の作品が要領良くまとめられている。
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若い方にお勧め
人間の生き方を見つめる本
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久々に一気読み。
とても面白かったです。たまたま聴いたラジオに作家さんがゲスト出演されていて興味を持ちました。理系の切り口は説得力があって実の楽しい。