ここは夜の水のほとり
美大生たちの青春、喪失、芸術への関わりを玉川上水のほとりを舞台に描く連作短編集。受賞作は改題され収録された。
美大喪失青春
Work Information
死と芸術の気配が、若い時間の輪郭を曖昧にする。
受賞作「手さぐりの呼吸」は「森のかげから」と改題され、連作短編集に収録。古い家、アトリエ、玉川上水の並木道を背景に、歪で濃密な青春を描く。
Review Summaries
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読者からは、題材への切り込み方と人物の感情をすくう筆致が評価されている。一方で、静かな展開をじっくり読む作品として受け止められている。
Book Information
- Publisher
- 新潮社
- Published
- 2019-11-27
- Pages
- 208 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 13.2 x 1.7 x 19.1 cm
- ISBN-13
- 9784103529910
- ISBN-10
- 4103529911
- Price
- 1540 JPY
- Category
- 本/文学・評論
懸命に生きたはずの美大での日々。私たちは大切なものを失っただけだったの――? 生に無頓着なのに、死と隣り合わせだったあの頃。あなたと優しい幽霊、古い一軒家、アトリエ、そして玉川上水のほとりの並木道……。あまりにも完璧な、けれどもどこか曖昧な環境で、かけがえのない人さえ守りきれなかった私たちの、歪でつかみどころのない青春群像。受賞作を含む連作短篇集。