作品情報
右眼が映す三年前の光景が、事件の扉を開く。
事故で右眼の視力を失った尾崎冴子が、事故現場で三年前の出来事を見てしまったことから、未解決一家四人殺害事件の再捜査に踏み込む。新潮社の単行本として刊行され、のちに文庫化もされたデビュー作。
レビュー要約
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特殊設定の新鮮さと警察小説としての緊張感を評価する声が多い。一方で、序盤の入り口には少し距離を感じる読者もいる。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2023-03-29
- ページ数
- 368ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 19.1 x 13.2 x 2 cm
- ISBN-13
- 9784103549710
- ISBN-10
- 4103549718
- 価格
- 12 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
目の前に犯人がいるのに逮捕できない――大胆不敵な新警察小説、誕生 三年前のバイク事故で右眼を失明した警察官の尾崎冴子は、訪れた事故現場でその一部始終を目撃する。以来、尾崎の右眼は三年前の光景を映すようになった。それを知った署長の深澤は尾崎の信頼する弓削警部補と共に、未解決一家四人殺害事件の再捜査に乗り出すが――選考委員全会一致の第9回新潮ミステリー大賞受賞作。
レビュー
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いい盛り上がり
初めての作家さん。 サスペンスもいい盛り上がりで、面白かった。 2冊目以降も読みたい。
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面白いので安易な実写化はやめてほしい
デビュー作らしく、ところどころ安易なセリフ回しやかったるい描写が多いが、設定やドライブ感など長所はそれを補ってあまりあるほどある。まずはシリーズ第1作としては十分すぎるほどの及第点、というか確かに帯に書かれているように新人賞受賞作としてはかなり高いレベルであると思った。 例えば会話文「」と無線文〈〉が錯綜するところが読みづらいことや、ヘビーな主人公が時々セリフが女の子すぎること、サポートするベテラン刑事が途中からただのクセ無しお人よしになってしまうこと、など文章やキャラクター面でのブラッシュアップが次作でなされることを楽しみにしている。 なお、とても映像的に映えそうな作品であるのでいかにも実写化されそうだが、安易な深夜ドラマはやめて欲しいなあ。竹内結子のストロベリーナイトレベルのドラマ化じゃないと勿体ない。
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面白い!! 理由は、何と言っても文章力
これは面白い!! 読むスピードが決して速い方でない私だが、ほぼ一気読み。なぜ面白かったかを振り返るとそれもそのはず、これまでの映画や刑事ドラマで、面白いと思われたシーンがこれでもかと登場する! 一番の肝となる特殊設定によるシーン(犯行現場に、思考するする人が実際に登場して犯行の一部始終を目撃する。目の前を犯人が通り過ぎる!)も、最近のドラマでよく見かけるシーンだ。だが、それをコピペと思わせないのは卓越した文章力だ。すべてのシーンで、ディテールまでしっかりと書き上げ、完璧なリアリティあるシーンに書き上げている。捜査の過程で立ち寄るタトゥーの店の様子や、ラストのアクションシーンなど、一つとして書き飛ばしたような形跡のない抜群の描写力だ。これは相当な取材や推敲が必要で、苦しい作業だっただろうと推測される。特殊設定が興ざめという意見もあると思われる。これがなくても、十分出版に値する完成度だ。しかし、想像してみればたぶんそれだけでは「よくできました」で終わる。新人賞を取るには、あるいはシリーズとして読みたいと思わせるには、それ以上の「ケレンミ」が必要なのだろう。本作の一見荒唐無稽な「ケレンミ」について、大人が読んでも面白いと思うのは、やはり文章力だ。たぶん、中山七里も言っている通り、ストーリーは「テンプレ」の方が安心して楽しく読めるのだ。それを「テンプレ」と感じさせない、安っぽいと思わせないのが文章力だ。
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興味
面白いです。
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狐狩りなるほど!
面白かったです。 一気に読んでしまいました。
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読み応え
なかなか、読み応えがあり、早く読み終わりたくない。読書中。
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最初の方は微妙
事件が始まるまでは、説明がだらだら続き面白いとは思えなかったが事件が始まってからは引き込まれる程度には面白かった。 関係ない人物や話が多く感じたが、続編が出るのなら是非読みたいと思う。
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一気読みでした。
確かに新感覚の警察小説でした。 失明したはずの右目に、3年前の光景が見えるようになった冴子。この特殊能力に引きつけられながらも、深澤と弓削を交えた3人の小気味良いやり取りも印象的。こんな職場だったら仕事がさぞ楽しいだろうな、と憧れます。 特殊能力を使って「キツネ」にたどり着くまで。そしてそこからなかなか読むのをやめられない展開が待っています。 早く映画化されてほしいですね。
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