作品情報
言葉や愛の理論よりも、五感のせつなさを信じて生きる人々を描く長編です。
山田詠美による書き下ろし長編。マンハッタンで生きるヤスミンをめぐり、内面の声と周囲の人々の関係が交差します。感覚の鋭さを軸に、人が幸福を求めるあり方と、その背後にある痛みを見つめる作品です。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 1996-04-01
- ページ数
- 573ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784106006586
- ISBN-10
- 4106006588
- 価格
- 523 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
第24回(1996年) 泉鏡花文学賞受賞
レビュー
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貴方の人生を変える本
単行本発売時は、「貴方の人生を変える本」という見出しがあったと思う。文庫本で読み返して、見出しに偽りはないな、と改めて思いました。筆者の文章表現は多彩だ。基本的なテーマは、黒人↔白人に置きながらも、一編一編、幸せな気分で読み進めることが出来る。常に手元に置いて、何度でも読み返したい本だ。本が分厚いというご意見もあるようだが、一編、一編ストーリーが完結しているので、全て読まなくても、筆者の描く世界が、いかにすばらしいか、堪能出来るはず。とりあえず、手にとって多彩で充実した時間を体験して欲しい。
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新品の品なのに、折れがあります。
表紙が折れており、新品のはずが、このような感じです。
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いつまでも印象に残る本
分厚いなぁ・・・・というのが本を見たときの印象 読みきれるかなぁ・・・・というのが初めの感想でした。 長編が苦手な私でしたが、この本はそれを覆してくれました。 ヤスミンの自由さを楽しみながら、うらやましがりながら スラスラと読めたような気がします。 そして文中、とても印象的なことがいくつか・・・・ いや、いくつもちりばめられていて、 やっぱり山田詠美ってすごいと思うのです。 そしてラスト!とても印象的! ヤスミンは自由でよかった!と安堵した気がします。 いつまでもいつまでも、よい印象を残す本。 長編でも、また何度でも繰り返し読みたくなる本です。
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内容良かった❗
文庫本だとは気付かずに購入してしまいました😵 内容は一緒だけど。
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これ以降落ちているような
詠美さんの作品の良さは、アニマルロジックでピークだったのかも、 と思います。それ以降、あまり良い作品に 巡り合いません。 「ペイデイ」もまた然り。 退屈でしかなかった残念な一冊です。 アニマルロジックはすごく好きです。彼女は恋愛小説を 書きながらも、読み手に全く別なことを 教えてくれます。読めばきっと解ります
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読み始めは…
読み始めてすぐ、あぁこうゆうストーリー苦手かも…と思いましたが、読むにつれていつの間にかどっぷり引き込まれ今では大好きな一冊になりました。 正直好き嫌いがはっきりする作品だと思います。私は何度読んでも飽きませんが。 何か大きなメッセージがある、そんな一冊。
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人間の奥底の感情と普遍性を著者流に
色恋沙汰を書かせれば天下一品の著者の初期作品にしては本当に珍しい切り口の作品。 色恋沙汰よりむしろ下記に重きを置かれているように感じます。 「人としてどう生きるのか」 「人として何が一番大切なのか」 感動的な「あの」シーンは著者が心の奥底で 本当に大切にしている「あのこと」を教えてくれる。 いつもはぱーっと遊んでいるように見えて、大切にしている「あの事」。 長編です。 大作です。 ですが、手に取って読んでみて下さい。 山田詠美に対する見方が、少し変わるかもしれません。
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ヒトクセもフタクセも
最初読み始めたときは、これまで読んできたAMYの作品とちょっと違うな、と感じました。 それは第三者という生き物がヤスミンと彼女をとりまく人々を見ているからだと思います。 でも、やはりAMY!! 登場人物は主人公を始めとして、とってもcool&crazy. 「人種差別」についても深く書かれており、長編でしたがやっぱり面白く読めました。 私たちを取り巻く色々な差別についても考えさせられました。 終わりがとてもきれいに描かれています。
関連する文学賞
- 泉鏡花文学賞 第24回(1996年) ・受賞