作品情報
乱世を見通す知性と、果たされなかった志の悲劇が交差する。
中央公論社から刊行された歴史長篇。諸葛孔明の生涯を軸に、後漢末から三国への激動を人物群像として描く。
レビュー要約
-
史料への目配りと読みやすい物語性が両立している点が支持される。孔明を英雄譚だけに閉じ込めず、時代の制約ごと描く姿勢が評価される。
書籍情報
- 出版社
- 中央公論新社
- 発売日
- 1991-03-01
- ページ数
- 365ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784120020032
- ISBN-10
- 4120020037
- 価格
- 1 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
第26回(1992年) 吉川英治文学賞受賞
レビュー
-
良い
良い
-
諸葛孔明 上
ありがとうございました。 arimura
-
歴史の勉強にはいいけど
いつまで経っても面白くならなかった。
-
的外れなレビューは無視しましょう
そもそも古書の出品者に対する評価をここでするなどというのは意味不明もいいところで、早々に削除されるべきものです。 あと、文体が読みづらいというのは(個人的意見とはいえ)むしろ読んだ方の読解力不足を露呈しています。 三国志ものの古典吉川英治版を引き合いに出すほどでもなく、陳舜臣の文章はむしろ平易で読みやすいと言って良いでしょう。
-
きれいでした
文庫本なので 汚いと読みずらいとしんぱいしていましたが じゅうぶんきれいでした。 お買い得でした。
-
これといった印象なく
読み終わりました。 さらりと絵巻物を見たような…… あっさりと読めました。 描かれた人物に、これといって共鳴しなかったので、☆3つ。 興味ある方、どうぞ、お試しください。
-
もう買いません。
商品の評価(星の数や文章)よりも、かなり状態が悪く、特にヤケがひどい。
-
諸葛孔明(上)
東南の風を祈祷しなければ、北斗七星の旗を掲げた神軍も登場しない。そこには堅実な智謀により、乱世を収束させようとした孔明の姿があった。血に塗られた戦いのシーンは極力避けられ、立場や心情、綿密な時代背景の描写によりストーリーが展開していく。ここ一番の派手さはないが、孫権が奏案(テーブル)を切ったのも、孟獲が七度放たれたのも、孔明演出の出来レースだったという設定がおもしろい。 詭計よりも入念な地固め、行き届いた根回しによって策を展開する。気配りは天下一品、己を滅して和を重んじる反面、読者サービスなのか内なる感情を暴露する事も忘れない。妻が重要な役割を担っている点も、女性読者である私には嬉しい限りだった。 神格化された清廉潔白な孔明よりも、努力家で家庭のにおいも感じさせる孔明…陳舜臣の諸葛孔明は、今までに読んだどんな本よりも、私を満足させてくれた。 …何作か三国志作品を読まれた方には特にオススメの本です。
関連する文学賞
- 吉川英治文学賞 第26回(1992年) ・受賞