日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
喪服のランデヴー (ハヤカワ・ミステリ文庫 ウ 1-1)

マルティン・ベック賞

喪服のランデヴー (ハヤカワ・ミステリ文庫 ウ 1-1)

コーネル・ウールリッチ

『喪服のランデヴー』は、コーネル・ウールリッチの復讐と喪失をめぐるサスペンス。恋人を失った男が悲嘆を抱えたまま標的へ近づいていく物語で、ノワール的な宿命感と抒情が強く残る。

ノワール復讐喪失海外ミステリ

作品情報

喪失の痛みが復讐へ変わる、ウールリッチらしい暗い抒情のサスペンス。

早川書房のハヤカワ・ミステリ文庫で読めるウールリッチ作品。偶然の事故で恋人を失った男の復讐を軸に、愛と死、偶然と宿命が絡み合う。スウェーデンのマルティン・ベック賞に選ばれ、日本語圏でも海外ミステリの古典として読まれている。

レビュー要約

  • 読者からは、復讐譚としての強さだけでなく、悲嘆と幻想味を帯びた文章の美しさを評価する声が目立つ。陰鬱さを濃く感じる読者もいる。

書籍情報

出版社
早川書房
発売日
1976-04-01
ページ数
322ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784150706012
ISBN-10
4150706018
価格
128 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/英米文学

Amazonでコーネル ウールリッチ, 高橋 豊の喪服のランデヴー (ハヤカワ・ミステリ文庫 ウ 1-1)。アマゾンならポイント還元本が多数。コーネル ウールリッチ, 高橋 豊作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また喪服のランデヴー (ハヤカワ・ミステリ文庫 ウ 1-1)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。

レビュー

  • 哀しい人生

    昔NHKのテレビドラマを見てずっと原作を読みたいと思ってた。古本でも状態は良かった。内容は悲し過ぎるけど好きな小説です

  • トリックに誤り

    お話の内容はみなさんが書いているとおりです。切ない復讐劇でした。1点、トリックの大事な点(日付変更線)を作者が解釈を間違っているようです。「80日間世界一周」の方が正しいです。

  • あまりにも犯人が

    あまりにも犯人が切なさすぎる。まぁ、コーネル・ウールリッチの文章がうまいせいもあるが・・・・。なぜ、この本の新訳がでないのだろうか?他の名義の幻の女は出ているのに。ハヤカワさん是非とも新訳での刊行をお願いします!!

  • なんだかな

    「幻の女」と並び称される本作だが、うーん、そんなにいいか? まず設定が突拍子も無い。 この頃の、4〜5人乗りの飛行機だから、高度も低く窓も開いたのだろうけど、それでもなお、捨てた瓶が頭に当たって死ぬというのは、なかなか受け入れ難い。 その上、連続殺人だと気付いた後でも捜査が杜撰過ぎて納得できない。 それでも最後まで読ませるのはすごいと思うけど。

  • 切なすぎる殺人者

    恋人が亡くなったことを信じきれず、いつまでも待ちつづけるジョニー。ああ、切ない。 これ、いわゆる倒叙ものなのでしょうね。犯人が初めから分かっている形式。コロンボ形式。そういう場合、たいていは早く犯人がつかまるように探偵を応援するものですが・・・なんでしょう、この物語、犯人であるジョニーの復讐を応援してしまう。だってあまりにも彼の心が救われないから。 ラストもまた切なかったですが、あの終わり方で良かったと思います。

  • 「ドラマと原作を見比べて…」

    以前放送されたドラマを観て、期待をして原作を読ませて頂きました。原作の時代設定はかなり古いものでしたが、比較的違和感なく読むことが出来ました。ハードな復讐劇を楽しみたい方には少し物足りないかも知れません。しかしドラマの劇中でで疑問に思っていたことに対する答えは頂けたようにも思います。ドラマのDVD化はまだされていないのかな?もし機会があれば、原作と一緒に見比べてみてはいかがでしょうか。

  • 恋のすべてがここにある

    読んだことある?よく分からないが、「ジョニー・マー」に「はしばみ色の目」である。何の因果か。やはり読んだことあるんだろう。あまりにも心に残ってる単語なので。そして「子供のような顔」だ。ここに私の恋の全てがあったと言われても納得しちゃうね。 台風の目、低気圧の中心にいる恋の死神の人間を超えた魔力で、彼に向かって死に向かって疾走する人の心の高揚が痛いほど伝わる。 不幸な、と幸福な、が紙一重だった頃の幸せなストーリー。

  • 傑作

    傑作だと思う。「黒衣の花嫁」をそのまま書き直したのは作者に不満があったからではなかろうか。正直読んでいて不快になってくる部分もある。だがこの小説のラストは、「寒い国から帰って来たスパイ」のラストに近いくらい印象的だった。推理小説 サスペンスなどというジャンルを超えている作品だと思う。

関連する文学賞