暗闇にひと突き (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 10-2)
マット・スカダーが酒と過去を抱えながら事件に向き合うハードボイルド長編。都市の孤独と暴力を背景に、贖罪を求める探偵像が深く刻まれる。
作品情報
八百万の死にざまは、私立探偵を軸に人間の感情と時代の気配を描く作品です。
マット・スカダーが酒と過去を抱えながら事件に向き合うハードボイルド長編。都市の孤独と暴力を背景に、贖罪を求める探偵像が深く刻まれる。 受賞作として、同時代の読者に届いた問題意識と表現の特色を備えています。
レビュー要約
-
題材への切り込み方と余韻を評価する声がある一方、背景知識を求める読者には重く感じられる面もある。人物や状況の描写に作品の個性が表れている。
書籍情報
- 出版社
- 早川書房
- 発売日
- 1990-09-01
- ページ数
- 294ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784150774523
- ISBN-10
- 4150774528
- 価格
- 700 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究/外国文学研究/英米文学
Amazonでローレンス ブロック, 俊樹, 田口の暗闇にひと突き (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 10-2)。アマゾンならポイント還元本が多数。ローレンス ブロック, 俊樹, 田口作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また暗闇にひと突き (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 10-2)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。
レビュー
-
kindleをもっと
ローレンスブロックのスカダーものやケラーシリーズは大好きです。それらのkindleもお願いします。
-
犯罪の動機がちょっと・・・というシリーズ繋ぎ作
捕まった連続殺人犯が唯一やっていないと主張する殺人を主人公が捜査する様依頼され・・・というお話。 最後まで読んで、殺人の動機がやや弱い様に思えました。こんな理由で人を殺す事がありうるだろうか?という感じで納得できませんでした。その為、次作の傑作「八百万の死にざま」への繋ぎ作の様に思えました。解説で評論家の池上さんは犯罪の動機と主人公のスカダーの内面が呼応していて、充実した内容と書いてらっしゃいますが、私も考え様によってはそうかもとも思いますが・・・。酒を飲んだ後、記憶がなくなるという重要な場面もありますが。 この文庫が出た当時最新作だった「慈悲深い死」がファンの間で賛否両論だったそうで、酒がシリーズを担保していたのに主人公のマット・スカダーが酒を飲めなくなると、凡百の私立探偵小説と同じになると危惧されたそうで、私もそう思いましたが、その後復調して最高傑作とも言われた「墓場への切符」などで評価がまた上がったので、酒を飲めなくなってもシリーズを続けたのは正解だったかも。 本書に関して言えば、やはりシリーズの繋ぎ作だと思うのでここから読まない方がいいかも。出来ればシリーズ順で読んだ方がいい作品。繰り返しますがここから読まない様に。好きなシリーズなので褒められず残念。
-
普通?
ミステリーとして押さえるところは押さえている感はあるが、物語の進展、結末に至るまで少々退屈に感じた。主人公のキャラクターは共感できる部分を感じた。時間があれば、続編も読みたいといったところか。
-
この本は
この本は、随分前からポケミスや文庫本で何度も読みましたが、また買ってしまいました。 R・ブロックの本が もっとKindle本で読めるようになると良いのですが。
-
4作目
スカダーシリーズ4作目にして、一気に厚みをくわえた。 次作「八百万の死にざま」に向かって、頂点を目指すかのような内容にはスリルを覚える。 キャラの描出、そのやりとりのうまさ、状況の的確な演出、どれもいい。 プロットには関係ないが、死んだ愛犬の「バンディ」のエピソードを 使って、スカダーを描写するところなんか名人芸。 (別れた奥さんのアニタとの会話が尻すぼみになるところ、結婚生活が破綻したこと、依頼人にたてつくところ。少なくとも3方面に活用)
関連する文学賞
- シェイマス賞 第2回(1983年) ・受賞