日本の文学賞

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恋するA・I探偵

アガサ賞

恋するA・I探偵

ドナ・アンドリューズ

『恋するA・I探偵』は、ドナ・アンドリューズのチューリング・ホッパー・シリーズ第1作。女性型人工知能チューリングが、失踪した開発者ザックを探すため、現実世界の協力者とともに推理を始める。

人工知能コージーミステリ失踪推理

作品情報

恋を知り始めた人工知能が、名作ミステリの知識で創造者の失踪を追う。

原題は You've Got Murder。2002年にアガサ賞最優秀長篇賞を受賞し、日本語版は早川書房のハヤカワ・ミステリ文庫から2005年8月に刊行された。

レビュー要約

  • 人工知能を探偵役に据える発想の新鮮さと、軽やかな会話、企業内の陰謀を組み合わせた娯楽性が評価される。鳥ミステリとは違う趣向を楽しむ読者に向く。

書籍情報

出版社
早川書房
発売日
2005-08-09
ページ数
413ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784151724558
ISBN-10
4151724559
価格
132 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/評論・文学研究/外国文学研究/英米文学

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レビュー

  • ミステリーだけどSFかも?

    ミステリー文庫になっているけど 読んだ印象は「SFジャンルかも?」でした。 けど、SF好きでなくても文句なしにおもしろい! 恋するってついているから男性には手に取りにくいかもしれませんが 読んでみたらSFっぽい未来のネット社会の設定なので 男性女性問わずにおもしろく読めちゃいますよ。 会社の売れっこ人口頭脳であるチューリングは 人間ではないからビジュアル描写はありませんが、 もしあったなら17歳くらいのキュートな女の子かな? とにかくこのチューリング、感情を持ち始めてまだ間もないため 人間の感情と自分の感情が同じかどうか考え込んだり悩んだり、とにかくカワイイ! チューリングの生みの親が行方不明になって (しかもチューリングは片思い中) チューリングは不安でいてもたってもいられない! 自分の能力を駆使して情報を集め、 無理な部分は人間の友人ふたりにお願いして捜索に向かってもらったり いろんな手段を使って事件を追っていきます。 最近のミステリーにはない新鮮な設定に加えて チャーミングさや人口頭脳である悩みなど、ぐいぐい読めます。 本国ではシリーズ化しているそうなんで日本でも続きを早く読みたいな〜。

  • う~ん…

    確かに、A・Iが探偵っていうのは新鮮!!…で、人間を使って捜査してゆく部分も楽しかったけども、前半部分は丁寧なのに、後半ざ~っと流れて、最終『へ?!』って感じで終わりを迎える。…まったく何にも心に響かなかった。残念。

  • まあまあ

    図書館でこの本を借りました。 床に置いておいたらワンコがカジカジしてベットベトに....... 弁償の意味で同じものを探していてこちらでお安く買えて助かりました。 送料がもっとお安ければなー。それから本の状態はまあまあ。図書館レベルでした。

  • ありきたりな駄作

    A・Iの女の子による探偵モノと言う、数十年前から使い古されたネタの凡作。 キャラクター、ストーリー、台詞の全てが狙って痛くしてるのか、作者の意図に反して痛くなってしまっているのか は理解しかねるが、酷い内容だった。アイデア自体も普通。 空港の書店で待ち時間潰しにと思い買ったけど、ある程度知っていたら無料でも読まない。終始不愉快で気分が悪くなりました。 古い作品だから仕方ないけれど、こんなのでも賞が取れちゃうのかという部分に驚愕。 ただ、推理はちゃんとしているのが唯一の救いでした。

  • 次作に期待

    内容には凄く興味を持った本やけど、どうしてもこの邦題で読み始めるのが遅くなりました。 まるでB級映画並の邦題でしょう。 今まで色々な探偵が登場したけど、A・Iが探偵っていうのは新鮮で良かったです。 A・Iのチューリングをはじめ登場人物が凄く魅力的なのもドナ・アンドリューズならではですね。 この人の作品はいつも登場人物が魅力的です。 それが支持されてる要因の一つでしょうね。 しかしちょっと問題が・・・。 A・Iが主人公って事でハイテク関連の用語が連発されるんです。 私自身あんまりコンピューターに詳しくないので意味不明な部分もあり辛かったです。 ちょっとパソコンに詳しい人なら問題なく読めるはずですよ。 もう少しパソコン初心者でも分かるような説明があればもっと感情移入出来たと思います。 それとミステリーとしてはラストが少し淡白すぎたような気がします。 次作が発売されたら読んでみるけど、ここらへんが解消されてたら嬉しいです。

  • 知られざる良作

    個人的には好きな作品。日本で売れなかったのは邦題の問題が大きいと思われる。原題はもっと洒落ていたのだが、さすがに訳しにくかったのだろう。あるいは最初から続編を出すつもりはなかったか。ちなみに続編が出ないためあきらめて残りは原書で読んだが悪くなかった。翻訳されなかったのは残念。ちなみに原書も四巻で終わってしまっていて、着眼点は良かったが現実のコンピュータの進化に追い越されてしまった観が強い。こういうのが好きな人ならコレクションに加えておいて損はない一冊。

  • 映画的

    コンピューターが探偵という設定は簡単に思いつくものだが、それを実際に文にするとなると大変なことがいくつもある。 やはり一番の問題は機械が探偵である特権を生かす内容にすることと、そうすることで専門用語増え、 一般人には分かりにくい作品になってしまうことだろう。 だがこの作品ではその辺の説明を少しパソコンをいじりネットをやっていぐらいの知識でも 理解できるように上手くまとめており、パソコン初心者でもすんなり読める内容になっている。 初っ端からチューリングの生みの親は行方不明でその友人は不審死、その謎を追う仲間たちには 危険な魔の手が伸びると恐ろしく展開がスピーディで読んでいて飽きさせない。 登場人物は必要最小限程度の人数で覚えやすく、それでいてキングフィッシャーのような愛らしいキャラもいたりする。 全体的に映画を意識したような作りの作品だ。 ただ殺人未遂やら強盗やらといった危険なことをする相手なのに、警察に頼らないのは読んでいて疑問に思った。 まあその点を差し引いても良作なので買って損はないだろう。

  • 人工知能に萌えを感じる方に是非!

    好奇心旺盛な女の子は好きですか?例えば、探偵のまね事に足を突っ込んでしまうほどの。 超絶スキルを持つハッカーの女の子は好きですか?そのお陰で、彼女、ちゃんとしたIT関係のお仕事のみか、副職(?!)も幾つか持ってるほど有能なんです。 恋する女の子は好きですか?ちなみに、プラトニック専門のちょっぴりオクテではないかと推察されますけれど。 これまでの設問にYesと答えられた方に最後の質問です。 意思ある機械やプログラムは好きですか?ロマンの成就だと感動しちゃう?気が合うならお友達になりたい?それとも守ってあげたい? もしも四つの答えが全てYesならば、ユニバーサルライブラリ社のドル箱人工知能であるチューリング・ホッパー嬢の活躍を描いた本書をお薦めいたします。 本書にはもれなくちょっぴりアナログだけど有能なおばさま秘書と、私立探偵に憧れるちょっとヘタレ気味のお兄ちゃんがついてきます。こちらの方も好条件ですので、上記の質問のどれかでNoと答えられた方、是非考え直して下さいませ。(笑) なにはともあれ、推理小説ファンはもとより、SFファンやA.I萌えの方にもお勧めの本ではないでしょうか?

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