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密造人の娘〔新版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 マ 12-1)

アンソニー賞

密造人の娘〔新版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 マ 12-1)

マーガレット・マロン

『密造人の娘』は、マーガレット・マロンによる作品で、アンソニー賞の受賞作です。早川書房、2015.8の刊行情報が確認でき、作品の中心には登場人物の切実な経験や時代の空気が置かれています。

文学賞受賞作人物描写時代と記憶

作品情報

アンソニー賞で評価された、マーガレット・マロンの作品です。

『密造人の娘』は、マーガレット・マロンによる作品で、アンソニー賞の受賞作です。早川書房、2015.8の刊行情報が確認でき、作品の中心には登場人物の切実な経験や時代の空気が置かれています。

書籍情報

出版社
早川書房
発売日
2015-08-21
ページ数
448ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.6 x 15.7 cm
ISBN-13
9784151813016
ISBN-10
4151813012
価格
253 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

主要ミステリ賞、4賞受賞! 後ろ指を指されながらも凛として生きるヒロインの活躍。

レビュー

  • 人間くさいドラマ

    少し古いアメリカ南部の田舎の町の、群像ドラマの1話目、という雰囲気。 事件の追求と、主人公を取り巻く日常が半々くらいで、途中は少しもどかしかった。 登場人物が多すぎて、1作では関係を整理しきれないけど、 人間関係が濃厚で、登場人物がみんなとても人間臭い。 後味も、甘すぎず、苦すぎず、で悪くない。 本国では現在までに20作も出ているシリーズとのこと。ぜひ、続きを読みたいです。

  • ヴィク、キンジーとはまた違った魅力の女性です

    ヒロインのデボラは判事なので、厳密に言うと探偵ではないのですが、事件を解決していくという意味では半分探偵といってもいいでしょう。 ただし、ヴィクやキンジーと一番違うのは、デボラが大家族出身ということ。なんと12人兄弟の紅一点の末っ子!なので、作品中にはシリーズを通して、たくさんの兄・その妻、甥っ子姪っ子が出てきます。(私は簡単な家系図を書いて、関係を把握しました) デボラは訳者の言葉を借りると「すねに傷のひとつやふたつ持つ、清濁併せのむ現実的な大人の女性」。知的でかっこいいヒロインのミステリが読みたければ、イチオシのシリーズです。

  • 好感のもてる主人公

    90年代にあっても人種や女性、同性愛に対する根強い閉鎖的な見方がさなされるアメリカ南部(ノース・カロライナ州)が舞台。地方裁判所判事に立候補した女性弁護士が、選挙戦を戦いながらも、迷宮入りした殺人事件を追うというストーリーだ。 誰もが顔見知りで、地縁・血縁を大切にするファミリー感たっぶりのお国柄が色濃くでており、南部人気質(というのがあればだが)が良く分かる作品になっている。 事件への深い関与が主人公の選挙の足を引っ張ってしまうわけだが、正義感あふるる自立した女性として好感が持てる。事件の結末は予想がつくけれど、ご当地ミステリとして愉しませてもらった。 人物がやたらと多いのと、地元のドン的存在である主人公の父親の登場シーンが少ないのは、シリーズの第一作としては狙ったところかな。【MWA賞】

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