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ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上

マカヴィティ賞

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上

スティーグ・ラーソン

『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』は、スティーグ・ラーソンによるミステリ作品。謎と捜査を軸に、過去の秘密を重ねながら、受賞作としての個性を示している。

謎と捜査過去の秘密ミステリ

作品情報

『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』は、スティーグ・ラーソンの受賞歴を語るうえで重要なミステリ作品。

『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』は、スティーグ・ラーソンによるミステリ作品。謎と捜査を軸に、過去の秘密を重ねながら、受賞作としての個性を示している。 書誌識別子は図書として確認できる範囲で補完した。

書籍情報

出版社
早川書房
発売日
2008-12-11
ページ数
384ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784152089830
ISBN-10
4152089830
価格
1781 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/評論・文学研究/外国文学研究/ドイツ文学

月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露する記事を発表した。だが、名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れることになる。そんな彼の身元を大企業グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが密かに調べていた。背中にドラゴンのタトゥーを入れ、特異な風貌をした女性調査員リスベットの働きで、ヘンリックはミカエルが信頼に足る人物だと確信し、兄の孫娘ハリエットがおよそ40年前に失踪した事件の調査を彼に依頼する。ハリエットはヘンリックの一族が住む孤島で忽然と姿を消していた。ヘンリックは一族の誰かが殺したものと考えており、事件を解決すれば、ヴェンネルストレムを破滅させる証拠資料を渡すという。ミカエルは依頼を受諾し、困難な調査を開始する。 全世界で2100万部を突破、2008年度世界書籍売り上げランキング第2位! 世界中に旋風を巻き起こした驚異のミステリ3部作の第1部。 映画化され、ヨーロッパを中心に各国でナンバー1の大ヒット。

1954年スウェーデン北部生まれ。 スウェーデン通信でグラフィック・デザイナーとして20年間働き、英国の反ファシズムの雑誌『サーチライト』の編集に長く携わる。 1995年、人道主義的な政治雑誌『EXPO』を創刊し、やがて編集長を務めた。 日に60本もタバコを吸うヘビースモーカーで、仕事中毒でもあった。 パートナーである女性とともに2002年から〈ミレニアム・シリーズ〉の執筆に取りかかり、2004年のはじめに三冊の出版契約を結ぶ。 2005年、第1部『ドラゴン・タトゥーの女』が発売されるや、たちまちベストセラーの第1位になり、三部作合計で破格の部数を記録、社会現象を巻き起こした。 しかし、筆者のラーソンはその大成功を見ることなく、2004年11月、心筋梗塞で死去した。享年50。

レビュー

  • 緊張と恐怖がずっと続く本

    話題になっていると聞いて読んだ本。海外本は翻訳家によってかなり面白さも変わってくるが、 こちらはそんな心配もふっとぶくらいの恐怖のドキドキと緊張のドキドキが交互に襲ってくる 読みだしたら止まらない本でした。リスベットの魅力に引き込まれます!

  • 久しぶりのヒット

    なんとなしに購入してみたのですが、これが大当たり。 少し残忍な表現や性的な表現はありますが、社会派サスペンス小説という感じでよく仕上がっていると思います。 システム関係の仕事をしてますので、もう少し専門的な表現が欲しいところはありましたがそこは仕方ないかなとも思います。 ミレニアム2、3も購入してしまいました。

  • 出尽くした感が・・・それに残酷すぎです

    私の好きな俳優で映画になるということで 読んでみました。とにかく緻密で登場人物と 核心に至るまでが丁寧に描かれてます。 スウェーデンの名前に慣れていない私は 何度も付録の人物紹介を参照しながら 読みましたよ(フゥ〜) 聖書を元にした猟奇殺人はセブンとかもありましたし (それにしても聖書って本当にあんな一節あるのかな?) 一族のドロドロした話もよくありますし 舞台が北欧であると言うこと主人公がジャーナリストで なかなか魅力的な人物であり、相棒となるリスベットが それ以上に読者の心をとらえるキャラである為に 読み進められました。 ただ、娘を持つ親としましては被害女性達への 暴力や殺し方があまりに残虐で想像するにも 恐ろしかったです。「レッドドラゴン」などの トマスハリスのような猟奇殺人の作品が 人気がありますが、模倣する人が出たら本当に 恐いです。本書の殺人犯に対する対処が私には 納得できませんでした。それにここまで残虐にする必要は あるのかな?って。報道に対するミカエルの姿勢が 素晴らしいだけに不満が残ります。 彼女たちが気の毒すぎます。 ただ続きがあるようでリスベッタの活躍は 読んでみたいです。処女作と言うことですが その点は全く驚かされます。

  • 徐々に面白くなって

    最初に読み始めたときは、なんて退屈な話だろうと思った。スウェーデンの名前はやけに長くておぼえられないし。 宣伝にまたもやだまされたか、と。 しかし下巻に入る頃には一気にテンポアップ。話は加速しながら、思いがけない方向にどんどん進んでいく。 登場人物たちには不満がないわけではないが、圧倒されるストーリー展開には大満足。 そして、やはり北欧の不思議な感覚はとても新鮮。 上巻を読んでいてつまらなくても、あきらめずに読み続けることをお勧めします。

  • 北欧ミステリの水準の高さ

    大昔のマルティン・ベック・シリーズ(「笑う警官」とか)や、変化球のアーナス・ボーデルセン、ヘニング・マンケル、最近ではオーサ・ラーソン(あ、同じ苗字だ)など、北ヨーロッパのミステリには時々秀作が現われるので、今回も期待していましたが、予想以上でした。序盤が読んでいてやや辛い感じでしたが、途中からの引きこむ力には脱帽。上下巻まとめ買いして一気に読むことをお勧めします。第二部、第三部が待ち切れない反面、その先がないと思うと、早く読みたいような、読みたくないような、複雑な気持ちになりました。

  • 世評での絶賛ほどの傑作か?とは思うが、スウェーデンが舞台なのは良。

    その女性は、予期せぬ形で何気なく登場する。無口で取っつきがたく、短髪で痩せこけたハードロックのミュージシャンと1週間中乱痴気騒ぎを続けたような風体と評される彼女が、今作のタイトルロール。 09年の翻訳ミステリー界を席巻した感がある今シリーズ。あれよあれよと言う間に3部作計6冊が刊行、年末の各種ベストテンでもトップに位置付けされる事が多く、年が明けて、その映画化作品までが登場。 単行本でも、文庫本でも、新書版でもないその形状と質感が、かって超訳と名付けられたS・シェルダンの一連の読み物を思い出させ、触手が伸びなかったのだが、遅まきながら、「ドラゴン・タトゥーの女」とサブタイトルが付いた今作を読み始めた。 で、取りあえず第1部の前編を読み終えて感じた事は、こちらの予想と些か違う展開であったと言う事だ。 予想外だったのは、ユニークなキャラの女性主人公が、一向に本筋に絡んでこない事、そして、どちらかと言えば、スパイアクション風な情報小説との期待に反して、古典的なミステリーであった事。 それでも、読み通せたのは、社会悪を暴こうとして敗地にまみれたもうひとりの主人公であるジャーナリストの気概と反骨ぶりに感情移入出来たのと、彼がスウェーデンの片田舎の小島で起こった40年前の不可解で忌まわしい事件の真実究明に、疑心暗鬼になりながらも次第に奔走する姿に、かって読み明かした探偵小説の趣を感じたからだ。 正直、絶賛の嵐の世評ほどの傑作かな、とは思うが、スウェーデンが舞台のクライムノベルと言うと、マルティン・ペッグシリーズしか思い浮かばない者からすると、今シリーズが、果たしてそれを超える事が出来るのか、購入済みの後編へと読み進めたい。今後の展開への期待を込めて、★4つ。

  • 期待しすぎたか

    このミスで、面白そうだなと思い原作を読む前に映画を見に行きました。 リスベットがかっこいい!萌える!という評価が多かったのですが・・ う〜ん。 女の私からみてあまり魅力的でなかった。 役柄や設定はすっごい魅力的になりそうなのに。 個人的に顔や雰囲気があまり好きでない。 レオンの時のナタリーポートマンみたいな子がやったらぴったりな気がするんだけど。 ストーリーも映画というより、TVドラマを長くした感じ。日本で言えば2時間枠のワイド劇場みたいなかんじでしょうか。 きっと、映画の配役がいまいちだっただけで、原作はもっと面白いに違いない! と意気込んで読んだ本作。 確かに、映画よりは面白いのですが、なんだかな〜。 暗い。 原作のタイトルは「女を憎む男たち」らしいけど、まさにそんなかんじ。 女の私には読んでてやっぱり不愉快。 面白くないことは、ないんですよ。そこそこ面白いんですよ。 でも、ここまで絶賛されるほど、面白いんだろうか。 といいながら、第2部もたぶん読みます。リスベットの過去気になるもん。

  • 大絶賛に値するのか?

    あくまで個人的な評価ですので参考程度にご覧下さい。 【良かった点】 1:人物相関、登場人物達の経歴が緻密。 2:地理的、時間軸的設定が緻密。 【悪かった点】 1:描写がくどい。文自体は短く簡潔で読み易いが、必要以上の情報量にくたびれる。 2:登場人物達が平面的。個人的には一般に評価されるほど各人物の人間性が立体的とは思えない。 3:伏線が解りやすい。 4:ヒロイン像がいびつ。あたかも作者の理想像や憧れのような物を詰め込んだ壺のようで、振ればガチャガチャ音がする。一貫したイメージが湧きづらく、個人的には把握に苦しむ。 と言った様な事を感じました。謎解きの結末が気になるから読み続けられる作品だと思います。特に登場人物達の平面性にはがっかりしました。人間だれしもあるであろう多面性があまり感じられませんでした。 登場人物の中でも特に人気なリスベットですが、どうも作者自身の理想のあれこれが兎に角詰め込まれた人物、と言う印象です。人物が生きていると言うより、都合良く生かされていると言った方が彼女に合うのでは、と思いました。 そして描写のくどさにはうんざりしてしまいます。一人の人物の描写に一体何ページ使う気なのか、と不安に思いながら何とか消化しました。描写についてもう一つ挙げるなら、説明的です。まるで日誌のような部分もあった様に個人的には感じました。 とは言うものの、まだ上巻なので下巻に期待です。

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